日本でも人気だったジープ「チェロキー」、後継モデルは2025年内にも登場か!?

ジープ チェロキー 後継モデル 予想CG
ジープは現在、生産終了となった「チェロキー」後継モデルを開発中だが、その最終デザインが発覚した。ボディサイズは、コンパスとグランドチェロキーの間に位置すると予想されている。

「チェロキー」の名前は変更される可能性も

ジープ チェロキー 後継モデル 予想CG

チェロキーは、同ブランドのラインアップの中で最も古いモデルの1台だ。初代は1974年に登場、当初はフルサイズSUVだったが、1984年にコンパクトSUVになり、2013年にデビューした最新世代ではミッドサイズクロスオーバーへと進化している。 2017年末にデザイン変更され、2023年まで生産ラインに残っていたが、生産寿命の終わりに向けて売上が急落した。それ以来、新世代に関する情報は繰り返し登場してきたが、ごく最近になってプロトタイプが目撃されており、最終デザインも発覚した。

ジープ チェロキー 先代モデル

ステランティスは最近、この新しいモデルにはチェロキーという名前は復活しないと示唆した。このモデルはコンパスとグランドチェロキーの間に位置すると予想されている。

後継モデルは「ワゴニアS」とパネルを共有、より直立したリヤデザインが特徴だ。Nikita Chuicko/KOLESA RUから協力を得た予想CGでもワゴニアSと同様のボディプロポーション、ホイールアーチのアウトライン、ドアハンドル、ほぼ同じサイドウィンドウを備えている。

しかし、改良されたリヤクォーターウィンドウ、再形成されたDピラー、そして伝統的なSUVの直立したテールなど、違いも目立ってもいるようだ。フロントエンドでは、特徴的な7スロットグリルとヘッドライトを装備している。

後部ではスリムなテールライトがLEDライトバーで接続、リヤクォーターピラーやパネルなどがすべて新設計されている。

後継モデルは、現行のチェロキーよりもはるかに大きく、グランドチェロキーのフットプリントに近づいているようだ。ホイールベースはワゴニアSと同じ113インチ(2870 mm)で、全長は192.4インチ(4887 mm)を上回る可能性がある。

量産型では、ワゴニアSとリーコンの基盤となるアーキテクチャと同様の、ステランティス「STLAラージプラットフォーム」を採用することがすでにわかっている。しかし、これら2台とは異なり、チェロキーの後継車は、完全な電動バージョンが登場する前に、ハイブリッドと内燃エンジン(ICE)のオプションで発売されると予想されている。

ジープは公式デビュー日をまだ発表していないが、2026年モデルに合わせて2025年後半に登場する可能性が高いと予想されている。

チェロキーの後継車以外にも、ジープは新型モデルのラッシュを控えている。今後発売されるリーコンは、EVとICEの両方の構成で提供される予定で、2027年には次世代のコンパスとレネゲード、さらにグランドチェロキー、ワゴニア、 グランドワゴニアの改良新型が登場する予定となっている。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…