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TOYOTA【bZ4X、RAV4 PHV、プリウスPHV】
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ハイブリッドが主流のトヨタだが、もちろん“BEVも本気”でbZ4Xが間もなくデビューする。ボディサイズは全長4690×全幅1860×全高1650㎜、ホイールベース2850㎜。フロントに最大出力150kWのモーターを搭載するFWDと、前後に最大出力80kWのモーターを積む4WDがラインアップされる。FWD車の一充電アタリの走行距離は500㎞前後とアナウンスされている。
プラグインハイブリッドはプリウスとRAV4の2モデルをラインアップ。RAV4は177ps/219Nmの2.5L直4エンジンに、フロント182ps/270Nm・リア54ps/121Nmのモーターによるパワーユニットを搭載。E-Fourの3モデルを用意する。WLTCハイブリッド燃費は22.2㎞/L。469万円~539万円。プリウスは98ps/142Nmの1.8L直4エンジンに72ps/31ps・163Nm/40Nmの駆動用/発電用モーターを搭載。WLTCハイブリッド燃費は30.3㎞/L。338万3000円~401万円までの4モデルに加え、S”GR SPORT”(384万2000円)もラインアップする。
LEXUS【UX300e、NX 450h+】
UX300eはレクサス初の市販BEVとして2020年10月発売。203ps/300Nmのモーターを搭載するFWDだ。グレード構成は“version C”(580万円)と“version L”(635万円)の2モデル。一充電走行距離は367㎞。レクサスは新しいBEVとなる「RZ」を4月22日にオンラインで発表する。
NX450h+はレクサス初のPHEVとして21年10月に発売された。2.5L 直4エンジン(185ps/228Nm)+THSⅡPlug-in+リアモーター(54ps/121Nm)によるAWDモデルだ。“version L”(714万円)と“F SPORT”(738万円)の2モデル。WLTCモード燃費は19.8㎞/L。
SUBARU【ソルテラ】
太陽「ソル」と大地「テラ」を車名に持つソルテラは、スバル初のグローバルBEVとして2021年11月にプロトタイプが公開された。トヨタとの共同開発によるbZ4Xの兄弟車で、パワートレーンは共有。ボディサイズも同様だ。
MAZDA【CX-60、MX-30 EV MODEL】
今年3月、マツダ・モーター・ヨーロッパが、新型クロスオーバーSUVとなるCX-60を発表した。2.5L直4ガソリンエンジンとモーターによるマツダ初のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」を搭載したモデルだ。日本では4月上旬公開予定なので、本誌の発売時点では発表されているはずだ。
一方MX-30 EV MODELは21年1月のデビュー。107kW/270Nmのモーターを搭載し、一充電走行距離は256㎞。モデル構成はEV/EV Basic Set/EV Highest Setの装備の異なる3モデル。451万円~495万円。
国の補助金算調べるにはどうしたらいい?
一般社団法人次世代自動車振興センターのホームページ(http://www.cev-pc.or.jp)にアクセスすると、補助対象車両一覧がPDFにまとめられていて、車両のメーカー希望小売価格(税抜)と補助金の交付額が閲覧できる。これを見ると同一車種でもグレードの違いや給電機能の有る無しで補助金額が違うのが分かる。
現在は令和2年度第3次補正」および「令和3年度」CEV補助金の申請受付は終了していて、令和3年度補正予算での申請を受付中。
全国地方自治体の補助制度についても「一般社団法人次世代自動車振興センター」ホームーページの「全国の補助事業」というメニューから調べることが出来る。
参考:
経済産業省ホームページ https://www.meti.go.jp
一般社団法人次世代自動車振興センターのホームページ http://www.cev-pc.or.jp
著者PROFILE●桃田健史
1962年8月、東京生まれ。日米を拠点に、世界自動車産業をメインに取材執筆活動を行う。インディカー、NASCARなどレーシングドライバーとしての経歴を活かし、レース番組の解説及び海外モーターショーなどのテレビ解説も務める。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]