HONDA SUPER-ONE
補助金が出ると聞き、早速ディーラーへ

きっかけは5月中旬のランチタイムでした。自動車メディアに関わる我々の食事の時の話題は、やはりクルマのことが多いのですが、「ニューモデル速報 すべてシリーズ」のK編集長がふと「スーパーワンは、東京で残価設定ローンで買うとほぼ無料で乗れますよ」とつぶやいたのです。え? どういうこと? と聞いてみると、国や都から補助金が出るから、という理由でした。「ホンダ スーパーワン」のことはもちろん知っていましたが、その辺りの情報はノーマークでした。
そこでちょっと調べてみると、国からの補助金が130万円、そして東京都から60万円、さらに太陽光発電システムを設置していると東京都から追加で30万円出るということがわかりました。私の家は太陽光発電を設置しているので、補助金はトータル220万円にもなります。これはもうちょっと詳しく知らねば、ということで近くのホンダカーズを訪れてみたのです。
東京都の補助金は確約されない!?

対応してくれた営業の方に「スーパーワンが気になっている」という旨を伝えると早速丁寧に説明をしてくれました。まず最初に言われたのが、現在スーパーワンの予約が殺到しており、納車は2027年になるかもしれない、そしてその時点で補助金が出るかどうかは保証できない、ということでした。
つまり補助金は予算が決まっているので、上限に達したら支給されません。申請はクルマの登録が終わって車検証が出ないとできないので、仮に今スーパーワンを契約しても、納車となる2026年末〜2027年初頭の時点で補助金が上限に達していたら支給されない、ということなのです。
営業担当の方によると、国の補助金(130万円)はおそらく大丈夫だが、東京都の補助金についてはどうなるかわからない、ということでした。そもそも補助金に関してはホンダがやっていることではないので、詳しい状況はディーラーでもわかないようです。とにかく、そんな情報を得た上で、とりあえず見積もりをお願いしました。
実質モノグレード、ほぼフル装備




スーパーワンにはグレードというものがなく、選択するのはボディカラーがモノトーンかルーフがブラックの2トーンか、だけです。ここはやはりせっかくなので2トーンを選択。カタログを見て驚いたのはスーパーワンの装備の充実ぶりで、BOSEプレミアムサウンドシステムやGoogle搭載9インチHonda CONNECT、ETC2.0、本革ステアリングにステアリングヒーター、シートヒーター、LEDヘッドライト、15インチアルミホイールなどがすべて標準装備。とてもコンパクトカーとは思えません。もちろんHonda SENSINGやACCなどの安全機能、運転支援装置もひと通り備わっています。
もはやオプションで付けるものなんてないんじゃ?と思いましたが、EVには必須の充電ケーブルが付属していないということなので、充電ケーブルとフロアマットを追加することにしました。充電ケーブルは7mで6万6000円、フロアマットはスタンダードタイプで2万2000円です。AC電源を外部に給電できるAC外部給電器(4万1800円)は迷ったのですが、必要なら後から買えばいいや、ということで今回は選択しませんでした。
支払いは残価設定型のクレジットプランを選択しました。スーパーワンの4年後の残価設定は142万9650円とのこと。車両本体価格が349万4700円ですから、残存率は約40%となります。EVはリセールが不安という人は多いですが、4年後にこの残存率なら悪くはないのではないでしょうか。
残価設定ローンだと負担額はわずか

結局オプションと多少の値引きを相殺した総額は361万3830円となりました。頭金を150万円入れた場合の支払いプランは、初回2万713円、以降は1万8900円×46回、ここには分割払いの手数料20万5933円が含まれています。つまり4年間の支払額は頭金の150万円に加えて初回分2万713円、1万8900円×46=86万9400円、トータル239万113円となります。補助金が220万円出れば実質の負担額は約19万円。1年あたり約5万円、ひと月なら4000円ちょっとです。
もちろん任意保険料や200V普通充電設備の工事費用などは追加でかかりますが、重量税は3年間免除、さらに東京都はEVの自動車税が5年間免税になるなど、維持費もかなり安く済みそうです。EVはオイル交換も必要ないし、太陽光発電の余剰分で充電すれば、燃料(電気)代もそんなにかからないかも!?
ひと月4000円! で購入を決断

でも、さすがに新車の購入をそんな簡単に決めていいのか!? そもそも東京都の補助金がなくなったらどうする!?……と頭の中はグルグルと巡ります。今日はとりあえず帰って、家でゆっくり検討するか!? いや、補助金に限りがあることを考えれば、購入するなら1日でも早いほうがいい! あの時決断していればよかった、と後から悔やむのは避けたい。何と言っても、ひと月4000円ちょっと、1日あたり150円以下で最新のEVに4年間乗れる……。
久しく体験していない新車購入という“非日常”の高揚感もあり、私はついに「契約します!」のひと言を発してしまったのでした。クルマの購入をこんな短時間で決めてしまったのは初めてのことです。
翌日、担当営業の方から工場完成予定が1月12日だと連絡を頂きました。やはり年内は無理のようですね。ただ、受注が非常に多いことを受けて増産体制に入っており、もう少し早まるかも、ということでした。納車時期はともかく、今は登録までに東京都の補助金が上限に達しないことを祈るばかり。小池都知事、よろしくお願いします!

