
初代アウトバックは1994年に全地形対応ステーションワゴンとして誕生、第6世代となる現行型は2021年から販売されている。スバルは2025年3月末をもって国内販売を終了すると発表し、2024年には日本市場最終モデルであるレガシィ アウトバック 10 th Anniversaryが公開された。

次期型のハイライトは、先代までのステーションワゴン型からボディが著しく高くなり、SUV型へと変貌することだろう。フロントエンドでは、長方形のグリルの両側に分割されたヘッドライトセットアップを装備、その内部には、おそらく方向指示器としても機能すると思われるデイタイムランニングライトと、少し低く比較的小さな長方形のブロックが配置され、メインライトはバンパーに内蔵される。
側面での注目は、隠微式のリヤピラーを備えた連続的なサイドウィンドウで、第3世代アウトバックを彷彿させる。また、四角いホイールアーチも個性的だ。
後部では、LED ストリップによって統合されたテールライトが、ウィンドウの真下に配置される。また、テールはより平らで角張った形になり、オーバーハングが長くなっていることから積載量の増加がうかがえる。
パワートレインは、改良版2.5L 水平対向4気筒ガソリンエンジン、2.5L 水平対向4気筒ガソリンターボエンジン、そして2.5Lのボクサーエンジンとデュアル電気モーターのストロングハイブリッド、S:HEVなどが予想され、効率性を向上させるはずだ。
ボディサイズはSUVになることで大型化され、全長4905mm、全幅1875mm、そして全高1705mmへと拡大することが予想される。
ティザーイメージではアウトバック・ウィルダネスの復活が示唆されている。現行モデルと同様に、フォレスターやクロストレック・ウィルダネスの精神を受け継ぎ、一般的な砂利道以上の走行性能を備えるモデルだ。オフロード向けのアップグレードは、最低地上高を高めるためのサスペンション、より分厚いオールテレーンタイヤ、そしてティザーで示唆されていたように、広々としたプラスチック製ボディクラッディングと調和する新しい銅色のエクステリアアクセントが採用されている。



