Mercedes-Benz C 400 4MATIC electric
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BMW i3 50 xDrive Sedan

対照的なフォルムのCクラスと3シリーズ

「メルセデス・ベンツ 190」の流れを汲むかたちで、1993年に初代が登場した「Cクラス」。2026年4月、メルセデス・ベンツの中核を担ってきた、このDセグメントセダンがフル電動モデルへと生まれ変わった。6代目Cクラスはメルセデス・ベンツ最新デザインを纏い、エアロダイナミクスを意識したファストバックスタイルが採用されている。

Cクラスのライバルとして、長きにわたって進化を続けてきた「BMW 3シリーズ」は、Cクラスに先立つこと2026年3月に8代目モデルを公開。BMWの新世代モデル群「ノイエ・クラッセ」第2弾として、最新デザインランゲージや第6世代フル電動パワートレイン「BMW eDrive」が導入された。

今回、公開されているスペックは限られているが、共に2モーターのAWDモデル「メルセデス・ベンツ C 400 4MATIC エレクトリック」と「BMW i3 50 xDrive セダン」を比較する。

ボディサイズは、Cクラスが全長で123mm、ホイールベースで65mm、全高で23mmで大きく、全車に大型パノラミックガラスルーフが標準装備されるこも含めて、ゆとりある室内空間が確保された。3シリーズは空力を意識しながら、短いオーバーハングや伝統のホフマイスターキンクといった、BMWらしいスポーティなプロポーションが織り込まれている。

メルセデス・ベンツ C 400 4MATIC エレクトリック

ボディサイズ=全長4883mm×全幅1892mm×全高1503mm
ホイールベース=2962mm
車両重量=2460kg
タイヤサイズ=-

BMW i3 50 xDrive セダン

ボディサイズ=全長4760mm×全幅1865mm×全高1480mm
ホイールベース=2897mm
車両重量=-
タイヤサイズ=-

Cクラスを大き凌ぐ900kmの最大航続距離

欧州において最初に導入される「C 400 4MATIC エレクトリック」は、前後アクスルにモーターを搭載し、最高システム出力489PS、最大トルク800Nmを発揮。94kWhのリチウムイオンバッテリーをフロア下に配置し、最大航続距離は762kmが確保された。「i3 50 xDrive」も2モーターにより、最高システム469PS、最大トルク645Nmというスペック。より大容量のバッテリーを採用したことで、航続距離はCクラスを大きく凌ぐ900kmに達している。

メルセデス・ベンツ C 400 4MATIC エレクトリック

パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高システム出力=360kW(490PS)
最大トルク=800Nm
駆動方式=AWD
最大航続距離=762km(WLTCモード)

BMW i3 50 xDrive セダン

パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高システム出力=345kW(469PS)
最大トルク=645Nm
駆動方式=AWD
最大航続距離=900km(WLTCモード)

二つのブランドの未来を示す2台

Cクラスのコクピットは、インストゥルメントパネル全体が39.1インチの大型ディスプレイで構成された「MBUXハイパースクリーン」を導入(オプション)。3シリーズはフロントウインドウ下部、左右Aピラー間に「BMWパノラミックビジョン」、ダッシュボードの中央には17.9インチ・センターディスプレイが配置される。

エクステリアを反映するかのように、室内の雰囲気も対照的だ。Cクラスがメルセデス・ベンツらしいクロームパーツが印象的に奢られ、ゴージャスな雰囲気を纏うのに対し、3シリーズは無駄を削ぎ落とし、シンプルでミニマルな空間が広がる。

Cクラスと3シリーズという、メルセデス・ベンツとBMWを象徴する中核モデルが、ほぼ同時期に大変革を迎えた2026年。電動化やデジタル化という共通の潮流に向き合いながらも、そのアプローチには両社の哲学や個性が色濃く反映されている。未来のプレミアムセダン像を提示する2台、日本への正式導入を楽しみに待とう。

車両本体価格

メルセデス・ベンツ C 400 4MATIC エレクトリック 未発表
BMW i3 50 xDrive セダン 未発表

新型フル電動セダン「BMW i3 50 xDrive」の走行シーン。

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