伝統の名を受け継いで登場 安全装備と余裕の走りが美点

登場は2020年6月。車名のタフトは、もともとは1974〜84年にかけてダイハツが用意した本格四輪駆動車の名で、それを受け継いだもの。同じクロスオーバーSUVのスズキ・ハスラー(こちらもかつては二輪車の名だった)とは好ライバルの存在。

エクステリア

水平基調のデザインをはじめ、ブラックのルーフレール、スクエアな樹脂製の前後フェンダーアーチ、太いセンターピラーなどが力強さを演出する。車名から連想させるタフな雰囲気が魅力。最小回転半径は4.8m。

これまでに小改良があったものの、スタイルなど基本的な部分に大きな変更はない。直線基調のスタイルは丸を取り入れたハスラーとは対照的で、角形のヘッドランプ、高く水平なボンネットなどが特徴。ドアは往年のネイキッドのように前後繰り返しのデザインでこそないが、ウインドウの天地の高さを違えるなどして個性を出している。

インストルメントパネル

外観と同様、直線基調のデザインが印象的。インパネシフトやエアコンパネルなどを中央に集中配置し、操作性に配慮。回転計が付くTFTカラーメーターは、「G」系以上に標準装備。プッシュ式オートエアコンを全車に標準化している。

また2025年6月にはめっきのフードガーニッシュ、バックドアガーニッシュなどで外観を専用化した特別仕様車の〝ダーククロムベンチャー(とクロムベンチャー)〞を設定し、選択肢を広げている。

居住性

スーパーハイト系から乗り換えるとフロントスクリーンの天地の小ささは感じるが、かえって守られ感のある居心地の良い室内空間に思える。同時に全車にスカイフィールトップと呼ぶ大型ガラスルーフ(シェード付き)を備えるため開放感も味わえる。

うれしい装備

フロントスクリーンから連続感のあるシェード付きの「スカイフィールトップ」は、圧倒な開放感。
月間販売台数    3530台(25年7月~12月平均値)
現行型発表     20年6月(一部仕様変更 24年11月)
WLTCモード燃費   21.4㎞/ℓ※自然吸気のFF車  

ラゲッジルーム

搭載エンジンは64PSのターボと52PSの自然吸気とが用意され、動力性能は自然吸気でも十分。D-CVTDが標準のターボはスムーズなパワー感も味わえる。電動パーキングブレーキの採用を始め、シリーズ全体で17種類の予防安全機能の設定なども安心材料だ。

※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.175「2026年 軽自動車のすべて」の再構成です。

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