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今日は何の日?

■軽ハイトワゴンの魅力をさらに高めた3代目ワゴンR

2003年9月30日にデビューしたスズキ3代目「ワゴンR」

2003年(平成15)年9月30日、スズキは軽ハイトワゴンブームをけん引していた人気モデル「ワゴンR」と「ワゴンR RR」をモデルチェンジ、3代目に進化した。プラットフォームを一新した3代目は、ワゴンRらしいボクシーなデザインはそのままに、走りや燃費、安全性といった基本性能をブラッシュアップした。

軽ハイトワゴン市場を開拓したワゴンR

1993年9月にデビュー、ハイトワゴンのパイオニア、スズキ初代「ワゴンR」

1993年9月にデビューした「ワゴンR」は、車高を「アルト」より頭ひとつ分(255mm)高くした1680mmとし、さらにホイールベースをクラス最大の2335mmに設定。これにより、従来の軽自動車になかった圧倒的な室内空間を実現、軽ハイトワゴンという新たなジャンルを開拓した。

1993年9月にデビュー、ハイトワゴンのパイオニア、スズキ初代「ワゴンR」

さらに右側1ドア、左側2ドアの個性的な左右非対称の3ドアで、サイドシルの高さを低くしてフロアとの段差をなくし、シートの背もたれの角度を立てて自然な姿勢での乗降を可能にしたことも、大きなアピールポイントだった。

1993年9月にデビュー、ハイトワゴンのパイオニア、スズキ初代「ワゴンR」

パワートレーンは、最高出力55ps/最大トルク5.8kgmを発揮する660cc 直3 SOHCエンジンと5速MTおよび3速ATの組み合わせ。1995年には61ps/9.2kgmの同インタークーラーターボモデルも追加された。

ワゴンRは、3年後の1996年10月には累計販売台数50万台に達する空前の大ヒットモデルに成長。さらにワゴンRに続いて、ダイハツ「ムーヴ(1995年~)」、ホンダ「ライフ(1997年~)」、三菱自動車「トッポBJ(1998年~)」が追従し、現在も続いているハイトワゴンの一大ムーブメントが巻き起こったのだ。

キープコンセプトで初代の魅力を継承した2代目

1998年10月にデビューしたスズキ2代目「ワゴンR RR-F」

1998年10月、「ワゴンR」は初めてのモデルチェンジで2代目に進化した。大ヒットした初代のキープコンセプトだが、同時期に施行された軽自動車規格改定に対応してボディを拡大し、ファミリー志向の丸みを帯びた質感の高いスタイリングに変更された。

1998年10月にデビューしたスズキ2代目「ワゴンR RR-F」

初代のストロングポイントである使い勝手の良さに磨きをかけ、ボディサイズの拡大で得た余裕分を安全性と走りに振り分け、内外装の質感を大幅に引き上げることで進化したことをアピール。2代目は、標準シリーズとスポーティなRRシリーズで構成され、ユーザーの多様性に対応した多彩がグレード用意された。

1998年10月にデビューしたスズキ2代目「ワゴンR」、キープコンセププで全体的にやや丸みを帯びたスタイリング

標準シリーズのエンジンは、最高出力52ps/最大トルク6.1kgmと55ps/6.2kgmの660cc 直3 DOHC、60ps/8.5kgmの同インタークーラーターボエンジンの3種。ワゴンR RRには、64ps/10.8kgmのインタークーラーターボエンジンが搭載された。トランスミッションは、5速MTと3速AT、CVTが組み合わされた。駆動方式は、FFと4WDが選べた。

2代目ワゴンRは、1998年11月累計販売台数100万台、2001年5月に150万台を超え、引き続き爆発的な人気を誇った。

総合的にレベルアップした3代目

2003年9月30日にデビューしたスズキ3代目「ワゴンR」

2003年9月のこの日、「ワゴンR」と「ワゴンR RR」はモデルチェンジして3代目へと進化した。さまざまなユーザー、さまざまな使用シーンに対応した万能型ワゴンをコンセプトに開発され、2代目よりも初代に近い直線的なデザインへ戻った。

スズキ3代目「ワゴンR」の居住性、乗降性

3代目は、新しいプラットフォームに一新され、新たに開発されたサスペンションや車体構造により、当時の軽自動車でトップクラスの乗り心地と走行性能を実現。さらに室内空間をさらに広げ、安全性能も多く搭載し歩行者保護にも配慮した構造となった。

2003年9月30日にデビューしたスズキ3代目「ワゴンR RR」
2003年9月30日にデビューしたスズキ3代目「ワゴンR RR」

標準シリーズのエンジンは、最高出力54ps/最大トルク6.4kgmの660cc 直3 DOHCと、60ps/8.5kgmの同インタークーラーターボエンジンの2種。ワゴンR RRには、64ps/10.5kgmの軽自動車初の直噴インタークーラーターボエンジンが搭載された。トランスミッションは、5速MTと4速AT、CVTが組み合わされた。駆動方式は、引き続きFFと4WDが選べた。

2007年2月にデビューしたスズキ「ワゴンR スティングレー」
2007年2のリヤビューにデビューしたスズキ「ワゴンR スティングレー」

2007年2月には、新たに派生モデル「ワゴンRスティングレー」がラインナップに加わった。キャッチコピーは、“顔で戦え、目で挑め”とされ、精悍かつ力強い印象のスタイリングと黒を基調とした質感の高いインテリアが特徴だった。

スズキ3代目「ワゴンR」のシート他

パワートレーンは、54ps/6.4kgmを発揮する660cc 直3 DOHC VVT、60ps/8.5kgmの同DOHC インタークーラーターボ、64ps/10.5kgmの直噴インタークーラーターボの3種エンジンと、4速ATの組み合わせ。スティングレーは、特に若い世代の男性に好感を持って受け入れられ、ユーザー層を更に拡大する成果を上げた。

2003年9月30日にデビューしたスズキ3代目「ワゴンR RR」

3代目ワゴンRの車両価格は、77.0万~128.2万円(ワゴンR)/13.0万~151.2万円(ワゴンR RR)に設定され、ヒットを続けて2003年12月に累計販売台数200万台、2008年6月には300万台に達した。

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スズキ初代「ワゴンR」
スズキ2代目「ワゴンR」
2003年9月30日にデビューしたスズキ3代目「ワゴンR」
2008年に登場したスズキ4代目「ワゴンR」
2012年に登場したスズキ5代目「ワゴンR」
2017年に登場したスズキ6代目「ワゴンR」(前期)

「ワゴンR」の2代目は初代の正常進化だが、3代目はプラットフォームを一新し、サスペンションや車体構造も新開発とされ、基本性能を総合的に向上させた「万能型」路線への転換が実施された。ワゴンRの新たな形をアピールしたモデルだった。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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