横浜ゴム、難燃高温耐熱性コンベヤベルト「Flame GUARD Super 100」を発売

横浜ゴムは、高温耐熱性と難燃性を兼ね備えた難燃高温耐熱性ベルト「Flame GUARD Super 100(フレイムガード・スーパーヒャク)」を発売した。

 近年、焼結鉱※1やコークス※2など高温の物質を運搬するコンベヤベルトラインでは、安全性をより高めるため、熱によるベルトの劣化を防ぐ高温耐熱性に加えて、ベルトの燃焼を防ぐ難燃性(自己消火性)を有する商品のニーズが高まっている。横浜ゴムはこうしたニーズに応えるため、様々な耐熱性ベルトや難燃性ベルトを生み出してきたゴム配合技術を駆使し、両性能を併せ持つ「Flame GUARD Super 100」を開発した。

「Flame GUARD Super 100」は、国内外で高温耐熱性が高く評価されている耐熱性コンベヤベルト「Hamaheat Super 100」をベースに開発した商品。耐熱性能は「Hamaheat Super 100」と同様の運搬物温度100~400℃、ベルト表面温度60~200℃を確保しながら、日本産業規格(JIS)のJIS K6324:2013 難燃性コンベヤゴムベルト 3等級の難燃性を実現している。

※1:粉上にした鉄鉱石に粉コークスと石灰石を混ぜ一定の大きさに焼き固めた物
※2:石炭を高温で蒸し焼きにして抽出した物

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