テーマは“伝統的な仕上げと現代のテクノロジーの融合”
1974年の設立以来、常にカスタムシーンの王道を進んできたメーカーのひとつ、トムス。そんな彼らが独自のLMを作りあげるにあたりコンセプトに据えたのは“伝統的な仕上げと現代のテクノロジーの融合”。エクステリアには現代的な手法であるラッピングを採用。ワインレッドのボディにルーフからボンネットのみゴールドをかけ合わせて、塗り分け調のボディを表現。気品のある優美な印象に仕上げている。そこに合わせたのがスパッタリングの鍛造ホイール。クラシカルな要素も湛えるキラキラと輝くフィンタイプのディスクによって、LMの持つ高級感をさらに引き立てる足元となっている。対して伝統的な手法をふんだんに取り入れているのがインテリア。その象徴とも言えるのが、天井にあしらった伝統工芸の組子細工だ。また、組子柄は総張り替えを施したシートの座面・背面にもあしらっている。また、エアコンの吹き出し口には檜を用いるなど、まさに「和」テイスト溢れる室内空間と言えるだろう。ショーファーカーとしての存在感を十二分に発揮するトムスのLM。現代風と伝統工芸との融合はカスタムシーンに新たな境地を切り開いた。













SPECIFICATIONS
■足まわり/トムス×ブレンボ ブレーキシステム
■ホイール/トムス・TWF5(20×8.5J+45)
■タイヤ/ブリヂストン・アレンザLX100(245/45)
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STYLE RV(スタイルRV) Vol.180 アルファード&ヴェルファイア No.22
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]