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期間限定の特別仕様車が、標準モデルとして販売開始
“部屋ごと出かけて憩うクルマ”をコンセプトに、2023年10月、日産自動車から期間限定で販売された特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition(マイルーム ローンチエディション)」。デザイナーズホテルのように仕立てられた車内は、本格的なアウトドアに抵抗がある人でも気軽に車中泊が楽しめるよう設計。「キャンピングカーはハードルが高すぎる」という車中泊初心者も安心して選べる1台として支持された。そんな特別仕様車が、今夏標準モデルとして発売された。
標準モデルとしての販売にあたり、ベース車両が「グランドプレミアムGX」と「プレミアムGX」の2種類に増え、ボディカラーも全5色のラインアップに変更。また事前販売された「Launch edition」では標準装備だったカーテンやロールスクリーンなどがオプション設定となっているが、基本装備は大きく変わっていない。そんなキャラバンでの車中泊、いつもの“オヤジソロ車中泊”ではなく、ちょうど夏休みだった娘も誘って親子キャンプに!
今回娘の友達も誘って女子ふたりでの車中泊となったが、アウトドア初心者にとってキャンプで一番面倒なのが「設営」と「片づけ」。車中泊であればテントを立てる必要はないが、それでも就寝スペースを作ったり、快適に寝るために必要なものを揃えたりと「分からないことが多くて不安・・・」というのが本音のようだ。しかし「キャラバン MYROOM」は、必要なものが揃っているうえ、楽しい女子会を盛り上げてくれる装備が満載。様々な仕様にモードチェンジできる「2in1シート」や、布団要らずで寝転んでも快適なベッドキット、車内で安心して着替えられるカーテン&ウッドブラインドなど、なんの心配もせずに車中泊が楽しめる。そして夜の女子会を盛り上げるのがロールスクリーン。モバイルプロジェクターなどを用意して投影すれば、動画や映画が大画面で楽しめる。
帰り道、娘とお友達から「ホテルに泊まるよりも全然楽しい!」「一晩ぐっすり寝られたし、これなら2泊だっていいかも!」「またこのクルマでキャンプに連れてって欲しい!」という褒め言葉をいただきました。ひとりで車中泊旅を満喫するのもありだけど、夫婦や親子旅の相棒としても「キャラバン MYROOM」は最高です!

シートアレンジ多彩なMYROOMは寝ても座っても快適すぎる!




シチュエーションごとに座り心地が異なる「2in1シート」



「跳ね上げ」と「折りたたみ」専用ベッドキットは2種類設定
車中泊の要となるベッドキットは2種類用意される。撮影車両は架装オプションとなる「跳ね上げベッド」で、使わない時は壁面に立てかけて固定する。ベッドサイズは幅1204mm、ベッド長2192mm(シート部分含む)、ベッド上高さ970mm。大人ふたりが寝るには十分すぎる広さだ。また、ベッド下が収納スペースになるのもうれしいポイント。ベッド下の高さは256mm確保しているので、嵩張りがちな着替えなども放り込んでおける。





楽しい時間を過ごせる細部の作り込みも秀逸










リーフから誕生したリサイクル「ポタ電」


車中泊したのは「日産キャラバン MY ROOM」




ベッド架装タイプ | ベース車グレード | 駆動 | エンジン | 車両本体価格 |
折りたたみ ベッド | プレミアムGX | 2WD | ガソリン(QR20DE) | 551万6500円 |
グランドプレミアムGX | 570万9000円 | |||
プレミアムGX | ディーゼルターボ(4N16) | 618万4200円 | ||
グランドプレミアムGX | 637万6700円 | |||
プレミアムGX | 4WD | 648万6700円 | ||
グランドプレミアムGX | 667万9200円 |
※ロングボディ/標準幅/標準ルーフ/低床フロア/乗車定員5名
【オプション】
・車内カーテン[1列目シート後]+車内カーテン[2列目シート横両側]+ウッドブラインド+
ロールスクリーン=26万9500円
・ポータブルバッテリー from LEAF=17万500円
【日産・キャラバン MY ROOM】での車中泊、編集部的評価は?
リラックス度 ★★★★★
快眠度 ★★★★★
疲れにくい度 ★★★★★
今回の宿泊地【シャトレーゼキャンプリゾート小海(長野県南佐久郡小海町)】
天気:晴れ
▷車中泊&キャンプの相棒探し まとめはこちら
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]