三菱のコンパクトSUV「エクスフォース」HEVモデルが2024年「ASEAN NCAP」最高評価を獲得

三菱自動車は、コンパクトSUV「エクスフォース」ハイブリッドEV(HEV)モデルが、アセアン地域の新車を対象に安全性能を総合評価する「ASEAN NCAP」において、エクスフォースのガソリンモデルに加えて最高評価となる5☆(ファイブスター)を獲得したことを発表した。

三菱・エクスフォースHEVモデルは、先進運転支援機能「Mitsubishi Motors Safety Sensing」を搭載。レーダークルーズコントロールシステム(ACC)や衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)、後側法車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)(BSW/LCA)、後退時交差車両検知警報システム(RCTA)、オートマチックハイビーム(AHB)、先行車発進通知(LCDN)の6種の先進安全装備によって、高い予防安全性能を備えている。さらに、衝突時のエネルギー吸収とキャビンの変形抑制を両立させた衝突安全強化ボディ「RISE」に加え、6つのSRSエアバッグを採用することで衝突安全性能も確保されている。

エクスフォースHEVモデルは、2023年にインドネシアで発表されたエクスフォースにHEVシステムを搭載したモデルで、2025年3月にタイで世界初披露された。「Best-suited buddy for an exciting life(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)」をコンセプトに開発された5人乗りSUVに、三菱自動車が誇るプラグインハイブリッドEV(PHEV)由来のHEVシステムが搭載され、より高効率で優れた環境性能と力強い加速性能が実現された。また、FF方式の2WDをベースとしながら、アクティブヨーコントロール(AYC)を始めとした独自の四輪制御技術と7つのドライブモードにより、さまざまな走行状況や天候、路面においても、ドライバーの意のままの安全・安心な走りを可能にしている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

Motor Fan illustrated編集部 近影

Motor Fan illustrated編集部