エンジン換装+ECUチューンで圧倒的な速さ!

車重1トン切りの軽量ボディとサスセッティングがポイント

チューニングショップ“クレイブ”が製作し、「筑波1分切り」を目標に徹底的に煮詰めてきたデモカーBRZは、ついに59秒158という驚異的なベストタイムを叩き出した。ステアリングを握るのは、初挑戦時から一貫してレーシングドライバー元嶋佑弥選手。クレイブ代表・福元氏とは同じ福岡出身という縁もあり、まさに二人三脚で作り上げてきた1台だ。

ブラックアウトされたヘッドライトが放つ只者ではないオーラ。その中身はさらにストイックだ。エンジンはFA20から現行型用のFA24へと換装されているが、内部はあえてノーマルのまま。吸排気チューンとECUセッティングのみで、220ps(ダイナパック計測)を発生する。スペックだけ見れば控えめだが、このマシンの本質はそこではない。

徹底した軽量化こそが武器だ。車内は完全にドンガラ化され、ドライカーボン製のドアやボンネット、トランクを投入。最終的に車重は988kgまで削ぎ落とされた。さらにアンダーディフューザーをはじめとするオリジナル空力パーツによって、高速域での安定性と効率も磨き上げられている。

今シーズンは足まわりにも大きくメスが入った。スピリットベースのオリジナル車高調は、リバウンドストロークを十分に確保することでインリフトを抑制。タイトコーナーが連続する筑波に照準を合わせ、路面追従性を最優先としたセットアップが施されている。タイヤにはリリース直後のアドバンA050・A1コンパウンドを投入した。

さらに、地元オートポリスで行われた福元代表自らのアタックでは、シフトミスを抱えながらも1分59秒974をマークし、悲願の2分切りを達成。

パワーに頼らず、軽さと足で速さを引き出す。クレイブが導き出したこのアプローチは、タイムアップを狙うすべてのユーザーにとって、極めてリアルで実践的な答えと言えるだろう。

⚫️問い合わせ:クレイブ 福岡県北九州市小倉南区上曽根新町13-10 TEL:093-471-1311

「ブーストアップでこの速さ!」名門クレイブが挑むFL5シビックタイプR“リアルユーザー最速論”

純正タービンのまま390馬力を引き出し、誰もが再現可能な仕様で速さを証明する…。REVSPEED筑波スーパーバトルで結果を残したクレイブが、新型シビックタイプR(FL5)でも同じ哲学を貫く。外観は純正然、エンジンは耐久性重視のブーストアップ仕様。それでも先代FK8超えを狙うという。チューニングベースとして不利とされるFL5に、独自ノウハウで挑む“リアルユーザー目線”の最前線に迫る。

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