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Vol.23|グローブボックス/センタースピーカー
さて、今号はグローブボックスとセンタースピーカーの組み立てです。グローブボックスには起毛加工が施されていて、かなりモコモコ。あれ、NSXのグローブボックスってこんなだったかな? と確認してみたら、実物はアルカンターラ仕上げでした。アルカンターラというには起毛具合が強すぎのような気もしますが、この心意気は買いたいと思います。
今回はオープナーのノブをはめるだけでグローブボックスの組み立ては完了。あとはセンタースピーカーをインパネに3つのビスで固定します。ちなみに、グローブボックスの袋のなかに5mmくらいのチューブが入っていたのですが、説明書ではこれには一切触れませんでした。どうやらパーツの切れ端が混入していたようです……(それにしてはなかなかな存在感でしたが)。
Vol.24|グローブボックス続き
23号で作成したのはグローブボックスの蓋の部分で、今回は中身(中身という言いかたが正しいのかは疑問)です。グローブボックスの内側も起毛加工が施されていてるのがすごいです。まず最初に「スイッチボックス」と書いてある小さなパーツを横の穴にはめ込みます。これはナニかなと思ったら、なんとETCユニットでした。
さらにすぐ横にあるUSBジャックとトランクオープンキャンセルスイッチ(クルマを預けるときに盗難防止で使います)まで再現! ETCの文字まで書いてあり、かなりリアルなのがうれしいですね。23号で作った蓋を差し込んだら、インパネにグローブボックスを装着して裏からビスで固定します。
今号のAll about NSX|インテグレーテッド・ダイナミクス・システム
マガジンでは、毎号NSXの特徴を紹介していますが、23号ではインテグレーテッド・ダイナミクス・システム、つまりドライブモードについてです。最近のスーパースポーツカーは走るステージに応じてサスペンションやトランスミッション、エンジンのレスポンスなどを切り替えられる機能が付いていることが多いのですが、NSXの場合はEV走行を優先する「QUIET」モードからサーキットを想定した「TRACK」まで4種類のモードが用意されています。
個人的にうれしいのは「QUIET」モード。というのもやはりこの手のクルマはエンジン音が大きいので、住宅地ではEVで走れるというのが本当に助かります。仕事柄、色んなスーパースポーツカーに乗る機会が多いのですが、朝や夜の住宅地では心の中で「ほんっとすみません」と呟きながら走ってます。でも、NSXのときはモーターで無音で走れたのには感動しました。これはハイブリッドのスーパースポーツカーの大きなメリットだと思います。