目次

2025年ニューヨーク国際オートショーにて新型アウトバックが発表されました。
北米市場では初代であるBGアウトバックから数えて7代目となります。
ウィルダネスの市場投入は、2026年初頭の予定で、価格も同時期に発表される模様です。
アウトバック全体のグレード展開は、2.4LのPremium、Limited、Touring、そして2.5LターボモデルのLimited XT、Touring XT。さらにWildernessがラインアップされます。
ここでは、Wilderness(ウィルダネス)の内外装の写真を紹介していきます。

パフォーマンスと走破性
2026年アウトバック・ワイルダネスは、9.5インチの最低地上高を維持し、悪路での安定性を高めるためにサスペンションを改良。新搭載の電子制御ダンパーは、路面や車両の状態をリアルタイムで検知し、ダンピング力を調整。まるで「スカイフック」のように揺れを抑え、高い走行安定性を実現します。オフロードではX-M0DEと連携し、凹凸のある地形でも快適性を損なわず走破します。
エンジンは260馬力、277ポンドフィートのトルクを発揮するターボチャージャー付き2.4リッターSUBARU BOXERを搭載。8速マニュアルシフトモード付きリニアトロニック®CVTとX-MODE(スノー/ダート、ディープスノー/マッドモード)を組み合わせ、どんな環境でも自信を持って走行可能。改良されたシンメトリカルAWDは、センター差動ロックの反応速度向上とホイールスピンの抑制により、オフロードでの走破性を強化。ステアリング角度データを活用し、高速道路でのコーナリング安定性も向上しています。
ワイルダネス専用17インチマットブラックホイールには、ブリヂストン・デューラーオールテレインタイヤを装着し、泥や砂利道での性能を強化。オプションのトレーラーヒッチは7ピンおよび4ピンのコネクターを備え、3,500ポンドの牽引能力をサポート。リアバンパーの改良によりヒッチの取り付けも容易になりました。
アプローチ角は18度から20度に、ブレークオーバー角は19.4度から21.2度に、デパーチャー角は21.4度から22.5度に向上し、従来モデルを上回る走破性を発揮します。







ワイルダネスの特徴

2026年アウトバック・ワイルダネスのデザインは、7代目アウトバックのタフさをベースに、さらに力強い要素を追加。標準装備のラダールーフレールは、計測マーカー付きで800ポンド(静止時)の耐荷重を誇り、改良されたロープフックを搭載。アンダーボディ保護、丸型LED六角形フォグランプ、マットブラックのサイドミラーやフロントバンパー、SUBARUグリルが耐久性とタフさを強調。ルーフレールやフォグランプ、バックランプに施された陽極酸化銅仕上げのアクセントが、ワイルダネスらしい機能美を演出します。
内装には、動物由来素材を使用しない防水・洗浄が簡単なStarTex®アップホルスタリーを採用。ワイルダネス専用の陽極酸化銅仕上げアクセントが施され、初のナッパレザーシート、ベンチレーテッドフロントシート、ムーンルーフ、360度サラウンドビューモニターもオプションで選択可能です。





利便性と安全性
2026年アウトバック・ワイルダネスの荷室容量は、前モデル比2立方フィート増の34.6立方フィート。新標準装備として、100%リサイクル素材を使用した多目的カーゴカバーとユーティリティフックを搭載。カーゴカバーは仕切り、ギア収納ハンモック、ステップカバーとして使用でき、コンパクトに収納可能。ユーティリティフックは各6ポンドの耐荷重で、荷室の8カ所に取り付け可能。衣類やギアの吊り下げ、さまざまなカーゴカバー配置に対応します。
12.1インチマルチメディアプラスシステムと12.3インチフルデジタルインストルメントクラスターを標準搭載。高解像度タッチスクリーンは、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Auto(フルスクリーン表示対応)、Bluetoothハンズフリー通話、オーディオストリーミング、AM/FMステレオ、リアビジョンカメラ、SiriusXMオールアクセスラジオ、SiriusXMトラベルリンク®(4カ月無料プラチナプラン)、HDラジオ、OTAアップデートに対応。マルチメディアシステムは、オーディオやナビゲーションの操作を画面上で統合管理可能です。














