スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム 小椋藍選手

日本GPのスプリントレースで11番グリッドから大きく順位を上げた小椋藍選手。しかし、レース後の本人の表情はどこまでも厳しかった。

午前のFP2での転倒によりセッションの組み立てが狂い、予選Q2への出遅れやガス欠によるスタート練習の好機逸失など、自らのミスとマシン不調に翻弄された2日目。

上位争いに食い込んだかに見えたスプリントの追い上げについても「初周の多重クラッシュに助けられただけ。表彰台争いなんてしていない」と自省の言葉を連発した。ブレーキの改善やタイヤ消耗など課題とストレスを抱えるなか、本戦の決勝フルレースで真の巻き返しを狙う。

小椋藍選手インタビュー

Q:スプリント決勝の1周目は、多重クラッシュなど難しい状況になりましたが、どう分析していましたか?

小椋選手: まぁ、そもそもクラッシュに助けられて、クラッシュの後の、クラッシュのあと自分の前ちょっとスペースがあって、ま、ばらけてたので、その後の、1台ぐらい抜くことができて、でしたけど。 はい、ま、そんな感じです、1周目は。はい。

Q: スタートの位置取りはどうでしたか?

小椋選手: 悪くなかったと思います。

Q:今日は珍しいラインでスタートを切っていきました。最初から決めていましたか?それとも成り行きですか?

小椋選手: はい、決めてはなかったですけど、ま、周りのバイクの動き的に、インでしたね。

Q:昨日語っていたブレーキの問題は解決しましたか?

小椋選手: ちょっと良くなりましたね、昨日に比べたら。まだ、まだちょっと、もうまっすぐのブレーキングは、ま、こんぐらいでいいかなっていうところまで行ったと思うんで、ちょっと別のところをやりたいんで、はい。

Q:セクター3の130Rからはどうでしたか?

小椋選手: 3もちょっと良くなりましたね。

Q:その良くなくなった要因は?何かこうセッティング変更した結果ですか?

小椋選手:いろいろ変え、そんな大きくはないですけど、ちょこちょこ変えたりしてるんですけど、そんなバイクの改善は感じてないんで、ま、2日目っていうだけでちょっと上がっただけですね、はい。ライディングが。

レース後チームとミーティングを重ねていたスーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム 小椋藍選手

Q: 今日もFP2で転倒しましたが、同じトラブルで転倒があり、レースまであんまり準備が間に合わなかった感じですか?

小椋選手: ま、なければない方がもちろん良かったですね。

Q:心残りではありますか?

小椋選手: セッションに関しては、P2で転倒してバイク1台しかなかったんで、ユーズドで出て行って感じ掴んで新品ってやるっていうのが普通なんですけど、ユーズドで出て行った1回目のアタックで転んでもバカバカしいんで、もうアタック1回で決めたんで。今日の午前中に関してはもう完全自分で悪くしちゃいましたね、流れを。

Q: トラブルがなかったらもうちょっとスムーズに行けたのかなという思いはありますか?

小椋選手:パフォーマンス的にスムーズというか、ストレスはある2日間に結局はなったと思うんですけど、それと問題はちょっと別の話なんで、バイクの問題とかはもちろんない方が良かったです。

Q: レース後のマシンを見たら、タイヤが結構壊れていましたが、終盤に走りに影響はありましたか?

小椋選手:ありましたよ、はい。

Q: 結構センターが壊れているみたいでしたので。

小椋選手: 最後の2周だけですね。それまでは、直線でも滑ってるのは感じてたんですけど、タイムは落ちなかったので、問題なかったですけどね。もう最後の2周はタイムに影響するぐらいちょっと、うーん、っていう感じになっちゃったんで。

Q: あとQ2入るの遅かったのは、単純にタイヤの本数の問題で?出るのが遅かったのですか?

小椋選手: バイク1台しかなかったんで出るのが遅くなりました。

Q: Q2のチェッカー後にも、出て行ったと思うんですけど、?

小椋選手: あれは単純にスタート練習出て行きたかったんですけど、ガス欠になっちゃって。 ちょっとバタバタして、ガソリン入れられなくて。

小椋藍選手を応援する観客が多数訪れていた。
小椋藍選手のグッズ売りがも大盛況だ。

Q: 今年は、79と日の丸が一段と多いですが、走ってて視界に入ってる?「もうちょっと行きてえ!」って感じになる?

小椋選手: それどころじゃないです。私はもうダメすぎて。それどころじゃなかった。

Q: 明日11番グリッドは、ここら辺でポンとポジションを上げていくとかの作戦を立ててるんですか?

小椋選手: ま、最初がやっぱりチャンスですからね。最初どれだけ上げられるかだと思いますけど。 また今日アレックスのアレもあるし、結構みんな動き考えて…。

Q: 多重クラッシュのときは自分イン側にいた?

小椋選手: あのときはインにいましたよ、はい。

Q: ラッキーでしたね。

小椋選手: でも、真ん中ぐらいが一番ゴチャゴチャするんで、そこをどうマネジメントするかですね。

スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム 小椋藍選手

Q: 今日のタイヤの消耗具合はいかがでしたか?

小椋選手: 最後の2周はものすごかったですね。はい。

Q: フルレースになった場合はどうなんですか?

小椋選手: それはね、タイヤが変わるので分からない。

Q: 明日の決勝で使うタイは決めている?

小椋選手: ミディアムミディアムじゃないですか、みんな。そうだと思います。はい。

Q: 明日は結構暑くなったりするとまたちょっと変わりますよね?

小椋選手: いや、それも考えにくいですね。みんな多分ハードなんて1回も履いてないんで。ソフトはあり得ないし、ミディアム。MM(ミディアム・ミディアム)じゃないですかね。

Q: 11番グリッドからのスタートでしたが、表彰台争いするくらい走れたのは、少しポジティブな感じですか?

小椋選手: 今日は表彰台争いなんてしてないです。

Q: え?3位争いしていましたよね…

小椋選手:まあ初周のあのアクシデントとか、ああいうのに全部助けられてのことなので。はい。ま、悔しいですね、悔しいです。 もう手痛い…手痛いです、はい。

Q: 手の怪我は大丈夫ですか?

小椋選手: バッチリです。

Q: 太陽くんがインタビューで「僕らは藍くんの脇役ですけど」と言ってます。

小椋選手: えー、今週はもう流星とかあっちが良い…ちょっとちょっと、いじる要素があって(笑) 、いいなと思って見てました、昨日。

Q: 古里さんもね、太陽さんもね。なんか「ブレーキング真似したい」って言っていましたよ(笑)

小椋選手: 俺は真似しない方がいいです、下手くそなんで(笑) お疲れ様です。

明日は、MotoGP第16戦日本GP決勝がモビリティリゾートもてぎで開催される。11番グリッドからスタートする小椋藍選手の巻き返しに期待したい。