
発売直後から注目! ランクルFJは次なるカスタムベースの本命か
2026年5月に発売されたランドクルーザーFJ。ランクル300、250に続く新たなシリーズとして登場したこのモデルは、「もっと気軽にランクルを楽しむ」というコンセプトのもと開発された、シリーズ最小クラスの本格SUVだ。
コンパクトなボディサイズと取り回しの良さを備えながら、ラダーフレームや本格4WDシステムなど、ランクルらしい悪路走破性をしっかり継承。まさに“ランクルの末弟”という表現がぴったりな1台として、多くのユーザーから注目を集めている。
その人気ぶりを実感したのが、6月に富士スピードウェイで開催されたランクルフェスだ。会場内でもFJへの関心は非常に高く、試乗会には朝から長い列が形成。来場者の多くが実車を囲みながら、細部のデザインやサイズ感を熱心にチェックしていたのが印象的だった。
さらに出展メーカーのブースでも、いち早くFJ向けのパーツ提案を始める動きが見られた。まだ発売されたばかりということもあり、現時点でアフターパーツは限られるものの、「このクルマは絶対に盛り上がる」という期待感は会場全体から伝わってきた。
もちろん現状では納車まで時間がかかる状況も予想される。しかし、それでもユーザーの期待が冷めないのは、FJがカスタムベースとして非常に魅力的だからだ。ランクル250がそうであったように、自分好みのスタイルへ仕上げる余白がしっかり残されており、アウトドア派から街乗り派まで幅広いユーザー層を取り込めそうなポテンシャルを秘めている。
まず狙うべきは足元! タイヤ&ホイール交換がカスタムの第一歩
そんなFJでまず注目したいのがタイヤ&ホイールだ。
純正は265/60R18タイヤと18インチアルミホイールを装着。PCDはランクル250や150系プラドと同じ6H-139.7を採用しているため、既存のランクル系ホイールでいけそうな予感。
カスタムの方向性としては、17インチへサイズダウンし、A/TやM/Tタイヤを組み合わせたオフロードスタイルが王道になるだろう。コンパクトなボディと張り出したフェンダーを活かしたゴツめのスタイルは、間違いなくFJのキャラクターと好相性だ。
一方で、ボディサイズが比較的コンパクトなFJは、従来のランクルとは異なるアプローチも似合いそうだ。例えばオールテレーンタイヤにストリートテイストのホイールを組み合わせる都会派スタイル。アウトドア感と都会的なセンスを両立した、新しいランクル像を作り上げることもできそうである。
そこで今回の企画では、編集部が厳選した注目ホイールをCG合成でマッチング。果たしてFJにはどんなデザインが似合うのか? 納車前の妄想を膨らませながら、未来の愛車づくりの参考にしてほしい

【MUDVANCE 08】なら“ランクルらしさ”と都会的なセンスを両立できる

CG合成の1本目として選んだのは、ウェッズアドベンチャーの人気シリーズ「MUDVANCE 08」。オフロードホイールでありながら、無骨一辺倒では終わらない絶妙なデザインバランスが魅力のモデルだ。8本のデュアルスポークをベースにしたメッシュテイストのデザインは、力強さとスポーティさを両立。センターへ向かって落とし込まれた立体感も強く、足元の存在感をしっかりと主張してくれる。
ランクルFJとの相性を考えると、まさに有力候補のひとつ。コンパクトなボディサイズを持つFJは、ランクル250のようなヘビーデューティ路線だけでなく、街乗りも意識したスタイリングが似合う。その点、MUDVANCE 08はオフロード感をしっかり演出しながらも、スポーティで洗練された印象を持っているため、A/Tタイヤとの組み合わせはもちろん、ストリート寄りのカスタムにもハマりそうだ。
カラーはフリントブラックとマットブロンズの2色を設定。特にフリントブラックはショットピーニング処理によるザラついた質感が特徴で、FJのスクエアなボディラインや樹脂パーツとの相性も抜群。無骨さを際立たせたいならブラック、アウトドア感やクラシカルな雰囲気を狙うならブロンズが面白い選択肢になりそうだ。
さらに6H-139.7を含む豊富なサイズ展開を用意しているため、純正サイズを活かしたカスタムから、17インチへインチダウンしてゴツめのタイヤを履かせるスタイルまで幅広く対応。ランクルFJのキャラクターを活かしながら、オフ系もストリート系も楽しめる。そんな懐の深さこそが、MUDVANCE 08をおすすめしたい最大の理由だ。


SIZE:12×4.0〜18×8.5
PRICE:2万4200円〜5万5000円
H-P.C.D:4-100、6-139.7、5-139.7、5-114.3
COLOR:フリントブラック、マットブロンズ
CONSTRUCTION:鋳造1ピース
ネオクラ感がFJにハマる! 【MUDVANCE CL】は独特のクラシカル系

ランクルFJに履かせるなら、無骨なオフロードスタイルもいい。しかし、せっかくの新型だからこそ少し個性を出したい。そんなユーザーに注目してほしいのが、ウェッズアドベンチャーの「MUDVANCE CL」だ。
最大の特徴は、往年の4WDホイールを思わせるディッシュテイストのデザイン。近年のオフロードホイールではメッシュやビードロック風デザインが主流だが、MUDVANCE CLはあえてクラシカルな雰囲気を取り入れることで独特の存在感を放っている。
そんなデザインだからこそ、FJとの相性はかなり良好だ。FJはランクルシリーズの中でもコンパクトなボディサイズを持ちながら、スクエアなシルエットや背面タイヤなど、どこかヘリテージ感を感じさせるデザインを採用している。そのためMUDVANCE CLを組み合わせることで、最新モデルでありながらクラシカルなオフローダーらしさを強調できるのだ。
特におすすめしたいのは17インチ仕様。A/TタイヤやM/Tタイヤを組み合わせれば、まるで海外仕様のランドクルーザーのようなタフな雰囲気を演出できる。今回CGでマッチングしてみても、派手さではなく“本物感”を感じさせるスタイルに仕上がったのが印象的だった。
ランクルFJはカジュアルなアウトドアスタイルも似合うが、MUDVANCE CLならよりヘビーデューティな世界観を表現できる。最新のランクルを、どこか懐かしいクロカンテイストで楽しみたい人には見逃せない一本だ。




SIZE:16×5.5〜18×8.5
PRICE:4万2900円〜5万9400円
H-P.C.D:5-139.7、6-139.7、5-114.3、5-150
COLOR:フルマットブラック、マットグレイ
CONSTRUCTION:鋳造1ピース
FJの遊び心を引き出すならコレ! 【MUDVANCE DX】で王道オフ系

ランクルFJの魅力は、本格オフローダーとしての性能を持ちながら、気軽に乗り回せるコンパクトさにある。だからこそホイール選びも、あまり重厚すぎる方向ではなく、アクティブで遊び心のあるスタイルがよく似合う。そんなFJに合わせてみたいのが、ウェッズアドベンチャーの「MUDVANCE DX」だ。
MUDVANCEシリーズのなかでもDXは、王道オフロードホイールらしい力強さが魅力。リムいっぱいまで伸びたショートスポークと、ビードロックリングを思わせるリムデザインによって、停まっていても迫力を感じさせるスタイルを実現している。一方で、スポークエンドや開口部にはシャープなラインを取り入れており、単なる無骨系では終わらない洗練された印象も併せ持つ。
今回CGでランクルFJにマッチングしてみると、その相性の良さは想像以上だった。スクエアなボディラインと張り出したフェンダーを持つFJに対し、DXの力強いデザインが絶妙にマッチ。まるで純正オプションかと思うほど自然な仕上がりを見せてくれた。特に17インチへインチダウンし、オールテレーンタイヤを組み合わせたスタイルは、FJが持つアウトドアテイストをさらに引き立ててくれそう。
また、MUDVANCE CLがネオクラシック路線なら、DXは現代的なオフロードカスタムの王道といった立ち位置。USオフロードテイストやオーバーランドスタイルとの相性も良く、キャンプやアウトドアを積極的に楽しむユーザーにもぴったりだ。
ランクルFJはカスタムの自由度が高いモデルだが、「まず失敗したくない」という人には、このMUDVANCE DXが有力候補になるはず。王道だからこそ長く愛せる。そんな安心感も、このホイールの大きな魅力と言えるだろう。




SIZE:12×4.0〜 20×9.0
PRICE:2万5300円〜7万8100円
H-P.C.D:4-100、5-139.7、6-139.7、5-114.3
COLOR:フルマットブラック、マットブラックポリッシュ
CONSTRUCTION:鋳造1ピース
※写真はCG合成によるものです。実際のサイズ感、カラーと異なる場合がございます。
