JA65用は廃盤、新型は“共通モデル”へ統合

JA65に装着した状態の右サイドビュー。純正ヒートプロテクターをそのまま使用できるため、ノーマルの雰囲気を崩さず自然に馴染む仕上がりとなっている。

これまでSP武川のCT125用スポーツマフラーは、JA55用とJA65用がそれぞれ専用品として展開されていた。しかし今回、JA65用は廃盤となり、新たにJA55とJA65の両方に対応する共通モデルが登場。ラインナップは実質的に一本化されたかたちだ。

一方で、従来のJA55用モデルは継続販売となるため、現在はJA55専用モデルと、新型の共通モデルが併売される構成。ユーザーは用途や好みに応じて選べる状態が用意されている。

政府認証で安心、音と走りはしっかり“変わる”

アップタイプの取り回しはそのままに、車体との一体感も高い。カスタム感を抑えつつ、確実に中身だけをアップデートできるのがポイントだ。

このスポーツマフラーの特徴は、純正ヒートプロテクターをそのまま使用できる設計にある。見た目はほぼノーマルのまま、違和感なく装着できる“純正風”スタイル。それでいて内部は専用サイレンサー構造とエキゾーストパイプにより排気効率を高め、出力性能を向上させている。

ダイノグラフでも中回転域からピークにかけてノーマルを上回る特性が確認でき、実走では加速の伸びや巡航時の余裕として体感できる仕上がりだ。さらに近接排気騒音はJA55で85dB、JA65で72dBと政府認証の範囲内に収まりつつ、音質やフィーリングはしっかり変化。いかにも“うるさい社外品”ではなく、日常で使いやすいバランスに仕上げられている。

素材にはステンレスを採用し、耐久性と耐食性も確保。エキパイとサイレンサーの接続部にはガスケットを用いることで排気漏れや振動音を抑制し、キャタライザーも内蔵するなど、実用面の完成度も高い。

「派手なマフラーはちょっと…」という人にこそハマる、ちょうどいい一本。見た目はそのまま、走りと音だけアップグレードする——ハンターカブの使い方にフィットした、完成度の高い選択肢だ。

ノーマルマフラー(青)に対し、スポーツマフラー(赤)は中回転域から明確に上乗せされ、ピーク付近まで安定して高出力をキープ。特に6000〜8000rpm付近の伸びは顕著で、実走では加速の力強さや巡航時の余裕として体感できる特性だ。

■SP武川 スポーツマフラー(政府認証)CT125ハンターカブ用

ステンレス製エキゾーストパイプとサイレンサーに加え、ガスケットや付属パーツが同梱される。触媒内蔵の政府認証仕様で、安心して交換できる構成となっている。

・適合:CT125 ハンターカブ(JA55/JA65)
・型式:2BJ-JA55/8BJ-JA65
・品番:04-02-0022
・価格:7万2380円
・素材:ステンレス(エキパイ/サイレンサー)
・触媒:内蔵
・近接排気騒音:JA55 85dB/JA65 72dB
・取付時間:0.5H
・発売時期:2026年4月予定


【モトチャンプ】