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地方版図柄入りナンバープレートとは?
街中を走っていてイラストが描かれているナンバープレートを見かけたことがないだろうか? これには『全国版図柄入りナンバープレート』や『大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート』、『地方版図柄入りナンバープレート』などがあるが、いずれもナンバープレートに好きな4ケタの番号を反映させられる希望番号と同じようにオーナーが申し込むことで購入、取り付けることができるサ-ビスだ。
なかでも特に注目したいのが『地方版図柄入りナンバープレート』。地域限定のデザインはクルマに愛着が生まれることはもちろん、ドレスアップ効果や個性をアピールするツールとしても有効。もちろん地元の街おこしの一助にもなるなど、じわじわと広がっている注目のナンバープレートだ。
過去にはファン殺到のナンバープレートも登場
今回第四弾となるが、過去にも様々な地域で特色あるモチーフが図柄となったナンバープレートが追加されている。その地域だけでなく、全国的に人気の高い図柄があるのも、このサービスの魅力だ。


5月からは5地域で新たに対応
現在、全国の73地域で展開中だが、2025年5月からは新たに5地域加わって78地域に拡大する。住まいがこの地域に含まれていればアナタの愛車でも『地方版図柄入りナンバープレート』が選べるというワケだ。
■従来からの地方版図柄入りナンバープレート導入地域

そして新たに追加される(事前申し込み4月頃/交付5月頃)のが北海道運輸局管内の『十勝』、関東運輸局管内の『日光』、『江戸川』、北陸信越運輸局管内の『安曇野』、『南信州』となる。
■今回追加された地方版図柄入りナンバープレート導入地域


デザインはこれまで同様、それぞれの地域の魅力を象徴しているもので、十勝は「十勝の価値満載」、日光は「陽明門、しめ縄、尚仁沢湧水」、江戸川は「煌(きら)めく夜空と靡(なび)く金魚」、安曇野は「安曇野の風景」、南信州は「水引で表現した南信州の自然」。いずれも親しみの持てる優しい色合いや絵柄が採用されている。

十勝平野をモチーフに、管内18町村の名物や特産品などの特長を表現している。

世界遺産「日光の社寺」の日光東照宮「陽明門」と塩谷町の名水百選「尚仁沢湧水」が育んだ大地で栽培され、その稲で作られた塩谷町の伝統産業の「しめ縄」を描き、自然の恵みと深い歴史に育まれた豊かなまちを表現している。

「金魚」と「花火」をメインモチーフとし、「未来永劫と平和な暮らしへの願い」を込めて「青海波(せいがいは)」という和柄を使用している。

北アルプス・常念岳・有明山・犀川・パラグライダー・ ハーブ・レンゲツツジ・道祖神をモチーフとして組合せ、 雄大な北アルプスをはじめ豊かな自然、河川に恵まれた魅力いっぱいの安曇野地域を表現している。

地域の伝統工芸である水引をモチーフに、南アルプスの山並みや天竜川、太陽などが描かれている。
気になる購入方法は?
では実際に地方版図柄入りナンバープレートを愛車に装着するにはどうするか気になりますよね?
クルマを新たに購入する場合は販売店に依頼をすればOK。今乗っているクルマのナンバープレートと交換するのならば専用サイトから申し込むことが可能だ。もちろん、その際には愛着のあるナンバーを引き継ぐことができるので、安心して交換できる。

交付手数料については地域によって異なっており、普通車の場合で7380円~。これに寄付金(1000円以上)を加えると『フルカラー版』となり、寄付金が無い場合には『モノトーン版』となる。それぞれに“登録自動車(自家用)”用、“登録自動車(事業用)”用、“軽自動車(自家用)”用が用意されている。
まずは自分の地域のナンバーがあるかどうかを確認し、気に入ったら即申し込んでみよう。