何度でも甦る!純愛バイオレンス・アクション

© 2024 Yellow Flower LLC

アンダーグラウンドで爆発的な人気を誇るグラフィック・ノベルを、あのブルース・リーの息子ブランドン・リー主演で映画化したカルトな名作が、30年の時を経て『ザ・クロウ』として現代に復活。3月6日(金)より

――更生施設で出会い深い愛で結ばれたエリックとシェリーは、謎の組織により惨殺されてしまいます。すると死の国の使者であるカラスが現れ、エリックに「永遠の魂」と引き換えの復讐の力を提示。憎悪に駆られた彼は契約を交わし、愛する者を奪った組織を殲滅するため、不死身の復讐者として漆黒の夜の闇へと舞い戻ることに……。

主人公エリックを演じるのは、北欧最強のエンタメ一家・スカルスガルド家の三男坊、ビル・スカルスガルド。『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役で脚光を浴びた彼が、本作では鍛え上げられた肉体と圧倒的なアクションで、新たなダークヒーロー像を堂々と体現しています。また、グラミー賞ノミネートも話題のアーティスト・FKAツイッグスがヒロインのシェリーを好演し、メガホンを執るのは実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』のルパート・サンダーズ。さらにアカデミー賞受賞歴を持つ実力派スタッフが脇を固めるという、正統リブートに相応しい布陣となりました。

Lotus Esprit S3

混沌とした街を舞台にしたオリジナル版にはシボレーなど様々なアメ車が登場しましたが、本作における車は物語の転換点に少数精鋭的に活躍。エリックたちの逃避行の始まりを告げるピックアップトラックから、身体の“変化”を象徴するシーンでのシボレー・サバーバン(2000年式)、仇敵の一人が乗るBMW・7シリーズ、そしてもっとも印象的な漆黒のロータス・エスプリも、暗闇に染まったエリックを象徴するかのように映し出されます。

マットな質感がオールブラックのボディを際立たせるロータスは、死をもたらす使者でありながら純愛にすべてを捧げるエリックにピッタリ。ランボルギーニやベンツでは俗物的すぎるという判断もあったでしょう。日本では70年代のスーパーカーブームを想起させますが、本作に使用されたのはおそらく80年代のS3。人間離れした肉体美を披露するスカルスガルドが乗るには、これ以上ない名車です。1994年のオリジナル版のファンも、ビル・スカルスガルドのファンも、ダークなビジュアルに興味を引かれた一見さんも、ぜひ劇場でご確認あれ。

作品概要

出演:ビル・スカルスガルド、FKAツイッグス、ダニー・ヒューストン
監督:ルパート・サンダーズ 音楽:フォルカー・バーテルマン 撮影:スティーヴ・アニス 編集:クリス・ディケンズ、ニール・スミス
2024年|イギリス・フランス・アメリカ|英語|111分|5.1ch|シネマスコープ|原題:THE CROW|字幕翻訳:平井かおり|配給:クロックワークス 【R15+】

『ザ・クロウ』公式サイト