外して点検すると後輪はゴリゴリ回って引っ掛かる

ハブ単体で点検。錆びが目立つ。後輪は左右とも手で回すと明らかに引っ掛かり、ごりごりとした感触が伝わってきた。前輪はそこまでの状態ではないが、左側に多少の重さがあった。

RSアイザワによるNDロードスター ハブ交換作業

ハブ交換の様子だ。ハブはがっちりナックルに留まり、はまっている。長さのあるストレートのメガネレンチやスライディングハンマーも駆使して取り外した。ハブの状態を新品と比べると、明らかに回転にスムーズさがない。途中に引っ掛かる箇所が認められる。後輪から開始した。

まずキャリパーとブレーキローターを外す。ドライブシャフトの固定用ナットを取る。

ナックルの裏面にあるハブの取り付けボルトを緩めて抜く。意外にスペースが狭い。
スライディングハンマーでハブを引っ張り出す。
③外れたハブとダストカバー。
④ナックルなどの汚れや腐喰、錆の痕を綺麗にする。
⑤新品ハブのケース外周にグリスを塗布。
⑥新品ハブのケース外周にグリスを塗布。
⑦新品のダストカバーをナックルにセットした後、ハブをナックルにはめ込む。
⑧ハブの取り付けボルト、ドライブシャフトのロックナットを規定トルクで締めつける。

前輪はドライブシャフト以外、同様の手順。

ドライブシャフトやデフのオイルシール不良

車高を多めに下げている車両はドライブシャフトの角度がきつくなり、掛かる負担からジョイントにガタが出ているケースがある。ドライブシャフトとデフの連結箇所に備わるオイルシールからのオイル漏れもよくある症状だ。

デフのメンテナンスも心掛ける

走行15万kmの車両での事例。デフから異音が聴こえ、結果として焼きついた。ロードスターのデフケースは小さく、オイル容量も少なめ。日頃のメンテナンスをしっかり施したい。また、デフマウントの固め過ぎはデフケースに負担を与えることがあり、適度にしておきたい。

ソフトトップの擦れや穴開きにも注意

オープンでの走行が多いと、生地に折り目のクセがつく。さらに指で示した付近の生地が薄っすらとなり、穴が開くこともあるそうだ。

オープン時はバタつきが抑えられる構造だが、穴が開くのは車体側に接触するポッチがあり、走行中に振動が加わるのが理由らしい。幌交換はリアの内装一式をばらすため、費用が掛かる。同店での目安は20万円台後半から30万円弱(取材当時)。


■アールエスアイザワ 

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