自動車ニュース テクノロジー セレナ 日産 日産・新型セレナ[C28型]のサスペンションを眺めてみる 2023.01.28 08:29 by Motor Fan illustrated編集部 この記事の画像をもっと見る(全11枚) 2022年11月末にフルモデルチェンジを果たした日産セレナ。Cプラットフォーム継続採用ながら、高剛性サスペンションの採用によるクルマ酔い軽減技術の採用がトピックのひとつである。 連載サスを眺める INDEXリヤサスペンション:トーションビームアクスル式フロントサスペンション:マクファーソンストラット式 リヤサスペンション:トーションビームアクスル式 リヤサスペンション全景を右後方から。写真はe-POWER仕様。 右側ホイールを裏側後方から。ダンパーのマウント軸は車軸に限りなく近づけられ、揺動軌跡が素直な入力となるように配置。パーキングブレーキは電動式。 右側、トレーリングアームとトーションビームの接続部を下から。ビームは下開放構造で、中にアンチロールバーを抱える。 トレーリングアーム部。ピボットは進行方向とほぼ90度方向の軸配置としている。 こちらはLV(ライフケアビークル)シリーズのリヤサスペンション。乗降易性を高めるための車高調整ができるタイプで、ダンパーがそれを担う。 フロントサスペンション:マクファーソンストラット式 右フロントサスペンションを前下側から。ロワーアームは下開放打ち抜き部材の内側にもう一枚溶接する2枚構造。 左フロントサスペンションを後下側から。ロワーアームのブッシュ配置はFWD車常道の前水平/後垂直配置。タイロッドエンドはアルミ合金製で、切れ角を逃す湾曲構造。 C28型セレナのトピックのひとつが、高剛性サスペンションによるクルマ酔い軽減技術。ダンパーの周波数特性をハイカット型にするとともに、アンチロールバーの剛性を20%向上、ロール挙動を穏やかなものとした。サブフレームについてもリジッドマウントとしている。 サスペンションではないが、e-POWER車のフロア中央部。電池を載せているためか、中央クロスメンバー右方が下に隆起している。 こちらがガソリン+CVT車。同部位がフラットパネルであることが見てとれる。 連載 サスを眺める プレスリリース 2023.01.29 トヨタ・ランドクルーザー[300系]のサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.28 日産・新型セレナ[C28型]のサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.27 レンジローバーのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.26 日産アリアのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.25 日産フェアレディZのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2022.07.20 トヨタ・新型クラウン(クロスオーバー)のサスペンションを眺めてみる 連載の記事一覧へ テクノロジーの関連記事 日産 セレナの厳選中古車物件情報 中古車トップ 【注意】 自動車カタログ・厳選中古車情報に掲載されている写真は、年式やグレードの違う車種が含まれます。掲載されている写真はそれぞれの車種用でないものも含まれています。また、対応は年式やグレード、 装備などにより異なる場合があります。購入の際は必ずご確認ください。 商品の価格・仕様・発売元等は記事掲載時点でのものです。商品の価格は本体価格と消費税込みの総額表記が混在しております。商品を購入される際などには、メーカー、ショップで必ず価格・仕様・返品方法についてご確認の上、お買い求め下さい。 購入時のトラブルについて、出版元・編集部は一切関知しません。また責任も負いかねます。