目次
プロフェッショナルに聞くタイヤ選びの傾向と対策
=オートバックスの社内コンテスト上位店に潜入=
オートバックス社内で競われるタイヤ販売コンテストでは常に上位を獲得。さらにベストピットオブザイヤーは4連覇の栄冠に輝いている『スーパーオートバックス環七王子神谷』。安心してタイヤ交換を任せられる優良店舗だ。
「お客様の安心感や信頼を得るためにスタッフ一丸となって頑張っています。タイヤ売り場についても、見やすく選びやすいことを意識して、丹精込めて手作りのポップを作っています」と店長の鴨下大輔さん。
ネット販売と比べられがちな昨今だからこそ、リアル店舗でないと提供できないサービスに力が入る。そのひとつがユーザー目線に立った接客であるし、確かなアフターフォロー体制というわけだ。
「基本的には、純正と同等以上のタイヤをオススメしています。そうしないとクルマ本来の性能が失われてしまうこともありますから。例えば静かさだったり乗り心地だったりがスポイルされてしまう恐れがあることをお伝えしています」
背の高いミニバンには専用タイヤがオススメ
国産から輸入品まで幅広いラインアップを揃えるが、ブリヂストン、ダンロップ、ヨコハマの国産大手3メーカーの引き合いが圧倒的という環七王子神谷店。ブリヂストンはレグノとポテンザの指名買いが多く、ヨコハマはブルーアースシリーズ、ダンロップはル・マンⅤなどの中間グレードを選ぶユーザーが多いとか。
当然ながら目的や用途にあったタイヤ選びも肝心だ。例えばミニバンやワゴンに乗っているなら、専用タイヤを選ぶことで愛車の不満点を解消できることも。
「ハイトワゴンはカーブでのふらつきが気になりがち。ミニバン専用タイヤを履いて足元をしっかりとさせてあげれば安心感が高まります。価格と性能のバランスがいいミニバン用のブルーアースRV RV03をオススメすることが多いですね」と鴨下店長。
予算を抑えたいならPBタイヤという手も。国産なので安心して履ける
昨今は物価高騰の影響もあり、少しでもタイヤを長持ちさせたいとライフを気にするユーザーが増えているという。
「ご商談時には必ず現車確認をしているのですが、溝が残っていてもタイヤがひび割れしているケースも増えていますね。聞けば7〜8年使っていらっしゃるとか。ただ当時と比べてタイヤもかなり値上がりしていますから驚かれることも多いです」
そこで少しでも予算を抑えたいというひとにオススメしているのが、PB(プライベートブランド)タイヤ。『マックスラン・エフィシア』は国産だし性能も確かなので安心して履ける。このように幅広いニーズに応えられる充実のラインアップもオートバックスの強みといえるだろう。