シャーシの剛性感や乗り心地は、日本車にとって脅威!?
トップバッターはEV(電気自動車)の「ATTO3(アット・スリー)」。「BYDなんていうメーカーは聞いたこともない!」なんて人も多いと思うけど、何を隠そうその上陸が「黒船到来」とも言われている中国の自動車メーカーだ。
中国のクルマなんて本当に大丈夫? と思った人はちょっと考えて欲しい。いまや先進国を除けば世界規模で中国製のスマホが市場を席巻し、ドローンや動画撮影に使うジンバルでは中国の技術が世界をリードしていることを。
自動車だって急激に進化し、実際に乗ってみてもその完成度には驚いた。シャーシの剛性感や乗り心地の良さ、そしてモーター出力の立ち上げ方のチューニングまで意地悪にチェックしても「レベルの低さ」なんて微塵もないのだから日本車にとっては脅威である。
それにしても、BYDといえば10年ほど前は「アコード」とか「カローラ」にそっくりなクルマを造っていたのに、時代は変わるものだなあ。
SPEC
サイズ(全長×全幅×全高/mm):4455×1875×1615
車両重量(kg):1750
エンジン排気量(cc)/種類:—/交流同期電動機
価格:440万円
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]