前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2026年8月24日〜30日に発表されたニュースを紹介する。

BRP、走行性能からデジタル機能まで幅広く強化

BRPジャパンは、3輪モーターサイクルブランド「Can-Am Spyder/Ryker」の2027年モデルを発表した。日本には「Spyder」4車種と「Ryker」3車種の計7モデルを導入する予定で、価格は187万円から488万5000円。今回の中心となるのは、エンジンから外装、足回り、装備、アクセサリーまで幅広く刷新されたRykerシリーズだ。

Rykerのエントリーモデル「Ryker 900 ACE 6」には、新設計の3気筒エンジン「ROTAX 900 ACE – 6」を搭載する。最高出力は52馬力で、従来モデルと同等の出力や加速性能、価格帯を維持しながら、騒音と振動を大幅に低減。79馬力を発揮する上位エンジン「ROTAX 900 ACE – 9」に近い、滑らかな乗り味を目指したという。

外観も大きく変わる。新しいボディーパネルやシグネチャーライト、着脱可能なセンターキャップを備えたホイールを採用。全モデルに立体縫製シートを用意し、快適性と質感を高めた。専門サプライヤーのSCSと共同開発したラップキットも追加され、オーナーが好みに合わせて外観を仕立てる楽しみが広がる。

走行面では、ステアリングコラム、タイロッド、ボールジョイント、ブッシュなどを改良し、シャシーの剛性を向上させた。コーナリング時の反応を鋭くするとともに、車体のロールを抑制。車両安定化システム「VSS」の制御も見直し、より自然で段階的に介入する設定とした。

メーターには視認性を高めた5インチカラー液晶ディスプレイを採用し、ハンドルバーの操作系も刷新。LEDヘッドライトは従来のハロゲンライトに比べて照射幅を30%広げ、夜間走行時の安心感を高める。

積載性や快適性を補うアクセサリーも充実する。車体には「LinQ」対応の主要な取り付けポイントを4カ所設置。従来品の2倍以上の容量を持つSHAD製拡張式サドルバッグをはじめ、LinQサドルバッグセット、オーディオシステム、統合型ライト、防風装備などを用意する。現行のアクセサリー44点も2027年モデルで引き続き使用できる。

長距離ツーリングを意識した最上位モデル「Spyder RT Limited Sea-To-Sky」には、タイヤの状態を走行前や走行中に確認できる空気圧監視システムを新搭載した。専用トラベルバッグを標準装備し、シートも新しいデザインと素材に変更。さらに同車と「Spyder F3 Limited Special Series」には、金属的な質感を特徴とする新色「ドロマイトグレー」が設定される。

ナビゲーションシステム「BRP GO!」は、iPhoneに加えてAndroidスマートフォンにも対応した。ヘッドセットインカムがなくても、ルート設定や案内、友人の現在地確認が可能となる。Spyderシリーズには10.25インチのタッチディスプレイを搭載し、車両上で情報を確認できる。

日本導入予定価格は、Ryker 900 ACE 6が187万円、Ryker Sportが243万5000円、Ryker Rallyが275万円。Spyder F3-Sは314万5000円、F3 Limited Special Seriesは446万円、RT Limitedは455万5000円、RT Limited Sea-To-Skyは488万5000円となる。BRPジャパンは、仕様や価格の変更、一部モデルの導入中止の可能性があるとしている。

127kgの軽量ストリートトラッカー「Thunder-FTS250」発売

Thunder Motorcycles Japanは、水冷4ストローク単気筒249ccエンジンを搭載した新型車「Thunder-FTS250」を発表し、8月25日から全国の販売代理店で予約受け付けを開始した。「軽量な都会派バイク」をコンセプトに、ファッションとフラットトラックの要素を融合。車名のFTSも「ファッション&フラットトラック・ストリート」に由来する。クロモリフレームとアルミ製スイングアームの採用により、乾燥重量127キロを実現。中低速域のトルクを重視したエンジンに6速ミッションを組み合わせ、市街地での扱いやすさと高速道路を走れる性能を両立した。前後18インチの太めのタイヤを装着し、街乗りだけでなく本格的なダート走行にも対応する。ブレーキは前輪260ミリ、後輪220ミリのディスク式で、前後にABSを搭載した。車体色はレッドとブラックの2色。メーカー希望小売価格は税込89万6500円で、保険料や税金、登録諸費用は含まれない。国内年間販売計画は1000台としている。

デイトナ、2026年型「CB400 SUPER FOUR」専用パーツを拡充

デイトナは、ホンダの2026年型「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」に対応する新たなカスタマイズパーツ4製品を発売した。先行販売しているフェンダーレスキットやヘルメットホルダーなどと合わせ、専用品は計11種類となる。積載用品では、バッグやGIVI製トップケースを装着しやすい「クロスリンクキャリア」を税込2万3100円で発売。繊維強化プラスチック製プレートとスチール製ステーを組み合わせ、耐久性と使いやすさを両立した。アルミ製プレートを採用し、車体との一体感を重視した「マルチウイングキャリア」は同2万6400円。いずれも最大積載量は5キロとなる。車体保護用品には、流線形の樹脂パッドで軽微な転倒時の損傷を抑える「エンジンプロテクター ストリームライン」を同1万6280円で用意。別売りのカラーパネルで外観を変更できる。樹脂製パッドとアルミベースを一体化し、クランクケースなどへの被害軽減を図る標準型エンジンプロテクターは同1万4300円。積載性、安全性、外観の好みに応じて選択肢を広げる。

TAICHIの全天候型ライディングシューズに新色2色

アールエスタイチは、カジュアルな外観とバイク向けの機能を兼ね備えた「RSS011 DRYMASTER-FIT フープシューズ」に、新色のデニムブルーとバーガンディーを追加した。既存のブラック、オールブラックと合わせ、全4色のラインアップとなる。同製品はスニーカーのようなデザインを採用した全天候対応のライディングシューズ。バイクに乗る場面だけでなく、ツーリング先での街歩きや普段の服装にも合わせやすい。新色には、これまでの定番色とは異なる深みのある色調を取り入れ、ライディングウェアとのコーディネートの幅を広げた。機能面では、靴ひもを結ばずダイヤル操作で素早く着脱、調整できる「BOAフィットシステム」を採用。左足にはシフト操作による傷みを抑えるガードを備え、かかと部分も摩擦や衝撃から保護する。ビブラム社と共同開発した高グリップソールや、歩行時の負担を軽減するインソール、夜間の視認性に配慮した機能も搭載した。サイズは23~29センチで、希望小売価格は税込2万3980円から。色によって価格と展開サイズが異なる。

TAICHI、着脱しやすい分割式の胸部プロテクターを発売

アールエスタイチは、左右分割式の胸部プロテクター「TRV106 NEX AIR SEPARATE CHEST PROTECTOR」を発売する。軽量かつ薄型でありながら、胸部用プロテクターの安全基準「CEレベル2」をクリア。高い保護性能と通気性、日常的な使いやすさの両立を図った。新製品は「ジャケットを脱ぎ着するたびにプロテクターを外すのが手間」というライダーの声を受けて開発。左右に分かれた構造により、対応ジャケットへ一度取り付ければ、着脱のたびに固定ボタンを外す手間を減らせる。転倒や事故の際に胸部への衝撃を軽減する装備を、より気軽に使えるようにした。全面には大口径の通気孔を配置し、走行風を効率よく取り込むことで暑い季節の快適性にも配慮。素材には軽量なポリプロピレン樹脂を使い、ハニカムコア構造によって約245グラムの軽さと高い剛性を両立した。色はブラック、サイズはワンサイズで、税込価格は6930円。従来の一体式モデルも税込5940円で併売し、利用スタイルに合わせて選べる。

英国発モートーン、新作レザーグローブ2モデルを発売

オートバイ用品などを手がけるプロトは、英国のカスタムパーツブランド「MOTONE CUSTOMS(モートーンカスタムズ)」から、ライディンググローブ「JAEGER(イェーガー)」と「SPIRIT(スピリット)」の販売を開始した。素材や色の異なる計5種類を展開し、いずれも二輪車用保護グローブのCE規格レベル1に適合する。JAEGERは、ブランドを象徴するリブデザインを想起させるアコーディオンパネルを大胆に配置。サイドファスナーにより、着脱のしやすさとフィット感を高めた。素材は光沢と発色が特徴のアニリン牛革、マットな質感のヌバック牛革から選べる。SPIRITは、1960年代を思わせるクラシックな外観と現代的な機能を融合。牛革の内側に耐摩耗性に優れるケブラー製ライナーを縫い付け、手首には調整ベルトを備える。両モデルともスマートフォン操作に対応し、サイズはSからXXLまで。表面加工を抑えた革ならではの経年変化も楽しめる。価格は全種類とも税込1万1880円。

バイク盗難対策アンカー「DKL513-BK」、強度を高め販売再開

ビーズは、DOPPELGANGERブランドのバイク盗難対策用品「ストロンググラウンドアンカー DKL513-BK」を改良し、8月25日に販売を再開した。コンクリートへ直接固定し、チェーンロックと車体を地面につなぐ「地球ロック」を可能にする製品で、バイクそのものを持ち去る盗難への抑止効果を狙う。今回の改良では、チェーンを通すスチール製シャックルの直径を従来の約14ミリから約15ミリへ拡大。金属部分は14.5ミリで、その表面に片側約0.25ミリの塗装を施し、切断への耐性をさらに高めた。取り付けボルト穴の間隔を広く確保する独自設計により、施工のしやすさと設置後の固定強度にも配慮している。台座と固定ボルトは樹脂製カバーで覆い、外部から触れにくい構造とした。コンクリートへの設置に必要なボルト、スリーブ、スチールボール、六角レンチなども付属する。サイズは幅13センチ、奥行き14.8センチ、高さ2.9センチで、付属品を含む重量は1.25キロ。同社製のダブルループストロングチェーンロックとの併用も想定している。

デイトナ、日帰り旅向けシートバッグ2モデルを発売

デイトナは、オートバイ用品ブランド「HenlyBegins(ヘンリービギンズ)」から、日帰りツーリング向けのミドルサイズシートバッグ「DH-790」と「DH-791」を発売した。レインウエア、ペットボトル、モバイルバッテリーなど、走行時の必需品をまとめて持ち運べるサイズに仕上げている。DH-790は、日帰りに必要な荷物を収納しても余裕を確保した標準モデル。DH-791はさらに収納力を高め、旅先で購入した土産など、予定外に増えた荷物にも対応する。いずれも内部に着脱式の仕切り板を備え、荷物の量や種類に合わせて収納空間を変更できる。ふたの裏側には小物整理に便利なメッシュポケット、バッグ上部にはグローブなどを固定できるドローコードを配置した。防犯面では、ファスナーにダイヤルロックや南京錠を取り付けられる構造を採用。外周には反射素材のパイピングを施し、夜間走行時の視認性にも配慮した。価格はDH-790が税込1万3200円、容量に余裕を持たせたDH-791が同1万5400円。用途や荷物量に応じて2種類から選べる。

デイトナ、スクーター整備用クラッチナットソケットを発売

デイトナは、スクーター特有の薄いクラッチナットを取り外すための専用工具「クラッチロックナットソケット」を発売した。34、39、41、46ミリの4サイズをそろえ、小型スクーターから大型モデルまで幅広い車種の駆動系整備に対応する。薄いナットは工具との接触面が少なく、締め付けや取り外しの際に角を傷めやすい。同製品はナットに掛かる部分を高精度で平らに加工し、40~60Nm以上の高いトルクを加えても角を傷めにくい形状とした。差込角は12.7ミリで、インパクトレンチも使用できる。参考適合車種は、34mmがスズキ「アドレスV125」など、39mmがホンダ「PCX125」や「リード」シリーズなど。41mmは「フォルツァ」「フュージョン」「スカイウェイブ250」、46mmはヤマハ「シグナスX」「マジェスティ」「MAXAM」などに対応する。税込価格は34mmが2200円、39mmが2640円、41mmが2860円、46mmが3300円。車種や年式により適合条件が異なるため、使用前の確認が必要となる。

デイトナ、最大340kg対応の折りたたみ式ラダーレール発売

デイトナは、オートバイを車両やガレージへ出し入れする際に使う、折りたたみ式の湾曲アルミラダーレールを発売した。最大積載重量は340キロで、ワンボックスカーなどのトランスポーターへの積み込みや、段差のあるガレージへの入出庫に対応する。製品は、走行面を面状にした「ATV-001 プレートタイプ」と、横方向のバーを並べた「ATV-002 バータイプ」の2種類。いずれも全長を緩やかに湾曲させることで、車体下部がレールや荷台の縁に接触するリスクの低減を図った。車両側へ掛けるツメ部分には滑り止めラバーを備え、使用時にレールを固定するテンションロープも付属する。両モデルの展開時サイズは長さ226cm、幅30.5cm。折りたたむと長さ116cmとなり、保管や運搬時の省スペース化に配慮した。プレートタイプは重量7.2kgで、税込価格2万350円。より軽量なバータイプは6.8kgで、同1万8150円。用途や足元の安定性、持ち運びやすさに応じて選択できる。

デイトナ、タイヤの空気補充を助ける45度延長アダプター発売

デイトナは、バイクのタイヤへ空気を入れる際の作業性を高める「エアバルブエクステンション」に、新たな45度タイプを追加した。ホイール周辺ではブレーキディスクなどが障害となり、空気入れの口金をバルブへ接続しにくい場合がある。新製品はバルブの接続方向を45度変えることで、周辺部品との干渉を避けやすくし、空気圧の点検や補充を円滑にする。同社はこれまで、接続角度の異なる60度、90度、135度の3製品を展開してきた。今回45度を加えたことで全4種類となり、ホイール形状やブレーキディスクの位置、使用する空気入れの口金などに応じて、適した角度を選びやすくなった。新製品の品番は69992で、税込価格は770円。既存の60度、90度、135度タイプも同じく各770円で販売する。愛車のバルブ周辺に十分な作業スペースがないユーザーや、日常的な空気圧管理の手間を減らしたいライダーに向けた整備用品となる。購入時には、車両側のバルブ形状や周辺部品との位置関係を確認する必要がある。

女性ライダーが琵琶湖を巡る「MOTHER LAKE RALLY」、募集期限を延長

日本ライダーズフォーラムは、女性ライダー向けツーリングイベント「MOTHER LAKE RALLY 2026」の参加申し込み期限を、好評につき9月30日まで延長した。イベントは10月23、24日の2日間、滋賀県長浜市の湖北THGツインアリーナ駐車場を拠点に開催される。速さや走行距離を競うのではなく、スマートフォンの専用アプリを使って琵琶湖周辺の自然や史跡などを巡り、地域との交流や参加者同士の出会いを楽しむ企画。年齢や運転技量、バイクの種類を問わず参加できる。会場では、冒険家の風間深志による茶道体験、巨大なパエリア鍋を使ったケーキ作り、景勝地で写真を撮って得点を集める新企画などを実施する。23日には交通安全啓発パレードも行い、事前申し込みによる先着50人が参加できる。募集は先着500台で、参加費はソロ6000円、タンデム1組1万1000円。参加費の一部は琵琶湖の水辺環境保全に役立てるため長浜市へ寄付され、ツーリングを通じた地域振興と社会貢献につなげる。

ドゥカティ「Multistrada」オーナー、南紀白浜に集結へ

ドゥカティジャパンは9月22日、和歌山県の南紀白浜空港旧滑走路で「第4回 Multistrada Owners Meeting」を開催する。バイク専用SNS「モトクル」の大型イベント「モトクルDAY 2026」内で実施し、全国のMultistradaオーナーが旅やライディングの魅力を共有する交流の場を設ける。開催時間は午前11時から正午までで、午前11時30分には参加者による記念撮影を予定。参加者には、ドゥカティ創業100周年ロゴをあしらった特製ステッカーが贈られる。ステッカーは赤、白、グレーの3色で、2026年に全国6会場で配布。3色を集めた人には特別なプレゼントも用意する予定だ。Multistradaは、スポーツ走行から長距離ツーリング、日常利用、アドベンチャーまで幅広く対応するクロスオーバーモデル。会場周辺の南紀白浜は、美しい海岸線や温泉、ワインディングロードを備え、目的地までの道のりも楽しめるツーリングエリアとして知られる。モトクルDAYの開催時間は午前10時から午後3時で、入場料は早割り3300円、通常3850円。オーナーズミーティングへの参加には同イベントの入場料などが別途必要となる。

ドゥカティ「Panigale」を2時間体験、全国で特別試乗会

ドゥカティジャパンは、最高峰スーパーバイク「Panigale V4 R」の登場を記念し、特別試乗プログラム「Panigale DNA Experience」を8月29日から9月30日まで全国の正規販売店で開催する。通常より長い2時間の試乗を通じ、Panigaleシリーズの性能や乗り味を体験できる。参加者は試乗前に約10分間の解説を受け、MotoGPをはじめとするレース活動から継承した技術、開発思想、各モデルの特徴への理解を深める。希望者はその後、エンジン性能や電子制御システム、車体の扱いやすさなどを公道試乗で確認できる。試乗後には、販売店スタッフへモデル選びなどを相談する時間も設ける。参加費は税込1000円で、記念品としてドゥカティのオリジナルヘルメットロックを進呈する。期間中は購入支援策も展開。据置設定型ローン「デスモプラン」でPanigale V2またはV4を新車購入する場合、実質年率1.00%の特別金利を適用する。最高峰のV4 Rは支援策の対象外。参加方法などの詳細は公式サイトで案内している。

大阪・東京モーターサイクルショー、2027年3月に開催決定

日本二輪車普及安全協会は、国内最大級の二輪車イベント「大阪モーターサイクルショー2027」と「東京モーターサイクルショー2027」の開催日程を発表した。大阪は2027年3月20~22日、インテックス大阪1・2号館と屋外特設会場で開催。東京は同月26~28日、東京ビッグサイト西1~4ホール、アトリウム、西屋上展示場を使用する。共通テーマは、前年に続き「いいね、バイク」。安全・安心で快適な二輪車環境を発信するとともに、展示や体験を通じて若者や新規免許取得者の来場を促し、次世代のファンづくりを目指す。2026年の来場者数は大阪が7万5908人、東京が11万9266人。出展者数は大阪129者、東京186者で、東京は過去最多を記録した。2027年の出展募集は、大阪が2026年10月1日~11月16日、東京が10月1~31日。申込書を各運営事務局へ提出する。大阪は申し込み順で出展者を決定し、東京は締め切り後に主催者が審査する。入場料は9月下旬をめどに公式サイトで発表される予定だ。

モトクロス国別対抗戦へ日本代表派遣、決勝15位以内を目指す

日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2026年10月2~4日にフランス・エルネーのサーキット・レイモン・ドゥミで開催される「FIMモトクロス・オブ・ネイションズ」に、日本代表「TEAM JAPAN」を派遣する。各国の代表チームが競う世界最高峰のモトクロス国別対抗戦で、今回、代表選手の出場クラスとゼッケン番号が決定した。MXGPクラスは大城魁之輔が31番、MX2クラスは横山遥希が32番、OPENクラスは大倉由揮が33番を付けて出場する。代表チームの運営はMFJが担い、イフイングがメインスポンサーを務める。日本代表は2025年大会で9年ぶりに決勝進出を果たし、参加37カ国中11位を獲得した。2026年はエースの下田丈を欠く布陣となるものの、予選をストレートで突破し、決勝で15位以内に入ることを目標に世界の強豪国へ挑む。大会に先立ち、D.I.D全日本モトクロス選手権第7戦・近畿大会MRAカップで壮行会を開催する予定で、詳細はMFJ公式サイトなどで案内する。

ミシュラン、二輪・四輪タイヤの購入キャンペーンを実施

日本ミシュランタイヤは、対象タイヤの購入者にデジタルギフトなどを贈るキャンペーンを、二輪車と乗用車の各分野で実施する。二輪ライダー向けの「ミシュランパワーキャンペーン」は9月1日に始まり、購入期間は10月31日まで。スポーツタイヤ「MICHELIN POWER 6」を前後1セット、税抜き5万円以上購入した人が対象となる。応募者の中から抽選で79人に3000円分のデジタルギフト、5人にMotoGP参戦ライダーのサイン入りキャップを進呈する。応募期限は11月15日。乗用車向けの「冬の購入キャンペーン2026」は9月14日から12月13日まで実施。スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE」シリーズや、急な降雪にも対応する「MICHELIN CROSSCLIMATE」シリーズなどの購入者を対象に、抽選で100人へ1万円分のデジタルギフトを贈る。応募は2027年1月4日まで受け付ける。個人間取引やリサイクルショップで購入した中古品は対象外。詳しい条件や応募方法は、同社の公式プロモーションサイトで案内している。

「カワサキ プラザ名古屋みなと」刷新、交流空間も新設

カワサキモータースジャパンは、名古屋市港区の正規販売店「カワサキ プラザ名古屋みなと」を8月22日にリニューアルオープンした。木目調の床と白い天井を組み合わせ、明るく開放的なショールームへ一新。最新のモーターサイクルや店舗専用アパレルを、ゆとりのある空間に展示している。店内には、車両がケージの中で静かに出番を待つ様子を光の枠で表現した、カワサキプラザ独自の展示演出を導入。アパレルやグッズを手に取って確認しやすいアイランド型の展示スペースも設けた。さらに、ライダーやこれから免許取得を目指す人が気軽に集えるコミュニティースペース、ブランドの過去と未来をグラフィックで紹介する「ヘリテージウォール」も備える。車両販売に加え、点検、車検、修理、カスタムなどのアフターサービスも提供する。所在地は名古屋市港区砂美町138-1。営業時間は午前10時~午後7時で、毎週火曜と第2・第3水曜などが定休日。カワサキプラザは2026年8月時点で全国96店舗を展開している。

2027年全日本ロードレース、全国6会場で全7戦を予定

日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2027年の全日本ロードレース選手権とMFJカップJP-SPORT選手権の暫定日程を発表した。シーズンは全7戦を予定し、4月17、18日のモビリティリゾートもてぎで開幕。10月30、31日の鈴鹿サーキットで最終戦を迎える。第2戦は5月29、30日にスポーツランドSUGO、第3戦は6月20日に筑波サーキットで開催。7月31日、8月1日に再びモビリティリゾートもてぎを訪れ、9月4、5日のオートポリス、同月25、26日の岡山国際サーキットを経て鈴鹿へ向かう。最高峰のJSB1000は全10レースを予定し、SUGO、夏のもてぎ、オートポリス、鈴鹿では決勝を2レース制とする。ST600、J-GP3、JP-SPORTは各全6レースを計画。ST1000の総レース数と、夏のもてぎ大会における決勝数は調整中となっている。日程は世界選手権の開催予定を前提に組まれており、今後の状況により日程、会場、開催クラス、参加条件などが変更される可能性がある。

ST600の指定タイヤ、2029年までブリヂストンが供給

日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2027~2029年シーズンの全日本および地方ロードレース選手権「ST600クラス」で使用するワンメイクタイヤを、ブリヂストン製品に決定した。同社は2015年から同クラスを支えており、今後3年間も公式タイヤサプライヤーを務める。対象は全日本選手権、地方選手権のINT・NAT両クラス、指定された耐久レース。ドライ用には前後とも「BATTLAX RACING R11 NHS」を採用し、サイズはフロントが120/600R17、リアが180/640R17となる。ウエット用には「RACING BATTLAX W01」を指定する。参戦者への支援策として、ドライタイヤ前後セットを特別価格で販売。全日本では1大会につき2セット、2レース制大会は3セット、地方選手権では1セット、指定耐久レースでは2セットまで購入できる。全日本の各レースで1~15位に「ブリヂストン賞」を授与するほか、地方選手権の参加者には練習走行の無償支援、上位3人にはサーキットのスポーツ走行券を提供する。

JP-SPORTの指定タイヤ、2029年までダンロップに決定

日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2027~2029年シーズンの「MFJカップ JP-SPORT選手権」と地方ロードレース選手権シリーズ「JP-SPORTクラス」で使用するワンメイクタイヤを、ダンロップ製品に決定した。ダンロップタイヤが3年間、公式サプライヤーを務める。JP-SPORTは、2016年に始まった「JP250」から名称を変更した参加型ロードレース。低コストで参戦しやすく、上位クラスへのステップアップにも適したカテゴリーとされる。開始当初から競技の公平性確保と参加者の負担軽減を目的に、ワンメイクタイヤ制度を採用してきた。指定されるドライタイヤは、前後とも「DUNLOP KR410」で、フロントが110/70R17、リアが140/70R17。ウエット用はフロントに「RACING KR189」、リアに「RACING KR389」を採用する。参戦者向けの支援策として、各大会でドライタイヤ前後1セットを特別価格で販売。さらにMFJカップと地方選手権のINT、NAT両クラスの優勝者には、賞典としてドライタイヤ1セットを提供する。