エレガントな雰囲気を強調するディテールも秀逸。サイドカバーはリトルカブ用を流用し、ステッカーはあえてエイジング加工。左ミラーはベスパなどに見られるターミナルミラー風に低位置へセットする。

カブをロココ調に!? センターカバーの模様は手彫り!

20年以上ほぼこのスタイルで所有するオーナーは、「レトロ&クール」をコンセプトにヨーロピアン調へアレンジ。デイトナ製キャブトンマフラーや希少なJUN製96ccキットなど、当時物パーツが懐かしさを演出する。メッキ調にペイントしたセンターカバーには彫刻刀で炎やチェッカーパターンを刻み、手作業でバフ掛けしたチェーンカバーや自家塗装でホワイトウォール化したタイヤなど、地道な作業の積み重ねが光る。四輪用フォグステーでフェンダーへヘッドライトを移設し、ワンオフバンパーを装着。さらに往年のデイリン製リヤバンパーも組み合わせ、唯一無二の個性を完成させている。

センターカバーはメタル調塗装+彫刻で金属のような質感を演出。自転車用ベルや一般鋼材の荷掛けフックなど、小物使いも巧みだ。
車体右側の筒は100円ショップで購入した調味料入れ。書類ケースとして活用するユニークなアイデアだ。
テールはルーカスタイプへ変更。ステー部分にはウイングマークの樹脂製オブジェ(メタル塗装)をあしらい、クラシカルな雰囲気を高めている。

■撮影EVENT:第27回カフェカブミーティングin青山(開催日:2024年10月19日・10月20日)
※こちらの記事はモトチャンプ2025年1月号に掲載されたものです。