エンジンは直噴ガソリンターボとディーゼルターボの2種類に! 新型カングーは先進機能が一気にアップデート【気になる新車レビュー_RENAULT KANGOO 前編】

待ってました! 愛嬌抜群の「ルノー・カングー」が大人っぽく大変身した|新車レビュー

フランスのメーカー、ルノーの2列5人乗りミニバン「カングー」がフルモデルチェンジし、 3世代目へと進化。
現代的なインターフェースや予防安全装備も標準装備され、
エンジンは直噴ガソリンターボとディーゼルターボの2種類をラインアップする。

かっこかわいい人気者がフルモデルチェンジ

日本におけるルノーの稼ぎ頭としても知られているカングー。祖国フランスをはじめとするヨーロッパでは主に商用車として使われ、日本で例えるならハイエースや日産のNV200のような存在である。それが不思議と愛嬌のあるキャラクターで日本人の萌えを誘い、ファミリー層やライフスタイルに強いこだわりを持つ層からの支持を獲得。年に一度、公式ファンミーティングの「カングー・ジャンボリー」が開催されるほど多くのユーザーに愛され、独自の立ち位置を築いてきた。

新たに登場した新型は3世代目となり、前2世代に比べるとキリリとした大人っぽい顔つきに変身。さらに今どきの国産車なら当たり前のように付いているディスプレイオーディオ(8インチマルチメディア イージーリンク)やUSBなどのエンタメ装備、衝突回避支援ブレーキやアダプティブ・クルーズ・コントロールをはじめとする予防安全運転支援機能も充実させた。

車体の基本設計には、日産および三菱と組むアライアンスで開発した最新のCMF-C/Dプラットフォームを採用。さらにカングー専用のメンバーやトーションビームも加え、走行性能を向上させている。ボディサイズは従来より全長が210mm長い4490mmとなり、荷室容量も増えている。

エンジンはダイムラーと共同開発した1.3Lの直列4気筒直噴ガソリンターボと、ルノーが長年の実績を誇る1.5Lの直列4気筒ディーゼルターボを採用。それぞれに外観が異なる「クレアティフ」と「インテンス」というグレードを設定し、ガソリンターボ車には受注生産扱いとなる「ゼン」もラインアップする。また、発売を記念した特別仕様車として、通常グレードにはないカラーを用意した「プルミエール エディション」(400万5000円〜)も同時発売された。

ルノー・新型カングー まとめはこちら

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2023年6月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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