マフラー交換で「ビジュアル」「サウンド」「パワー」をGETする！【マフラー選びの最新事情】

見た目が変わるだけじゃない！ 車のマフラーを交換すると何が変わるの？

マフラー交換はリアのスタイルアップを狙う定番カスタムのひとつ。
ビジュアルはもちろん、迫力のあるサウンドやパワーアップにも貢献するパーツとして人気だ。
それだけあって、パーツメーカーから様々なモデルがラインアップされている。
本企画ではそんなマフラーを知るところから、各メーカーのNEWモデルや
オススメなどマフラー選びの最新事情を紹介します。
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マフラー交換するなら知っておきたいコト

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ブリッツ・塩谷さん
ここでは、マフラー交換をする前に知っておくと役立つ効果や仕組み、注目ポイントと気になる疑問など、人気チューニングブランド「ブリッツ」の塩谷さんにお話をお伺いしながら紹介していこう。

（1）リアをスタイルアップ！

交換前
交換後
純正マフラーはコストや消音を優先しており、筒状の排気口は目立たずパイプも細くサイレンサー（タイコ）も大きい。対してカスタムマフラーは、太いパイプやスタイリッシュなタイコ、カッコイイテールデザインで、リアのスタイルアップに大きく貢献している。もちろん見た目以外にも、サウンドアップや性能アップが狙えるなど、マフラー交換によるメリットは大きいのだ。

（2）高揚感も高まるマフラーサウンド！

見た目と同じくらい重要なのがマフラーサウンド。大きければ良いというのは昔の話で、加速騒音や近接騒音など定められた規制値の中で、メーカー独自に味付けされた音量や音質で、走る楽しさを音で体感できる。

（3）レスポンスなど性能面がアップ！

純正に比べて排気効率などを良くすることで性能の向上も期待できる。ブリッツの場合、性能アップに繋がる車種を厳選したのち、入念なパワーチェックや厳しいテストをクリアしたマフラーのみ製品化されている。

まずは各部を知る所からマフラーの仕組み

エンジンから出る排気ガスや音などを、様々な仕組みを通じて抑制する役割をもつのがマフラー。基本的な構造の仕組みは同じだが、車種によって形状やレイアウトなどは様々。カスタムする部分も各アフターパーツメーカーによって違いはあるが、中間以降のテール部までの「リアピース」と呼ばれる部分の交換が主流。ここでは各部の役割を簡単に紹介。
①テールエンド
マフラーの見た目を大きく左右するのがテールエンド部分。純正状態ではバンパーに隠れていたりすることもあるが、カスタムマフラーではこの部分を目立たせるのが主流。
②ブッシュ
マフラー本体はボディに固定されず、ブッシュと呼ばれる専用ゴムで車体から吊している。交換する時、ほとんどの場合は純正ブッシュを流用することが多いが、専用部品もある。
③サイレンサー
グラスウールと呼ばれる吸音材や内部の複雑な排気通路を通ることで、排気音を調整しているサイレンサー。車種や製品によってサイレンサーの数やサイズなどが異なる。
④フランジ
④フランジ
分割式のマフラーを繋ぐ接合部分がフランジ。接合部分には排気漏れを防ぐ為のガスケットが備わり、交換時には新しいモノを使うのが基本。サイズや形状にあわせて種類も豊富。

購入前のポイント（１）適合をしっかり確認！

マフラーの場合、同じ車名でもグレードや駆動方式などによって適合が異なる場合も多い。その為、まずは自分のクルマの情報を車検証などでしっかり確認する必要がある。自分のクルマを把握した上で、各メーカーの製品適合をチェックしよう。ブリッツHPでは車種検索ですぐに調べることが可能だ。

購入前のポイント（2）そのマフラーは車検対応？

マフラー交換で気になる「車検」について。取付による最低地上高の確保や、基準値以下の排気音、保安基準適合品であるJQRやJATAといった認証プレートの装着などがあげられるが、車両の生産時期によって規制の違いがあったり、劣化や傷によっても車検NGとなるので注意が必要だ。メーカーによっては「競技用」と記載し、保安基準適合品と区別できる表記もある。

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STYLEWAGON（スタイルワゴン）2023年11月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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