耐久性は現代化しつつ表皮はシボ加工の向きまでオリジナルを再現!
GRヘリテージパーツプロジェクトは、「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」というユーザーの想いに応えるべく、すでに廃番となっている補給部品を復刻し、純正部品として再販売する取り組み。現在全8車種、300点以上の部品の復刻、再販売が行われている。今回復刻生産が決定したのは、1993〜2002年に販売された4代目のA80型スープラ用のインストルメントパネル1点。

これまでGRヘリテージパーツプロジェクトは、長い時間をともにしてきた愛車にこれからも乗り続けてもらえるよう、クルマの基礎的な機能である「走る・曲がる・止まる」ことに関わる部品の復刻・販売を優先して取り組んできた。一方で、ダッシュボードをはじめとした愛車をより良い状態に保つための内装・外観部品の復刻・販売については、これまでユーザーから多くの要望を受けていながら、その声に十分に応えられていない状況だった。今後も同プロジェクトでは、ユーザーの要望に応え、愛車に長く、より良い状態で乗り続けてもらうために、機能部品から内装・外観部品まで、必要な部品の復刻・販売に取り組む。

GRヘリテージパーツプロジェクトで復刻する部品は、当時の基本的な設計はそのままに、最新の技術や工法、材料が採り入れられている。
今回復刻するA80スープラ用インストルメントパネルは、すでにGRヘリテージパーツとして販売中のメーター周辺の部品とあわせ、ステアリングホイール上部から助手席にかけて、A80スープラのダッシュボードを構成する部品のひとつ。上に掲載のダッシュボードの写真において、明るく示されている部分が今回復刻部品として発売される予定のインストルメントパネルだ。

樹脂部品のなかでもダッシュボードは、フロントガラスを通じて日光を長時間受け続けるという厳しい環境におかれるため、経年劣化による表皮の縮み・ひび・割れが発生しやすくなる。今回復刻するインストルメントパネルは、当時の質感を忠実に再現しながらも材料を現代のものに置き換えることで、課題であった耐久性にも配慮している。
耐久性の面では現代化しつつも、表皮のシボ加工は向きに至るまでオリジナル部品を忠実に再現することにより、愛車に組み付けても自然に仕上がるよう製造されているのは、オーナーにとって嬉しいポイントだ。
このインストルメントパネルは、2026年秋頃の発売を目標に開発が進められている。発売後は通常の純正部品、および販売中の他のヘリテージパーツと同様に、全国のGR Garageおよびトヨタ系販売店、ジェームス各店舗にて購入できる予定。車両への取り付けにも対応してくれる。
「オートモビルカウンシル2026」に出展!

4月10〜12日に、千葉・幕張メッセで開催される「オートモビルカウンシル2026」では、発売を予定しているGRヘリテージパーツと、この部品をはじめ、現在販売中のGRヘリテージパーツを使用してレストアを行ったA80スープラが展示される。

同イベントの会場では、現在販売中/販売予定のGRヘリテージパーツを使用し、GR Garage水戸けやき台にてレストアを行ったスプリンタートレノ(AE86)も合わせて展示される予定だ。

また、GRヘリテージパーツプロジェクトの復刻対象車種ではないものの、スポーツカー部品の永続的な供給という思いをプロジェクトと共有する車両として、レクサスLFAも展示される。
そのほか、6月に発売が予定されている4A-GEエンジンのシリンダーヘッド/シリンダーブロック、今後復刻を予定している4A-GEエンジン用オイルパンバッフルプレートなど、GRヘリテージパーツのラインナップも多数展示される予定だ。
●GAZOO Racing公式サイト「GRヘリテージパーツ」