DAIHATSU FELLOW MAX HT GL | いつだって全開!! サブロク倶楽部 ダイハツ・フェローマックスHT GL

毎月掲載しているホットなサブロクを紹介しているコーナー!!

長らくフロンテクーペでレースを続け、その間にサブロクが何台もたまった。興味があるのは2ストエンジン車だけで仕上げに入手したマックスで苦労した。

ガラスがなくて2年も探した!

2ストエンジンのサブロクを集める

若い頃からクルマが大好きで、千葉に住んでいるため近くにある筑波サーキットに通うことになったオーナー。現在68歳で筑波サーキットへ初めて行ったのが19歳だから、今から50年近く前のこと。若かったから選んだのはフロンテクーペで、RRの走りを存分に楽しんだ。

就職してからもクルマ趣味は止まらず、好きすぎて独立すると中古車屋を始めてしまった。だから何台もクルマを乗り換えてきたが28年前にフェローマックスのレーサーを製作する。これでサブロクに復帰すると、戦闘力の高いフロンテクーペをもう一度手に入れた。このクーペで今までサーキット通いを続けてきたのだ。

その間にスバル360も増車して2ストエンジンのサブロクをすべて集めようと考えた。そこで8年前に手に入れたのがフェローマックスのハードトップだった。けれど前後のガラスが欠品していた。ガラスを探す間にフロンテ71Wまで手に入れ夢に近づく。結局ガラスは2年かけて探し出すことになった。

フェローマックス・マメ知識

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ハイゼットの2スト2気筒を水冷化して縦置きFRとした初代フェローに続き、70年にフルモデルチェンジしたのが2代目フェローマックス。駆動方式をFFに変更。パワーウォーズに対応してツインキャブ40psモデルも追加。71年のマイチェン後にはハードトップも追加され、ツインキャブ車は前輪ディスクブレーキまで装着。75年の黄色ナンバー後まで作られ76年にマックスクォーレに変身

SUSPENSION

FRONT
4.5J-10+145SR10

合わせホイールだからドラムを変えてRSワタナベを履いた。P.C.D.はホンダと同じだからホイールが選べる
実測100mm!
コイルの色が違うがダンパーともども純正らしい。なので間隔は広め
REAR
4.5J-10+145SR10

ワタナベはマグだから削れるのが怖い。フェンダーは言われないと気づかない程度にワイド化してある
実測45mm!
おそらく下がっているリヤの車高。フェンダーのマジックも効いて程よい

ENGINE

ノーマル
イジりたくても部品がないからノーマルのまま。ZM型エンジンはシングルキャブだと31psを発生
振れ止め!
エンジンに振れ止めのステーがつく。点火時期調整マークのステッカーがレア
作業性!
オルターネーターの調整が非常にやりやすい親切設計なのだ
強化!
点火コイルは純正からMSDに変更してスパークを強化した
スペア!
ジャッキやスペアタイヤはエンジンルームに収納。スペアは外した
ゴツイ!
ラジエーターから直結しているヒーターユニット。エアクリに夏冬レバー
MAX!
オイルタンクのキャップにMAXOILの文字入り。手前はウォッシャー
このダイハツ・フェローマックスHT GLの記事は、令和に残るクルマ改造雑誌『G-ワークス』(毎月21日発売)2022年5月号に掲載されているものです。
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