
Can-Am Spyder/Ryker 2027年モデルは全7モデル!Rykerが大幅進化
BRPの3輪モーターサイクル、Can-Am Spyder/Rykerの2027年モデルが公開された。日本市場にはSpyderシリーズ4モデル、Rykerシリーズ3モデルの計7モデルが導入される予定である。
今回の大きなトピックとなるのが、Rykerシリーズの大幅なアップデートだ。従来の2気筒エンジンに代わり、新設計の3気筒エンジン「ROTAX 900 ACE」を採用。エンジンだけでなく、外装デザインや足まわり、車両安定化システム(VSS)、ディスプレイ、アクセサリーまで幅広く手が入れられている。
エントリーモデルとなる「Ryker 900 ACE 6」には、最高出力52hpの「ROTAX 900 ACE – 6」を搭載。日本向けの表記では約53psとなり、出力・加速性能・価格は従来モデルと同等とされる一方、騒音や振動を大幅に低減している。上位仕様の「ROTAX 900 ACE – 9」は79hp、約80psを発揮する。
Rykerシリーズでは、新しいパネルデザインやシグネチャーライト、新デザインのホイールも採用された。ホイールには着脱可能なセンターキャップを備え、スタイリングの変更にも対応する。
さらに、全モデルにプレミアムな立体縫製シートを採用。パッケージによって仕様は異なるものの、従来型から快適性を高めている。また、専門サプライヤーのSCSと共同開発した新しいラップキットも登場し、Rykerならではのカスタマイズ性も強化された。
Rykerはハンドリングも進化!新型ディスプレイやLEDヘッドライトを採用
2027年モデルのRykerは、外観だけでなく車体側にもアップデートが施された。ステアリングコラム、ピットマンアーム、タイロッド、ボールジョイント、ブッシュ、シャシーの一部をアップグレードし、剛性を向上させている。
これによりコーナリング時のシャープさを高めるとともに、車体のロールを抑制。車両安定化システム(VSS)の制御も最適化され、介入をより自然かつ段階的にすることで、快適なライディングフィールを実現している。
操作系では、新しい5インチカラーLCD/TFTディスプレイを採用。視認性を高めたほか、新設計のハンドルバーコントロールモジュールも組み合わせている。
ヘッドライトも新しいLEDタイプへ変更された。従来のハロゲンライトと比較して照射幅を30%拡大し、明るさも向上。夜間や暗い環境での走行をサポートする装備となっている。
アクセサリーも大幅に拡充された。RykerではLinQシステムとの連携を強化し、4つの主要なLinQ取付ポイントを採用。SHADの新型拡張式サドルバッグは従来比2倍以上の容量を確保し、新型LinQサドルバッグセットも設定される。
このほか、新パフォーマンスオーディオシステム、新しい統合型ライティングシステム、LinQウインドプロテクションなどをラインアップ。収納性や快適性、防風性能を高めるアイテムが追加された。
なお、現行アクセサリー44点については、2027年モデルでも引き続き使用可能となる。
2027年モデル 日本導入ラインナップ(全7モデル)
| モデル名 | カラー | 価格(税込) |
| Spyder RT Limited Sea-To-Sky | (NEW)ドロマイトグレー | 4,885,000円 |
| Spyder RT Limited | カーボンブラック | 4,555,000円 |
| Spyder F3 Limited Special Series | (NEW)ドロマイトグレー | 4,460,000円 |
| Spyder F3-S | サーキットイエロー メタリック | 3,145,000円 |
| Ryker 900 ACE 6 | ブラック | 1,870,000円 |
| Ryker Sport | ブラック | 2,435,000円 |
| Ryker Rally | ブラック | 2,750,000円 |
Spyderも新色やBRP GO!を採用!2027年モデルの価格とラインアップ
Spyderシリーズでは、「Spyder RT Limited Sea-To-Sky」に新色のドロマイトグレーを設定。同じく「Spyder F3 Limited Special Series」にもドロマイトグレーを採用する。
「Spyder RT Limited Sea-To-Sky」には、新型タイヤ空気圧監視システム(TPMS)を搭載。走行前だけでなく走行中もタイヤの状態を確認できるようになった。
さらに、新しい「Sea-to-Sky」ブランドのトラベルバッグを標準装備。新デザインと素材を採用したプレミアムシートも組み合わせ、ツーリング時の快適性と高級感を高めている。
ナビゲーションシステムでは「BRP GO!」が進化した。これまでのiOSに加えてAndroid搭載スマートフォンにも対応し、ヘッドセットインカムなしでルート設定、友人の現在地確認、ルートガイダンスが可能となった。
Spyderシリーズ全モデルには10.25インチのタッチディスプレイを搭載。大型ディスプレイによる操作性と視認性も、2027年モデルのポイントとなる。
ドロマイトグレーは、太陽光の下で映えるリキッドチタニウムのメタリックフィニッシュが特徴。「Spyder RT Limited Sea-To-Sky」では新色として設定され、2027年モデルの新たなカラーリングを象徴する存在となる。







