エーモンの防犯ブランド『PitBull』
エーモンといえば電装系小物やメンテナンス用品などDIY派にはお馴染みの、そして頼れるメーカーだ。昨今ではお馴染みのアイテム以外にもアウトドア用品の「OGC」ブランドなども展開しており、その商品ラインナップは場広い。

そして、2025年9月には防犯用品ブランド「PitBull」の展開をスタート。第1弾アイテムとしてナンバー式『ハンドルロック』がリリースされた。そして、第2弾が『GPSトラッカー』だ。


期待の新製品『GPSトラッカー』の実物を初公開
『GPSトラッカー』についてはすでに商品の紹介や発売日が告知されていたが、今回『シン・モーターファンフェスタ2026』のエーモンブースで実物が初公開され、同社のスタッフがその仕様などを解説していた。

『GPSトラッカー』はクルマのアクセサリー電源と接続することにより、オーナーの意図しないエンジン始動を検知。連動するスマートフォンアプリに警報が届くというのが基本的な動作内容。さらに、エンジンを始動しない盗難、例えば積載車や車上荒らしについては振動センサーなどにより、やはりスマートフォンに警告が届く。
そして、ここからが”GPS”の本領。万が一、クルマが動かされてしまった場合はGPSにより移動経路が追跡されるのだ。位置情報は対象が停止するごとに送られてくるので、経路はもちろん持って行かれた先まで追跡できるのだ。
GPSだとトンネルや屋内駐車場に入ると途切れてしまうが、『GPSトラッカー』は携帯電話基地局の電波とWi-Fiも受信しており、GPSの届かないところでも情報を取得することができるというもの。
また、電源は基本的にアクセサリー電源から取っているのだが、バッテリーも内臓しておりエンジンオフ時は内臓電源で稼働。消費した電力はエンジンがかかっている際に充電される。
加えて、1台の本体に対しスマートフォンは5台まで接続できるので、家族での共用も可能になっている。逆に1台のスマートフォンで複数台の搭載車も同時並行に監視することはできず、都度都度アカウントを切り替える必要があるという。この点については、今後の課題となっているそうでアップデートで対応されるかもしれない。

また、車体の盗難の容易さを考えるとバイク用としても期待したいが、バイクはクルマより振動も大きいので誤検知の可能性が高まること、クルマ用として耐候性のある作りにはなっていないので搭載場所が極めて限られるため、バイクは今の所対象外だそうだ。ぜひ、バイク用にも展開して欲しいアイテムである。
4月20日(月)オフィシャル通販から発売!
『GPSトラッカー』の本体価格は3万9800円。は4月20日(月)、エーモンのオフィシャル通販(およびYahoo!ショッピングやAmazon、楽天市場のエーモンショップ)から発売開始。追って、量販店などにも展開されるという。通信料の月額費用が980円、年払いで1万1700円だが、先着100名限定でこの年額分が無料になるという。気になる人は、いち早くチェックだ。

盗難防止・防犯装置として3万9800円は相場感のある価格設定だが、データ通信のためのSIMカードを搭載しているため別途通信料として月額980円、年払いで1万1700円がかかる点がユーザーにどう捉えられるかが気になるところ。
しかし、これまでの盗難防止装置は異常を検知して終了。持ち去られた後は手も足も出ない。よしんば、車両保険や盗難保険で金額的には補償されたとしても愛車は帰ってこないのだ。『GPSトラッカー』で追跡することができれば警察の協力も得やすく、愛車を取り戻すことができる可能性も高まる。クルマの価値は価格や希少性もあるだろうが、何よりオーナーの思い入れ。と考えれば、大事な愛車のための必要な投資を考えられないだろうか?

有志社員でレストアした初代ロードスター

ブースには極上のユーノス・ロードスターが展示されていた。聞くところによると、有志社員の手により、廃車状態の個体を引き取ってきて完全に分解してフルレストアしたそうだ。

もちろん、エーモンの部品を多数使用しているのだが、そこは縁の下の力持ちエーモンだけに、悲しい哉、配線やコネクタなど完全に隠れてしまっているものばかり。発煙筒の代用になる「非常信号灯」と大人気商品「パープルセーバー」も搭載されている。

他にもキッズを対象としたガチャを用意したほか、愛車の防犯・盗難防止に関するアンケートも行なわれた。『GPSトラッカー』は確かにスグレモノだが、通信用のSIMカードが搭載されているだけに月額使用料(サブスクリプション)が掛かる。防犯・盗難防止アイテムとなると一度購入して終わりなのが普通なだけに、継続的な支出に対しての考え方をリサーチしたいとのことだ。





