削ぎ落とされたアウディ特有のデザイン言語により、エレガンスとスポーティさを完璧に融合

新型A6について同社は、A6の伝統であるフォーマルな品格に、クーペ4ドアのようなエモーショナルな要素を融合させた、アウディ史上最もエレガントなプレミアムアッパーミディアムセグメントのセダン/ステーションワゴン。最新の電動化技術であるMHEV plusを全モデルに搭載し、デジタルマトリクスLEDヘッドライトやMMIパッセンジャーディスプレイなどの先進装備を標準化することで、このセグメントにおける卓越した価値を提供する、と紹介。

全長5000×全幅1875×全高1465(アバントは1485)mm、ホイールベース2925mmの寸法を持つエクステリアは、ロングノーズとロングホイールベースによる伸びやかなプロポーションが特徴。ソフトなサーフェスとはっきりとしたダイナミックな線で構成されたボディは、削ぎ落とされたアウディ特有のデザイン言語により、エレガンスとスポーティさを完璧に融合させている。

セダンのA6は、ウインドウ上部から流れるルーフラインのカーブがリヤエンドのエッジまで流れるようにつながり、独自のプロポーションによってプレステージ感を演出。ステーションワゴンのA6アバントでは、フラットでストレッチされたキャビンがプログレッシブな印象を醸し出している。

フロントエンドは、低くワイドに構えた大型シングルフレームグリルと、スリークでスリムなヘッドライト、そして際立った位置に配置されたアウディのフォーリングスが調和し、精悍で存在感のある表情を作り出している。

その美しさの背景には、洗練されたエアフローコンセプトが存在する。フロントの空力性能において重要な役割を担うサイドエアインテークは、形状と機能の双方から最適化され、フロント両端に配置されたエアカーテンがより優れた空気の流れを実現するとともに、力強い印象を強調。さらに、フロントバンパーのフロントスポイラーは、フロントアクスルのリフトを軽減し、アンダーボディのパネルとともに車両下部の空気の流れを緻密に制御する。

リヤエンドにおいても、伸びやかでわずかに上向きになったシルエットが、格調の高さを演出。また、ヘッドライト同様に薄くシャープなデザインを採用したふたつのリヤライトと、その下に広がる一体型のライトストリップがワイド感を強調し、新型A6に圧倒的な存在感と洗練された印象を与えている。

新型A6の卓越した空力性能には、ノッチバックの特別な形状をはじめとするリヤの造形が大きく寄与。テールゲートに施された鋭いカーブとその手前のくぼみは、最適な気流の剥離(ストール)を生み出し、高効率な空力特性を実現する。これに大型で幅の広いディフューザーを組み合わせることで、リヤアクスルのリフトと空気抵抗(ドラッグ)の間に理想的なバランスを確保し、ドライビングダイナミクスを向上させた。さらにフロントのエアカーテンや、跳ね上がる車両後端のデザインをはじめとする徹底したエアロダイナミクスの最適化により、空気抵抗係数(Cd値)はセダンが0.23、アバントは0.25という、アウディの内燃機関モデル史上、最も優れた数値を達成している。

インテリアは、乗員のニーズを第一に考えたヒューマンセントリックなデザイン思想に基づき、アウディの最新デザインフィロソフィーを体現。MMIパノラマディスプレイを中心としたデジタルステージは、左右のドアとインパネをつなぐソフトラップデザインによって、より広々とした空間を創出している。新型A6は11.9インチのバーチャルコックピットと14.5インチのMMIタッチディスプレイに加え、助手席用の10.9インチのMMIパッセンジャーディスプレイを全車に標準装備。

また、広い後席ヘッドルームを確保したことにより、デザイン性と快適性を高次元で両立しているのも見どころ。さらに、オプションであるアンビエントライティングプロ/ダイナミックインタラクションライト/フロントヘッドレストスピーカーを含むMMIエクスペリエンス・プロ・パッケージの追加により、視覚的なドライバーサポートと臨場感溢れるサウンド体験が実現し、より快適で上質な室内空間を創出する。

パワーユニットは、272ps/400Nmを発する2.0L 直列4気筒ガソリンターボと、204ps/400Nmの2.0L 直列4気筒ディーゼルターボの2機種を設定。いずれも7速DCT(Sトロニック)、クワトロ四輪駆動システムを組み合わせている。さらに、最新の48VマイルドハイブリッドシステムのMHEV plusを搭載して走行性能と効率性を高め、CO₂排出量を低減。発信や追い越しの際には最大18kW(24ps)の電力アシストと230Nmの追加トルクを提供し、減速時には最大25kWの回生エネルギーが得られる。また、低速走行時や駐車時では部分的電動走行を可能にして燃費向上を実現している。WLTCモード燃費はガソリン仕様が15.2km/L(セダン)/14.8km/L(アバント)、ディーゼル仕様が17.6km/L(セダン)/17.3km/L(アバント)と発表された。

走行性能においては、トーションバー、ステアリングギヤ、コントロールアームブッシングなどの構成部品を先代モデルよりも硬めに設計。これは、ステアリングレスポンスの向上と正確かつシャープなハンドリングに寄与する。サスペンションは前後ともに5リンク式だ。

新たに追加されたオプションのアダプティブエアサスペンションを装着すると、車高や減衰力を調整して、ダイナミックな走りとプレミアムセグメントに相応しい上質な乗り心地を提供。また、オプションのオールホイールステアリングを選択すれば、最小回転半径を6.0mから5.4mに縮小し、市街地での優れた取り回しと高速走行時の安定性を高められる。

荷室容量はセダンが452L、アバント(写真)が466Lを確保

先進技術の導入も惜しみない。新型A6には、最新のマイクロLED技術を採用したデジタルマトリクスLEDヘッドライトおよびデジタルOLEDリヤライトを標準装備する。デジタルマトリクスLEDヘッドライトには48個のLEDセグメント、デジタルOLEDリヤライトには左右それぞれ198個のセグメントが装備され、高度なパーソナライゼーションと高精度なライティングを実現。MMIを通じて、8通りのライティングパターンから選択することが可能だ。また、カミングホームおよびリービングホーム時のアニメーションは3パターンから選択でき、車両前方にアニメーションを投影する。

運転支援システムも大幅に進化した。アダプティブクルーズアシストプラスには、新たに高速道路における車線変更アシスト機能を追加。ウインカー操作により車両が周囲の状況を確認し、可能な場合はハンドリング操作をアシストする。

パークアシストプロには、狭い道などで後退が必要な際、車両が直前に通ったルートを最大50mまで正確に戻る操作を自動で行なう「リバースアシスト」、過去の駐車操作を最長200mまで記憶し、以降は車両が自動で駐車を行なう「メモリー機能」、そして、縁石などの低い障害物がホイールに接近した際にワーニングを表示し、ホイールの損傷を防止する「カーブストーンアシスト」など、最新の機能でドライビングをより快適なものにする。走行状況や学習したドライバーの好みに基づき、最適な走行モードを車両が自動で選択するアウディドライブセレクト アシスタントも標準装備された。

パーソナライゼーションプログラムでは、SモデルやRSモデルで導入初期に提供していたAudi exclusiveのインテリアオプションからバイカルブルー、ネオジムゴールド、ジンジャーホワイトといった新しいカラーがラインナップに加わり、また、エクスクルーシブインテリアエレメンツ、エクスクルーシブレザーステアリングブラック、エクスクルーシブレザーシートも選択可能だ。

さらにカスタマイズオプションも充実している。ポリマー分散型液晶(PDLC)技術を用いたスマートパノラマガラスルーフは、電圧操作によりガラスを透明から不透明へ瞬時に切り替え可能となり、A6では6セクション、A6アバントでは9セクションに分割して個別に制御することができる。

アウディ「A6」モデルラインナップ
【2.0Lガソリンマイルドハイブリッド搭載車】
・A6 200kW TFSIクワトロ:885万円
・A6アバント200kW TFSIクワトロ:927万円
【2.0Lディーゼルマイルドハイブリッド搭載車】
・A6 150kW TDIクワトロ:898万円
・A6アバント150kW TDIクワトロ:940万円
※価格は消費税込み

アウディ公式サイト「A6」
アウディ公式サイト「A6アバント」