誕生から変わらない愛らしさ 重心が低く操縦安定性も秀逸

16年にもおよぶ現役時代に日本でも高い人気を誇った内燃エンジン版の生産が2024年に終了し、「500」と名の付くモデルは100%BEVのみとなった。
エクステリア

コンパクトな車体のフロアに42kWhのバッテリーを敷き詰め、87kWと220Nmを発生するモーターを組み合わせている。一充電での航続距離は最大335㎞と長くはないが、このクルマなら十分に思える。
インストルメントパネル

充電はAC200Vの普通充電のほか、CHAdeMOで急速充電できるように専用のアダプターを用意したことも特筆できる。中身はまるごと別物に生まれ変わりながらも、1950年代に由来する愛らしいルックスの雰囲気はそのまま残されている。オシャレにまとめられたインテリアも内燃エンジン版より質感がグンと高められたのもうれしい。ディスプレイにBEVとしての情報がシンプルに表示される。
居住性


クローズドボディだけでなく、BEVでは貴重なオープンモデルが選べるのも大きな特徴だ。後者は基本骨格を残してルーフ部分を大開口のソフトトップとした構造で、トップをスライドさせることで4通りのアレンジを楽しむことができる。小柄なサイズゆえ実用性はそれなりではあるが、BEV化で重心が低くなったことで見た目の印象とは裏腹に操縦安定性はなかなか高い。
うれしい装備



月間販売台数 NO DATA
現行型発表 22年4月
一充電走行距離※WLTCモード 335㎞

ラゲッジルーム


加速力も強力ではないにせよ、モーター駆動ならではのリニアなレスポンスによりキビキビと走れる。いまや数あるBEVの中でも、ひときわユニークな存在に違いない。


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