ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。

「ちょうどいい」のフレーズでお馴染みのホンダ・フリード。16年9月に8年ぶりのフルモデルチェンジが行なわれた現行モデルでは、手頃なサイズ感はそのままに、1~3列目のヒップポイント間距離を90mmアップさせるなど室内の開放感に磨きが掛けられた。パワートレーンはガソリンのほか、1.5Lのハイブリッドも用意。レジャーユースに特化したフリード+(5人乗り)もラインナップする。

ライバル車比較|ホンダ・フリードとトヨタ・シエンタ。家族が喜ぶのは?使い勝手は? 容量は? 後席は?

広さだけでなく、使い心地にも括目せよ!!

コンパクトなボディサイズとは裏腹に広大な空間には、乗員の快適性を高める装備が目白押し。用途に合わせた使い心地から、使わないときはスッキリと目立たないように処理するなど、工夫の数々が見受けられる。


①サンバイザーのポケットはベルト式。一般的なタイプとは異なり、中央部がサンバイザーに固定されているのがポイントで保持力も高い。


②引き出して使うセンターテーブルは耐荷重3kg。上面のサイズは、マクドナルドのビッグマックの箱にも対応するように設計されている。


③センターのドリンクホルダーは使わない時にはインパネ内に収められる引き出し式。運転中にも手が届きやすい位置にレイアウト。


④運転席の前にあるボックスは、メーター前方配置により実現できたものだ。薄型ボックスティッシュが中に入れられる収納力がある。


⑤運転席用のドリンクホルダーはダッシュボード右側に内蔵。小物入れとして携帯電話などを置くシーンも想定し、固定式としている。


⑥センター下部のポケットはUSB端子やHDMI端子を備えるので充電中のスマホ置き場に最適。USBは出力が1.5Aなので充電も早い。


⑦フロントドアポケットは2段式で収納力抜群。ペットボトルホルダーは手が届きやすいよう上部で、その後方は小物が置けるトレーだ。


⑧インパネの助手席前には左右に長いトレーがあり、もちろんスマホが置ける面積を確保。左端はドリンクホルダーで底が深くなっている。


⑨グローブボックスはリッドの裏側が収納スペースとなったいわゆるバケット式。容量は一般ボックスティッシュでいえば1.5個分。


⑩前席アームレストにフックを設けたのは実用的なアイデア。レジ袋の手で持つ部分を左右に引っ掛けてゴミ袋とする使い方も可能。


⑪スライドドアには500mℓサイズが置けるペットボトルホルダーを装備。2列目の乗員用のドリンク置き場はここだけとなる。


⑫一般的なシートバックポケットに加え、上級グレードは上部に小物入れのポケットを用意する。スマートフォン置き場などに便利。


⑬3列目のシート脇にもドリンクホルダーを装備。その脇の低い部分は3列目の移動時に手をつく場所として使え、楽に乗り込める。