目次
マニュアル車(MT車)とは?
マニュアル車(MT車)とは、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンのギヤ段を手動で変えられるマニュアルトランスミッションを搭載した車両を指す言葉です。MT車とも書きますが、これはManual Transmissionの頭文字を使った表記です。現代はオートマチックミッションが進化したことで採用車種が減りましたが、それでもスポーツカーや一部のSUV、軽自動車、商用車などでマニュアル車を選べます。
- マニュアル車(MT車)の運転方法【基礎知識】
- マニュアル車(MT車)とオートマ車(AT車)の違い
- マニュアル車(MT車)の運転に必要な免許
マニュアル車(MT車)の運転方法【基礎知識】
エンジンが作り出した動力をトランスミッション~タイヤに伝える際に必要となるクラッチの接続・切断をドライバー自身が行う必要があります。運転席下部のペダルは3つあり、左からクラッチペダル、ブレーキペダル、アクセルペダルとなります(ABCペダルともいいます)。左端のクラッチペダルを踏むことでクラッチを切断し、シフトレバーを操作することでギヤ段を変えて(変速といいます)、クラッチペダルを離してクラッチを接続する一連の作業が必要になります。ギヤを上げるときも、下げるときも、変える度にこの作業を行います。
マニュアル車(MT車)とオートマ車(AT車)の違い
一般的なオートマ車(AT車)とマニュアル車の、車両としての構造はほぼ同一です。大きな違いは、AT車にはクラッチの接続・切断を自動的に行うオートマチックトランスミッションが備わっており、内部にはトルクコンバーターと呼ばれる流体クラッチが使われていることが多く、走行中に適切なギヤを自動で選んでくれます。またAT車には無段変速式のCVTや、奇数ギアと偶数ギヤで別々のトランスミッションを用いるDCTなどの技術を使ったモデルもあります。
マニュアル車(MT車)の運転に必要な免許
現在の普通自動車の運転免許証制度は、マニュアル車もオートマ車も運転できる限定なし免許と、オートマチック限定免許(オートマ免許、AT免許)がある。講習時または試験時にのる車はマニュアル車で、クラッチ操作を含めた技術を学び、そして審査されることでオールマイティな限定なしの普通自動車免許を取得できる。オートマチック限定免許を取得後にマニュアル車も運転できるようにするには、自動車運転教習所の限定解除教習を受講、運転免許証センターで限定解除の技能試験を受けて合格する必要がある。
マニュアル車(MT車)の魅力・メリット
ストレートか、コーナーか、傾斜はどれくらいか。走ることで異なっていく道の状況に合わせて最適なギヤを選択することで、快適な走りが楽しめるというメリットがある。一般道ではファミリーカーでもエンジンポテンシャルのすべてを引き出すと速度違反となってしまうが、トルクバンドを生かしたギヤチェンジを繰り返せば、非力な自動車でも加速感が楽しく感じられるし、ぐんぐんと坂道を登っていけるようになる。マニュアルトランスミッションは伝達効率が高いので、以前までは燃費が良いメリットもあったが、近年のオートマチックトランスミッション技術の向上により、燃費に関しては8段以上のギヤ数を持ち、きめ細やかなギヤ選択を行う最新のオートマ車のほうが上だ。
マニュアル車(MT車)おすすめ10選【トヨタ、スバルなど】
以下では、マニュアル車(MT車)おすすめ10車種を紹介します。特徴や価格などを比較しながら、自分に合った車選びの参考にしてください。
マニュアル車おすすめ1. マツダ ロードスター
ギネス記録にも載るライトウェイトオープンスポーツです。2.0Lエンジン搭載モデルが話題ですが、カタログモデルは500万円台、200台限定モデルは700万円台後半の価格が予定されています。
ロードスターは、1.5L仕様でも軽量ボディを活かしたフットワーク、とくにMTを選べば、ほかでは得られない人馬一体感のある走りの楽しさを享受できます。
1010kgの「S」は軽さを活かした走り、「レザーパッケージ」を選べばシートヒーターなども付いてきます。
メーカー | マツダ |
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車種 | ロードスター |
モデル・グレード | S |
年式 | 2025年1月 |
全長×全幅×全高 | 3915×1735×1235mm |
ホイールベース | 2310mm |
車両重量 | 1010kg |
サスペンション形式 | 前:ダブルウィッシュボーン式 後:マルチリンク式 |
エンジン型式 | P5-VP[RS] |
総排気量 | 1496cc |
内径×行程 | 74.5mm×85.8mm |
圧縮比 | 13.0 |
最高出力 | 136ps(100kW)/7000rpm |
最大トルク | 15.5kg・m(152N・m)/4500rpm |
燃料供給装置 | 筒内直接噴射(DI) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 40L |
WLTCモード燃費 | 16.8km/L |
新車価格 | 2,900,000円 |
中古車価格帯 | 333~343万円 |
カタログページ | マツダ ロードスター |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ2. トヨタ GR86
SUBARUと共同開発された小型FRスポーツです。
2024年夏の一部改良で、ダイレクト感のあるハンドリングと接地感の高い走りを獲得。
MT車は、エンジントルク制御が変更され、ダイレクトなレスポンスが得られるスロットル制御になり、限界域での扱いやすさを向上。サーキットでの走りに磨きを掛けています。
最上級の「RZ」は、デイタイムランニングライト付ヘッドライト、18インチアルミホイール、ウルトラスエード/本革シートなどが標準になります。
メーカー | トヨタ |
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車種 | GR86 |
モデル・グレード | RC |
年式 | 2024年8月 |
全長×全幅×全高 | 4265×1775×1310mm |
ホイールベース | 2575mm |
車両重量 | 1260kg |
サスペンション形式 | 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング 後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング |
エンジン型式 | FA24 |
総排気量 | 2387cc |
内径×行程 | 94.0mm×86.0mm |
圧縮比 | ー |
最高出力 | 235ps(173kW)/7000rpm |
最大トルク | 25.5kg・m(250N・m)/3700rpm |
燃料供給装置 | 筒内直接+ポート燃料噴射装置(D-4S) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 50L |
WLTCモード燃費 | 12km/L |
新車価格 | 2,940,000円 |
中古車価格帯 | 269~470万円 |
カタログページ | トヨタ GR86 |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ3. スバル BRZ
2024年夏に一部改良を受け、レースからのノウハウを注ぎ込んだMT車専用「SPORTモード」が新たに用意されました。全域でエンジンレスポンスが高まり、アクセルのコントロール性もアップ。
「STI Sport」をのぞき、ダンパーの減衰力特性を変更し、電動パワーステアリングのアシスト特性を最適化(全車)に鋭いハンドリングと乗り心地の良さを両立しています。
「STI Sport」は専用ダンパーやブレンボ製フロントベンチレーテッドディスクなどが標準になります。
メーカー | スバル |
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車種 | BRZ |
モデル・グレード | R |
年式 | 2024年7月 |
全長×全幅×全高 | 4265×1775×1310mm |
ホイールベース | 2575mm |
車両重量 | 1260kg |
サスペンション形式 | 前:ストラット式独立懸架 後:ダブルウィッシュボーン式独立懸架 |
エンジン型式 | FA24 |
総排気量 | 2387cc |
内径×行程 | 94.0mm×86.0mm |
圧縮比 | 12.5 |
最高出力 | 235ps(173kW)/7000rpm |
最大トルク | 25.5kg・m(250N・m)/3700rpm |
燃料供給装置 | 筒内直接+ポート燃料噴射装置(D-4S) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 50L |
WLTCモード燃費 | 12km/L |
新車価格 | 3,320,000円 |
中古車価格帯 | 284~580万円 |
カタログページ | スバル BRZ |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ4. トヨタ GRヤリス
Bセグメントの3ドアスポーツハッチバックです。レース参戦のためのホモロゲーションモデルであるのと同時に、世界ラリー選手権などからのフィードバックがされています。
2024年1月に一部改良を受け、最高出力が272PSから304PSに、最大トルクも370N・mから400N・mに引き上げられました。
ノーマル、スポーツ、エコ、サーキットの走行モードを設定し、MTは減速時に自動で回転を合わせる「iMT」で、スイッチ操作でオン、オフが可能になっています。
メーカー | トヨタ |
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車種 | GRヤリス |
モデル・グレード | RC |
年式 | 2024年4月 |
全長×全幅×全高 | 3995×1805×1455mm |
ホイールベース | 2560mm |
車両重量 | 1240kg |
サスペンション形式 | 前:ストラット式コイルスプリング 後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング |
エンジン型式 | G16E-GTS |
総排気量 | 1618cc |
内径×行程 | 87.5mm×89.7mm |
圧縮比 | ー |
最高出力 | 304ps(224kW)/6500rpm |
最大トルク | 40.8kg・m(400N・m)/3250〜4600rpm |
燃料供給装置 | 筒内直接+ポート燃料噴射装置(D-4ST) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 50L |
WLTCモード燃費 | 12.4km/L |
新車価格 | 3,490,000円 |
中古車価格帯 | 385~1038万円 |
カタログページ | トヨタ GRヤリス |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ5. トヨタ GRカローラ
カローラスポーツをベースとしたCセグメントハッチバックのスポーツモデルです。
5ドアの乗降性に加えて、後席も広く、ファミリーユースにも対応。荷室容量は通常時213Lと同クラスではかなり狭いものの、後席を前倒しすれば650Lという広大なスペースを確保できます。
2025年1月の一部改良で、サスペンションやブレーキの改良のほか、「SPORT Package」をオプション設定し、専用セミバケットシートやウルトラスエード巻きシフトノブなどを装着できます。
メーカー | トヨタ |
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車種 | GRカローラ |
モデル・グレード | RZ |
年式 | 2025年3月 |
全長×全幅×全高 | 4410×1850×1480mm |
ホイールベース | 2640mm |
車両重量 | 1480kg |
サスペンション形式 | 前:ストラット式コイルスプリング 後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング |
エンジン型式 | G16E-GTS |
総排気量 | 1618cc |
内径×行程 | 87.5mm×89.7mm |
圧縮比 | ー |
最高出力 | 304ps(224kW)/6500rpm |
最大トルク | 40.8kg・m(400N・m)/3250〜4600rpm |
燃料供給装置 | 筒内直接+ポート燃料噴射装置(D-4ST) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 50L |
WLTCモード燃費 | 12.4km/L |
新車価格 | 5,680,000円 |
中古車価格帯 | ー |
カタログページ | トヨタ GRカローラ |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ6. ホンダ シビック RS
大人4人でもゆったり座れるミドルサイズのハッチバックです。
2024年9月の一部改良時に追加された「RS」は、1.5Lガソリンターボを搭載。スムーズな減速操作をサポートする回転合わせの「レブマッチシステム」をはじめ、慣性モーメントを30%低減したシングルマス軽量フライホイールにより素早い回転落ちも実現しています。
ボディの揺れを抑える専用サスペンション、「RS」専用大径ブレーキなどにより走りを強化。実用性を備えた貴重なスポーツハッチです。
メーカー | ホンダ |
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車種 | シビック RS |
モデル・グレード | RS |
年式 | 2025年1月 |
全長×全幅×全高 | 4560×1800×1410mm |
ホイールベース | 2735mm |
車両重量 | 1350kg |
サスペンション形式 | 前:マクファーソン式 後:マルチリンク式 |
エンジン型式 | L15C |
総排気量 | 1496cc |
内径×行程 | 73.0mm×89.4mm |
圧縮比 | 10.3 |
最高出力 | 182ps(134kW)/6000rpm |
最大トルク | 24.5kg・m(240N・m)/1700〜4500rpm |
燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 47L |
WLTCモード燃費 | 15.3km/L |
新車価格 | 4,400,000円 |
中古車価格帯 | 355~735万円 |
カタログページ | ホンダ シビック RS |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ7. ホンダ シビック タイプR
ドイツ・ニュルブルクリンクでFF最速の座に輝くなど、速さと4人乗車を可能とするCセグメントハッチです。
2025年1月にウルトラスエードダッシュボード/フロントドアライニング、Honda TYPE Rフロントシートなどを備えた特別なインテリアパッケージ「RACING BLACK Package」を発売。
330PS/420Nmを誇る2.0Lターボエンジンは、エンジン回転数を自動調整するレブマッチシステムを備える6MTとの組み合わせもあり、極上のシフトフィールを実現しています。
メーカー | ホンダ |
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車種 | シビック タイプR |
モデル・グレード | タイプR レーシングブラックパッケージ |
年式 | 2025年1月 |
全長×全幅×全高 | 4595×1890×1405mm |
ホイールベース | 2735mm |
車両重量 | 1430kg |
サスペンション形式 | 前:マクファーソン式 後:マルチリンク式 |
エンジン型式 | K20C |
総排気量 | 1995cc |
内径×行程 | 86.0mm×85.9mm |
圧縮比 | 9.8 |
最高出力 | 330ps(243kW)/6500rpm |
最大トルク | 42.8kg・m(420N・m)/2600〜4000rpm |
燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 47L |
WLTCモード燃費 | 12.5km/L |
新車価格 | 6,000,000円 |
中古車価格帯 | 355~735万円 |
カタログページ | ホンダ シビック タイプR |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ8. スズキ ジムニーシエラ
日本が誇るコンパクトなクロカン4WDです。5ドアのノマドは注文が殺到し、発売から5日で受注停止になりましたが、3ドアのシエラはオーダーを受け付けています。
5速MTはシフトストロークが長めで、クラッチがつながるポイントが手前側で少し慣れが必要ですが、エンジン縦置き、FRベースならではの走りを堪能できます。
1.5Lエンジンは102PS/130Nmというスペックで、64PS/96Nmのジムニーよりも余力があり、発進や加速時にその差を実感できます。
メーカー | スズキ |
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車種 | ジムニーシエラ |
モデル・グレード | JL |
年式 | 2024年4月 |
全長×全幅×全高 | 3550×1645×1730mm |
ホイールベース | 2250mm |
車両重量 | 1080kg |
サスペンション形式 | 前:3リンクリジッドアクスル式コイルスプリング 後:3リンクリジッドアクスル式コイルスプリング |
エンジン型式 | K15B |
総排気量 | 1460cc |
内径×行程 | 74.0mm×84.9mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 102ps(75kW)/6000rpm |
最大トルク | 13.3kg・m(130N・m)/4000rpm |
燃料供給装置 | EPI(電子制御燃料噴射装置) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク容量 | 40L |
WLTCモード燃費 | 15.4km/L |
新車価格 | 1,960,000円 |
中古車価格帯 | 218~598万円 |
カタログページ | スズキ ジムニーシエラ |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ9. ホンダ N-ONE
軽自動車のMTは、商用車やスポーツカーが大半で、乗用のハイトワゴンではスズキ・ワゴンRとともに貴重な存在です。
N-ONEのMTは、軽スポーツのS660譲りで、FF車のターボエンジンに6MTが組み合わせるのは軽では初です。インパネシフトのMTは、カチッとした手応えとショートストロークで、スポーツカーのようなフィーリングを堪能できます。
大人4人がゆったり座れる居住性、後席座面を跳ね上げて固定できる多彩なシートアレンジなども美点です。
メーカー | ホンダ |
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車種 | N-ONE |
モデル・グレード | RS |
年式 | 2024年7月 |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1545mm |
ホイールベース | 2520mm |
車両重量 | 840kg |
サスペンション形式 | 前:マクファーソン式 後:車軸式 |
エンジン型式 | S07B |
総排気量 | 658cc |
内径×行程 | 60.0mm×77.6mm |
圧縮比 | 9.8 |
最高出力 | 64ps(47kW)/6000rpm |
最大トルク | 10.6kg・m(104N・m)/2600rpm |
燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク容量 | 27L |
WLTCモード燃費 | 21.6km/L |
新車価格 | 2,160,000円 |
中古車価格帯 | 107~257万円 |
カタログページ | ホンダ N-ONE |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車おすすめ10. スズキ スイフトスポーツ
現行型の最終仕様「ZC33S Final Edition」が、2025年3月19日に発売されます。2025年3月から同年11月までの期間限定生産で、在庫がなくなり次第販売終了。
グロスブラック塗装のグリルやアルミホイール、専用意匠のブレーキキャリパーやグロスシルバーの専用ステアリングガーニッシュなどによりレーシーなムードを放っています。
1.4Lターボは、970kgの軽量ボディを軽々と加速させ、引き締まった足まわりなどスポーツハッチにふさわしい走りが魅力です。
メーカー | スズキ |
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車種 | スイフトスポーツ |
モデル・グレード | ベースグレード |
年式 | 2023年11月 |
全長×全幅×全高 | 3890×1735×1500mm |
ホイールベース | 2450mm |
車両重量 | 970kg |
サスペンション形式 | 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング 後:トーションビーム式コイルスプリング |
エンジン型式 | K14C |
総排気量 | 1371cc |
内径×行程 | 73.0mm×81.9mm |
圧縮比 | 9.9 |
最高出力 | 140ps(103kW)/5500rpm |
最大トルク | 23.4kg・m(230N・m)/2500〜3500rpm |
燃料供給装置 | EPI(電子制御燃料噴射装置) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 37L |
WLTCモード燃費 | 17.6km/L |
新車価格 | 2,160,000円 |
中古車価格帯 | 125~368万円 |
カタログページ | スズキ スイフトスポーツ |
※モデル・グレードは一例です
マニュアル車(MT車)おすすめ車種の価格比較一覧表
車種 | モデル・グレード | 新車価格 |
---|---|---|
マツダ ロードスター | S | 2,900,000円 |
トヨタ GR86 | RC | 2,940,000円 |
スバル BRZ | R | 3,320,000円 |
トヨタ GRヤリス | RC | 3,490,000円 |
トヨタ GRカローラ | RZ | 5,680,000円 |
ホンダ シビック RS | RS | 4,400,000円 |
ホンダ シビック タイプR | タイプR レーシングブラックパッケージ | 6,000,000円 |
スズキ ジムニーシエラ | JL | 1,960,000円 |
ホンダ N-ONE | RS | 2,160,000円 |
スズキ スイフトスポーツ | ベースグレード | 2,160,000円 |
【Q&A】マニュアル車(MT車)について多い質問
以下では、マニュアル車(MT車)について多い質問・疑問に回答します。
- 軽自動車にもマニュアルで運転できる車種はある?
- 運転初心者でも最初の1台にマニュアル車を選んで大丈夫?
- マニュアル車を選んで後悔しないよう事前に知っておくべきことは?
Q. 軽自動車にもマニュアルで運転できる車種はある?
ある。スポーツカーカテゴリにおいて考えると、一般道で1~4速が使える軽マニュアル車は、ギヤチェンジの快楽をもっとも濃厚に味わえる。また軽トラックや軽バンといった商用車も入れれば、軽自動車のほうがマニュアルで運転できる車両が多いかもしれない。自動車を道具として捉えると、コストを下げやすいマニュアルミッションのメリットが目立ってくるからだ。
Q. 運転初心者でも最初の1台にマニュアル車を選んで大丈夫?
免許を取得する際にマニュアルミッションの操作を学ぶから問題ない…といいたいが、坂道が多い地域に住んでいる人にはおすすめできない。なんといっても上り坂での坂道発進が鬼門だ。ブレーキペダルからアクセルペダルに右足を踏み変えたときに後ろに下がりがちで、慣れていないとかなり焦ってしまうだろう。最近のモデルには、それを防止するヒルホールドの機能が付いているタイプもある。
Q. マニュアル車を選んで後悔しないよう事前に知っておくべきことは?
何をもってマニュアル車を求めるのか自問自答しよう。もしギヤの選択を自由に行いたいというなら、マニュアルモードを備えたオートマ車に試乗してみよう。クラッチ操作が不要でシフトレバーないしはパドルシフトでギヤチェンジできるため、純粋なマニュアル車よりもスムースに走れるというメリットがある。
マニュアル車(MT車)は口コミ・レビューも参考に購入しよう
EV車全盛時代となったら絶滅するといわれているマニュアル車。乗るなら、新車がまだ作られている今が最後のチャンスといえるかもしれない。自分にとってピッタリのマニュアル車と出会えるように、間違いのないマニュアル車に乗れるように、ネットやSNS上の口コミやレビューも参考にして購入しよう。