Ferrari Amalfi Spider

クラス最高の快適性

フェラーリ アマルフィ スパイダー
フェラーリ アマルフィ スパイダー

フェラーリのエントリーGTクーペ「アマルフィ」のオープンモデル「アマルフィ スパイダー」が日本初披露された。アマルフィが持つパフォーマンス、エレガンス、ドライピングプレジャー、多用途性はそのままに、ダイナミックなオープンエアドライビングを実現した2+コンバーチブルである。3月12日のワールドプレミアからわずか2週間ほどでの上陸は、日本市場の重要性を示したものだが、そのスケジュールは驚きを持って受け止められた。

アマルフィの先代にあたる「ローマ」同様に、メタルトップではなくソフトトップを採用しつつ、クーペに匹敵するエアロダイナミクスを実現。クローズド状態だけでなく、ルーフを開けた状態でもクラス最高の快適性を確保したと謳う。Zフォールド・キネマティック(Z字型折りたたみ)システムを採用したことで、ルーフは60km/hまでなら走行中でも13.5秒で開閉可能だ。

全自動で開閉するファブリック製ソフトトップは、路面騒音や外部のノイズを効果的に減衰させるように設計された5層構造のサンドイッチ・アコースティック・ファブリックで構成され、フェラーリの格納式メタルトップ(RHT)に匹敵する遮音性と断熱性を実現したという。

日常使いから週末の旅行まで

フェラーリ アマルフィ スパイダー
フェラーリ アマルフィ スパイダー

リヤシートの背もたれに一体化されたウィンドディフレクターを装備。走行中もスイッチひとつで作動し、後方から車内のコクピットに流れ込もうとする気流を逃し、特に頭部付近の乱気流や騒音を低減する。デバイスは170km/hまで展開可能だ。

リヤのラゲッジルーム容量は、ルーフを閉じた状態で255L、開けた状態でも172Lを誇り、日常使いから週末の旅行までカバーする。

ホイールアーチには、露出したタイヤ部分の空気抵抗を低減するためにエアロダイナミックフェアリングを装着。リヤセクションには、テールに統合された可動式ウイングが装備され、車両の速度や前後左右の加速度に応じて自動的に、ロードラッグ「LD」、ミディアムダウンフォース「MD」、ハイダウンフォース「HD」に可変する。HDでは250km/hで最大110kgのダウンフォースを発生するが、空気抵抗の増加は4%未満に抑えられたという。

自然吸気エンジンのようなレスポンス

フェラーリ アマルフィ スパイダー
フェラーリ アマルフィ スパイダー

フロントミッドに搭載されるのは、アマルフィと同じ最高出力640PS、最大トルク760Nmを発揮する3855ccV型8気筒ツインターボ。フラットプレーン式クランクシャフト、小型低慣性タービン、排気を個別制御するツインスクロールテクノロジー、等長シングルスクロール・マニホールドなどにより、途切れることのないリニアなパワーデリバリーと、すべての回転域において強力な加速性能を確保。ターボエンジンながらも、自然吸気エンジンのようなパワーカーブを実現したという。

トランスミッションは「SF90 ストラダーレ」にも採用されたオイルパス式8速DCT。制御ユニットのパワーアップとエンジンソフトウェアとの統合で滑らかな変速を実現したという。

アルミニウム製スタートスイッチが復活

フェラーリ アマルフィ スパイダー
フェラーリ アマルフィ スパイダー

心地よいコクーン効果を生み出すデュアルコクピットデザインを採用したインテリアは、インストゥルメントクラスターとエアベントは単一のモノリシックなコクピット内にまとめられ、ドライバーとバッセンジャー間で均等に分割される。

アルマイト処理したアルミニウムのブロックから成形されるセンタートンネルは、彫り込まれた造形で宙に浮いたようにも見える。ギヤセレクタ一、キースロット、ワイヤレス充電パッドといった機能的要素が集約される。

物理式ボタンを配置されたステアリングホイールには、アルミニウム製スタートスイッチが復活。一体型センターディスプレイと人間工学を重視した操作系により、ドライビング中でも、車両との直感的な意思疎通が可能となった。2+を名乗るように十分な実用性を備え、収納力が拡大したリヤシートを備える。

SPECIFICATIONS

フェラーリ アマルフィ スパイダー

ボディサイズ:全長4660mm×全幅1974mm×全高1305mm
ホイールベース:2670mm
車両重量:1556kg
エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ
総排気量:3855cc
最高出力:640PS/7500rpm
最大トルク:760Nm/3000〜5750rpm
トランスミッション:8速F1 DCT
駆動方式:RWD
タイヤサイズ:前245/35R20 後285/35R20
最高速度:320km/h
0-100km/h:3.3秒
0-200km/h:9.4秒
100-0km/h:30.8m
200-0km/h:119.5m
燃料タンク:80L
トランク量量:255L(クローズ時)、172L(オープン時)
車両本体価格:4061万円

フェラーリは、2+2オープントップ「アマルフィ スパイダー」を公開した。

走行中でも13.5秒でオープンカーに変身「フェラーリ アマルフィ スパイダー」がデビュー【動画】

フェラーリは、フロントミッドに3.9リッターV型8気筒ツインターボを搭載した、新型2+2スパイダー「アマルフィ スパイダー」を発表した。アマルフィ スパイダーは、わずか13.5秒で開閉するファブリック製ソフトトップを採用し、クーペと変わらない走行性能を実現している。