走行マイルを稼いで自信と余裕を身につける

サーキット走行に慣れていないとか、タイムを出したいときなどは緊張しがち。フラッグを見逃すとか、メーターを見る余裕がないなんてことも。
当然、そんな状態ではクルマの状態やタイヤのグリップを感じ取れないし、速く走れるわけがない。 だから慣れることはとても大事。
経験がものをいうとはまさにそれで、何より走り込むのが肝心。ひたすらマイルを稼ぐことで、自身のスキルに自信がつくし、いろんな余裕が生まれて、パドックでもピットでもコース上でも緊張しなくなる。
なので、夏だから走らないとか、雨だから遠慮しておくじゃなくて、ぜひともたくさん走っていただきたい。
プロはメーカーやショップの威信が掛かったデモカーに乗り込んで、まともに事前走行もしないまま、1周でタイムを出さなくてはならない状況に置かれる。
だけど、もう何年、何十年も同じことをやっていると、クルマやタイヤの性能以上のタイムは出ないことがわかっている。
だから、緊張したりしないのだが、慣れとは恐ろしいもので、つまりはそれが『普通』になればいいわけだ。
練習を重ね、経験を積めば、どんどん『普通』に近づいていく。最初から上手くとか、そつなくとか、考えるから舞い上がっちゃうなんてこともあるので、まずは体調を万全にして、気楽に臨むことが大事。
クルマとの対話を楽しんでいただきたい。 自身の能力以上の結果を出そうとすると、だいたい上手くいかない。安全に、余裕が持てる範囲内でマイルを稼ぎ、その中で「次はこうしてみよう」とチャレンジしていく。そして、走る日の間隔が開き過ぎないようにする。
走るのがひさしぶりだと、以前にできたことができなかったり、ちょっと戻ったところからのスタートになりがちだからだ。
