不滅の人気、元祖アクティブ系! スズキ「ジムニー」【軽自動車の主役はアクティブ系 Vol.4】

【軽自動車の主役はアクティブ系! スズキ・ジムニー編】
現在、軽自動車の主流と言えるスーパーハイトの中で、各メーカーが力を入れているのがSUVのようなキャラクターが与えられたアクティブ系だ。
コロナ禍をきっかけに、キャンプや車中泊といったアウトドア・アクティビティは、もはや一時のブームを通り過ぎて、ひとつの文化として定着。
そんなムードにぴったりなアクティブ系は、人生にちょっとした彩りを加えてくれる存在だ。
そんなアクティブ系の元祖をピックアップ!

スーパーハイトでは実現できない本物の走破性!

ここまで軽自動車の主流であるスーパーハイトのアクティブ系3車種について見てきたが、ここで少し視野を広げてみると、ジムニーという選択肢もチラついてくる。ジムニーは「スーパーハイト」を軸に考えるとボール10個分は外れた変化球でしかないが、「アクティブ」を軸に考えると火の出るようなド真ん中のストレートということになるからだ。

なにせラダーフレーム採用の本格クロカンであるジムニーは、FRをベースとしつつ2WDと4WDの切り替えを手動で行う機械式副変速機を備えたパートタイム4WDシステムを搭載。エンジンも低速トルク重視のターボ仕様で、並のクルマがスタックしてしまう泥濘地も、壁のようにそり立つ山坂道も突破する本物の悪路走破性を備えている。

軽自動車の主役はアクティブ系! まとめはこちら

ただ、その分当然といえば当然だが、オンロードにおける乗り心地はユサユサとよく動き、音や振動も賑やか。室内はスーパーハイトとは比べ物にならないほど狭く、スライドドアはもちろん、そもそもリアドアが付いていない。

快適さや便利さの面ではスーパーハイトと対極に位置する選択肢のジムニーだが、果たしてあなたが欲しいと思っている軽自動車はアクティブ「系」なのか、本物のアクティブなのか。ここで一度胸に手を当てて考えていただくのも、より良い軽自動車選びの助けとなるかもしれない。

【SUZUKI JIMNY】
グレード:4WD・5速MT
車両本体価格:190万3000円

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自動車誌MOOK 最新軽自動車カタログ 2025 より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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