
Honda公認「スーパーカブチェアークラシック」発売 実車シートをそのまま採用
小学館発行のライフスタイル誌『DIME』2026年7月号への掲載をきっかけに、Honda社内有志によるアップサイクルプロジェクト「.uppar(アッパー)」とのコラボレーション企画として誕生したのが、「スーパーカブチェアークラシック」だ。設計から製造までを担当するのは、静岡県焼津市の木工家具メーカー「木工のデン」。
最大の特徴は、実際の「スーパーカブ」用未使用シートをそのまま座面へ採用している点にある。業務利用も想定された高耐久シートを活かしながら、家具として成立させるため専用設計された。
脚部には強度に優れたブナ材を採用。前脚部分はスーパーカブのレッグカウルをイメージした湾曲形状とし、木目を交差させて組み上げる独自工法で強度を確保した。塗装はHondaをイメージした紅白カラーで仕上げられ、座面下にはオフィシャルライセンスプロダクトを示すロゴ入りプレートも備わる。
※写真は監修中サンプルのため、仕様やデザインは変更となる場合があります。
スーパーカブ純正シートならではの座り心地と耐久性
座面に使用されるシートは、長時間の乗車や業務用途まで考慮して開発された「スーパーカブ」純正品である。小柄なライダーでも前方から足を回してまたぎやすく、股内でグリップしやすい形状など、日本人の体格に合わせた設計思想が盛り込まれている。
さらに、表皮やクッション材の耐久性にも配慮されており、長期使用を前提とした構造となる。なお、シート取り付け部分には加工が施されており、バイクへの転用はできない。
設計から製造までを手掛けた「木工のデン」の神野克昭氏は、「最も苦労したのは、バイクのシートをスツールとして成立させるための構造づくり」とコメント。イスとしての強度を確保しながら、スーパーカブらしさと生活空間へのなじみやすさを両立させるため、モックアップによる試作と調整を繰り返したという。
Hondaアップサイクルプロジェクト「.uppar」から誕生 100脚限定生産
「スーパーカブチェアークラシック」は、Honda社内有志によるアップサイクル商品化プロジェクト「.uppar」から生まれたオフィシャルライセンス商品である。
活用されるのは、Hondaが在庫する修理交換用補修部品のうち、保管期限切れで廃棄対象となる未使用シートのみ。使用できるシート数に限りがあるため、100脚限定の受注生産となる。
価格は4万9500円(税込み)。別途特別送料2000円が必要。予約受注期間は2026年5月15日から7月31日までで、発送は2027年2月以降を予定している。
商品詳細および開発インタビューは、小学館百貨店「スーパーカブチェアークラシック」特設ページ に掲載されている。




