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Porsche Macan
Mercedes-Benz GLC

マカンのガソリン車は在庫販売のみに

初代ポルシェ マカン
初代ポルシェ マカン

2026年8月上旬現在、ポルシェジャパンのホームページでは初代であるガソリンモデル(ICE)の「マカン」は在庫販売のみになっていて、新規にオーダーできるのはEVの「マカン エレクトリック」のみだ。ICEは、新車の在庫販売は行っているものの、そろそろ中古車での購入を検討する時期になっている。

マカンのコクピット
マカンのコクピット

ICEの新規オーダー終了ということは、当然ながら新車という中古車市場への供給源がなくなる。ICE(初期型)のボディサイズは、全長4680mm×全幅1925mm×全高1625mmと、ワイドではあるものの、「カイエン」の全長4930mm×全幅1985mm×全高1700mmという巨体と比べると格段に取り回しがしやすい。より手軽な新車価格はもちろんだが、日本の道路や駐車場事情にマッチするポルシェSUVとしての人気は圧倒的だ。

初代マカン(ICE)の高年式はプレミアが付く

GTSのマフラーエンド
GTSのマフラーエンド

こうした背景からすると、後期型などの鮮度の高いモデルは少なくても高値安定状態が続き、後期型の「GTS」や「T」などを中心にプレミアが付く傾向は継続するだろう。一方で、デビューから10年前後となっている2014〜2018年モデルの初期型は、200万円以下の物件もあり、300万円を超えると走行距離5万km以下の個体も出ている。

マカンのインテリア
マカンのインテリア

2026年8月上旬時点の中古車平均価格は、470万〜490万円前後で推移していて、中古車流通量は480〜500台程度となっている。約2ヵ月前と比べると、流通量はあまり変わっていないが、平均価格は10万〜20万円程度下がっている。ただし、先述したように、初代マカンの新車供給ストップにより、中古車市場は変わるかもしれない。

予算500万円でマカンを買うなら

マカンのフロントマスク
マカンのフロントマスク

予算500万円でのおすすめは、まず前期型(2015〜2018年式)の「マカンS」だ。340PS/460Nmの3.0リッターV6ツインターボを搭載し、ベースの「マカン」よりも103PS/110Nmも上回る。流通量が多く、走行距離4万〜5万km程度のコンディションが良い個体、整備記録簿が完備された物件が選べる。また、「GTS」ほど硬すぎない足まわりも含め、日常使いとV6の官能性のバランスにも秀でている。なお、個体数は「マカン」や「マカンS」ほどではないものの、予算500万円以内でも「GTS」や「ターボ」でもぎりぎり手が届く物件もある。

マカンのエクステリア
マカンのエクステリア

また、タマ数の多さでは「マカンS」を上回るベース車の「マカン」を選ぶ手もある。予算500万円あれば、「スポーツクロノパッケージ」、電子制御ダンパーである「PASM」やエアサスペンション、20インチアルミホイール、レザーインテリアなどオプション満載状態で走行距離がより短い物件も揃っている。

予算500万円だと初代GLCがターゲット

初代メルセデス・ベンツGLC
初代メルセデス・ベンツGLC

メルセデス・ベンツSUVの中でも販売台数面で中核を担う「GLC」は、予算500万円だと2016年2月から2023年2月まで販売された初代がターゲットになる。なお、2023年3月発表の現行型は予算的に狙えない。

ヒット作となった初代GLCだが、2026年8月上旬時点の中古車流通量は、280〜300台前後で推移している。平均価格は、マカンより200万円近く安い290万〜310万円程度だ。予算500万円であれば、一部をのぞき大半の物件がターゲットになる。走行距離が2万km未満で500万円を超える個体もわずかに流通しているが、ほとんど走っていないような物件でも狙える。

走行距離3万〜5万kmがボリュームゾーン

初代GLCのリヤビュー
初代GLCのリヤビュー

年式別では2017年式が最も多く、2016年式、2018年式、2019年式、2020年式の4年のイヤーモデルには大差がないのが特徴的。とくに初期型から中期型の新車は、年式を問わず平均的に売れていたのかもしれない。走行距離別では、3万〜5万kmが最大のボリュームゾーンで、10万kmオーバーは少数派だ。

年式を問わず「220 d 4MATIC」が狙い目

初代GLCのコクピット
初代GLCのコクピット

鉄板といえるおすすめは、流通量が非常に多い「220 d 4MATIC」の後期型(2019年後期〜2022年)で、走行距離は2万〜5万km台が狙える。後期型は2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボを積み、194PS/400Nmというアウトプットで、9速ATと4WDの組み合わせによりロングドライブも苦にしない。むしろ、ロングドライブの機会が多い人こそその真価を享受できる。

もちろん、「220 d 4MATIC」は、前期型であればより予算に余裕が出てくるため、コンディション最重視で納得できる個体に出会える可能性が高そうだ。多彩なオプションを装着しているトッピング“全部のせ”のような物件も散見される。

初代GLCのリヤシート
初代GLCのリヤシート

「GLC 43 4MATIC」も前期型ならターゲットに

初代GLCのリヤビュー
初代GLCのリヤビュー

スポーティ派には、メルセデスAMGの「GLC 43 4MATIC」の前期型(2016〜2018年)もおすすめ。走行距離は3万〜6万km台が多く、最高出力367PS、最大トルク520Nmのハイパワーと分厚いトルクを享受できる。

初代GLCの注意ポイントは、エアサスペンションのコンプレッサー故障、ディーゼルエンジン関連のトラブルなどだ。致命的なトラブルは比較的少ないが、パワートレインや電装系、エアサス、サンルーフなどのチェックは不可欠だ。

初代メルセデス・ベンツGLC
初代メルセデス・ベンツGLC

一方の初代マカンは、PDKのオイル劣化によるクラッチ制御の不良、ウォーターポンプなどからの水漏れ、エアサスペンションのコンプレッサー故障などに要注意だろう。

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