BMW M2 M xDrive
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Alpine A110 R
コンパクトなボディによる圧倒的な軽さ




BMW M社はコンパクト2ドアパフォーマンスクーペ「M2」に、「M xDrive」システムを採用した全輪駆動仕様「M2 M xDrive」を導入。M2はRWDとAWDが選べるようになった。
アルピーヌは軽量ミッドシップとして2017年に復活を果たした「A110」に、2022年にサーキット走行を重視したハイパフォーマンス仕様「A110 R」を追加。ボンネット、ルーフ、リヤパネルなどにカーボンファイバー製パーツが奢られ、専用のスワンネック式リヤスポイラーを採用。アグレッシブなエクステリアに加えて、大幅な軽量化を果たしている。
BMW M社のラインナップでは最小サイズのM2だが、A110 Rと並べるとボディサイズの差は歴然。M2が全長で325mm、ホイールベースで327mm、全高でも164mmも大きく、さらに車両重量は690kgも重い。ただ、このボディサイズにより、後席とラゲッジルームに十分なスペースが確保されている。
BMW M2 M xDrive
ボディサイズ=全長4580mm×全幅1887mm×全高1404mm
ホイールベース=2747mm
車両重量=1790kg
タイヤサイズ=275/35R19(前)、285/30R20(後)
アルピーヌ A110 R
ボディサイズ=全長4255mm×全幅1800mm×全高1240mm
ホイールベース=2420mm
車両重量=1100kg
タイヤサイズ=215/40R18(前)、245/40R18(後)
燃費性能が向上した3.0リッター直6ターボ




「M2 M xDrive」が搭載する3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンは、全輪駆動化に合わせてパワーユニットのアップデートを実施。最高出力は480PSと従来型から変わらないものの、燃費性能が向上し、EU圏内の厳しい排ガス規制にも対応している。「A110 R」の1.8リッター直列4気筒ターボは、A110 Sと同じ最高出力300PSを発揮。180PSものパワー差を活かし、0-100km/h加速はM2 M xDriveが0.3秒上まわる。
BMW M2 M xDrive
エンジン形式=直列6気筒ツインターボ
排気量=2992cc
最高出力=480PS/6250rpm
最大トルク=600Nm/2200〜5600rpm
トランスミッション=8速Mステップトロニック(AT)
駆動方式=AWD
最高速度=250km/h
0-100km/h加速=3.7秒
アルピーヌ A110 R
エンジン形式=直列4気筒ターボ
排気量=1798cc
最高出力=300PS/6300rpm
最大トルク=340Nm/2400rpm
トランスミッション=電子制御7速DCT
駆動方式=RWD
最高速度=284km/h
0-100km/h加速=4.0秒
万能型ハイパフォーマンスクーペ




M2は、BMWの最新モデルではお馴染み、12.3インチメーターパネルと14.9インチタッチ式インフォテインメントパネルを並べた「BMWカーブドディスプレイ」を採用。フラットボトム形状のMレザーステアリングや、ホールド性に優れたMスポーツシートなど、サーキットでドライバーをサポートする装備が標準搭載される。
A110Rは、A110リーズ共通の丸型メーターナセルと7インチマルチファンクションタッチスクリーンを配置。A110 Rの専用装備として、ダッシュボードやドアトリムがレーシングカーを思わせるマイクロファイバーで覆われ、軽量化を目的としてドアグリップに替えて赤いストラップが装着された。
M2 M xDriveは、取りまわしの良いコンパクトなボディに全輪駆動システムを導入したことで、圧倒的なトラクション性能と安定性を獲得。ワインディングや高速クルージング、さらにはサーキット走行まで幅広く対応する、万能型のハイパフォーマンスクーペに仕上げられた。
A110 Rは軽快なドライブフィールやドライバーの操作に忠実に反応するハンドリングなど、軽量ミッドシップの醍醐味を存分に味わわせてくれるだろう。唯一無二の魅力を備えるA110だが、アルピーヌはA110シリーズの生産を2026年半ばを持って終了すると決定。2026年3月31日には日本国内におけるオーダーも打ち切られており、A110 Rを新車で購入することはできない。
M2 M xDriveは2026年末にも日本導入され、価格は1200万円前後になると予想される。電動化の波によって純内燃機関を搭載するスポーツカーの選択肢が年々減少するなか、BMWが選択肢をさらに広げる意義は小さくないのだ。
車両本体価格
BMW M2 M xDrive 未導入
アルピーヌ A110 R チュリニ 1610万円

