最新ジムニーのECUチューンに突破口!

新世代ジムニーのパワーチューンを切り拓くTECH4

ジムニーのパワーチューンを得意とするレインボーオートが、新たに取り扱いを開始したのがECU SHOP製の『TECH4』だ。フルコンとしての機能を備えながら、サブコンとしても使用できるユニットだが、レインボーオート代表の横尾さんが特に注目しているのが、純正ECUを書き換えられないJB64W・5型でも、燃調や点火時期のセッティングが可能になるという点だ。

サブコンとして使用する場合は、純正ECUを残したまま、車種別に用意される専用ハーネスを使ってTECH4を制御系統に介入させる。ハーネスは主に純正ECU側の配線と、インジェクターやイグニッションコイルのカプラーとの間に接続。純正ECUから出力された信号をTECH4に入力し、セッティングした信号をインジェクターやイグニッションコイルへ送ることで、燃調や点火時期を制御する仕組みだ。

制御そのものは、アイドリング付近などを純正ECUに任せ、あらかじめ設定した回転数以上の領域をTECH4が担当する。純正制御を活かしたい領域はそのままに、パワーチューンで重要となる領域へ介入できる柔軟性こそ、TECH4の大きな特徴なのである。

「例えば、現状では純正ECUを書き換えられないJB64Wの5型でも、TECH4をサブコン設定で使えば、燃調や点火時期のセッティングができるようになります。もちろん、純正ECUを書き換えられる4型以前にも使えますし、専用ハーネスなので取り付けも簡単ですよ」と、レインボーオートの横尾さん。

実際の装着も基本的にはカプラーオン。エンジンルームから室内へ配線を引き込む作業こそ必要になるが、それを含めても取り付け時間は40分程度だという。本体もグローブボックスに収まるほどコンパクトで、エンジンチェックランプを消す機能を備えるほか、設定次第ではアンチラグの追加も可能とされる。

さらに、ノートPCを接続すれば、エンジンを動かしながら燃調や点火時期を書き換えるリアルタイムセッティングにも対応する。レインボーオートではメインライン社製プロハブを完備しているため、負荷をかけて状態を確認しながら、細部まで現車合わせを行うことが可能だ。変更した結果をすぐに確認できるため、セッティング時間の短縮にもつながる。

これならブーストアップなどのファインチューンはもちろん、タービン交換を行ったハードチューン仕様でも、TECH4を使って燃調や点火時期を最適化できるというわけだ。

また、TECH4本体を取り外して専用端子を接続すれば、純正ECUのみの制御へ戻すことも可能。普段は純正制御で乗り、サーキット走行時だけTECH4を使用するといった運用にも対応できる。この手軽さも、サブコンとして使うTECH4ならではのメリットと言える。

レインボーオートでは今後、現在他社製フルコンで制御しているJB23デモカーにTECH4を装着し、まずはサブコンとしての機能や性能を検証する予定。その後はフルコンとして制御することも視野に入れ、TECH4が持つポテンシャルを段階的に引き出していくという。

現時点では取り扱いが決まったばかりのため正式な価格は未定だが、同様の仕様を他社製フルコンで構築する場合に比べ、費用を約3分の1程度に抑えられる見込みとのこと。TECH4本体と車種別のカプラーオンハーネスをセットにし、レインボーオートが仕様に合わせたデータを入力した状態で販売することも計画されている。

これまでECU書き換えという面でチューニングの選択肢が限られていたJB64W・5型にとって、TECH4の登場は大きな意味を持つ。今後はデモカーでノウハウを蓄積しながら、ジムニー以外の車種にも対応を広げていく予定。新世代ジムニーのパワーチューンをさらに一歩先へ進める、注目のアイテムとなりそうだ。

●問い合わせ:レインボーオート 千葉県柏市酒井根688-2 TEL:04-7176-8207

「本気系ジムニー乗り必見!」20kg軽量化を実現するドライカーボンカウル登場

現行ジムニーを本気で走らせたいなら見逃せない。レインボーオートが開発したドライカーボン製フロントカウルは、ボンネット&ルーフと組み合わせることで20kg以上の軽量化を可能にする。極限まで削ぎ落とした重量と高い剛性が、ジムニーの運動性能を一段引き上げる。

【関連リンク】
レインボーオート
https://rainbow-auto.jp/