2026年3月の普通・軽自動車販売台数トップ10

| 順位 | 種別 | メーカー・モデル | 販売台数 | 前年比 |
| 1位 | 軽自動車 | ホンダ・N-BOX | 21,342台 | 90.3% |
| 2位 | 軽自動車 | スズキ・スペーシア | 16,039台 | 97.40% |
| 3位 | 軽自動車 | ダイハツ・ムーヴ | 14,690台 | 153.4% |
| 4位 | 軽自動車 | ダイハツ・タント | 14,393台 | 119.8% |
| 5位 | 普通自動車 | トヨタ・ヤリス | 13,607台 | 82.6% |
| 6位 | 普通自動車 | トヨタ・カローラ | 12,835台 | 78.5% |
| 7位 | 軽自動車 | 日産・ルークス | 11,768台 | 140.8% |
| 8位 | 普通自動車 | トヨタ・シエンタ | 11,674台 | 92.3% |
| 9位 | 普通自動車 | ホンダ・フリード | 10,932台 | 98.4% |
| 10位 | 普通自動車 | トヨタ・ライズ | 10,646台 | 143.9% |
上位4位までを軽自動車勢が占め、実用性重視の傾向が鮮明に
首位のホンダ・N-BOXは、2月の18,507台から販売台数を大きく伸ばし、3月は21,342台を記録した。前年比では90.3%となったものの、軽自動車市場における圧倒的な存在感は引き続き健在だ。
2位のスズキ・スペーシア、3位のダイハツ・ムーヴも上位を維持した。なかでもムーヴは前年比153.4%と大きく伸びており、販売面で強い勢いを見せている。
4位のダイハツ・タントも前年比119.8%と前年を上回った。上位4車種はいずれも軽ハイトワゴン系モデルであり、乗り降りのしやすさや室内空間の広さ、日常使いでの扱いやすさが引き続き重視されていることがうかがえる。
また、7位の日産・ルークスも11,768台を販売し、前年比140.8%と大幅に増加した。2月に続き、好調な販売が続いている。
ヤリスが普通車最上位!軽勢に続く形で存在感
普通自動車では、トヨタ・ヤリスが13,607台を販売し、5位で最上位となった。前月からは順位をひとつ下げたものの、販売台数自体は増えており、引き続き高い支持を集めている。
6位にはトヨタ・カローラ、8位にはトヨタ・シエンタが入り、普通車部門でもトヨタ勢の強さが目立った。ただし、カローラの前年比は78.5%となっており、前年実績との比較ではやや伸び悩む結果となっている。
また、9位にはホンダ・フリード、10位にはトヨタ・ライズが入った。コンパクトミニバンや小型SUVといった、取り回しや使い勝手に優れた普通車が引き続き支持を集めていることがうかがえる。
なかでもライズは前年比143.9%と大きく伸ばしており、コンパクトSUVとしての需要の強さを示した。一方で、ヤリスやカローラなど一部の主力車種では前年比が前年を下回っており、普通車市場のなかでも車種ごとに明暗が分かれる結果となった。
軽中心の構図は継続、普通車は用途別で支持
2026年3月の販売動向を見ると、軽自動車、とくにハイトワゴン系モデルが市場の中心を担う構図は引き続き変わっていない。
2月と比べてもトップ10の顔ぶれに大きな変化はなく、多くの車種で販売台数が増加した。なかでも軽自動車勢は全体的に台数を伸ばしており、年度末にかけた需要の高まりが影響した可能性もある。
一方、普通車ではコンパクトカーやミニバン、小型SUVといった、用途に応じて選びやすい実用車が上位に入った。軽自動車が日常使いの中心を担う一方で、普通車はより多様なニーズに応えるかたちで支持を集めている様子がうかがえる。
今後も販売の軸は軽自動車が担っていくとみられるが、そのなかで普通車がどの分野で存在感を高めていくのか、引き続き市場の動向が注目される。