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ブルーコア+可変バルブがクラス随一のパフォーマンスを発揮 剛健ボディに定評あり!ヤマハ・NMAX【スクーター試乗レポ】

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PHOTO:渡辺昌彦/てつかたかし/山田俊輔 MAIN REPORT:後藤 武

剛性に定評のあるメインフレーム、安定性を求めた13インチホイール、前後ディスク&ABSブレーキという、125ccクラスとしては十二分すぎるほどのスペックを誇るヤマハNMAX。エンジン回転数によって切り替わるカムシャフトを採用するなど、エンジンのポテンシャルも非常に高い。

ヤマハ NMAX

35万1000円

■■実力分析結果■■
・加速力……………………………9Point
・最高速……………………………9Point
・実用性……………………………8Point
・コストパフォーマンス……7Point

25ccクラスの千両役者! ABSの恩恵はデカい

ヨーロッパからアジア圏まで広範囲に渡って人気を博している高性能スクーター、TMAXやXMAXなどの『マックスシリーズ』のデザインと車両コンセプトを受け継いだ末弟がこのNMAXだ。このクラスでは初となる可変バルブ(VVA)を採用。

6000rpmを境に高回転側のカムプロファイルに移向するというシステムだ。燃費と環境、そしてパワーを高次元で兼ね備えた水冷ブルーコアエンジンを目玉に鳴り物入りで日本に上陸後、瞬く間に注目の的となった。

すべてがハイエンドな作りとなっているが、中でもしっかりした剛性感と安定したハンドリングはクラスの中で群を抜いている。

小排気量スクーターに多いクイックな動きではなく、まるでビックバイクのように落ち着いており、これにスムーズに回るエンジンと高回転気味にクラッチミートする駆動セッティングが組み合わさることで走る楽しさが倍増!

また、小径タイヤで安定性とタイヤのグリップが不足しがちなこのクラスのスクーターだからこそABSは絶対に必要だと強く感じた。

ロックした時のフィードバックや制御は少し雑に感じたが、スペースもコストも限られているこのクラスで細かな注文をつけるのは酷というもの。機能的には十分でフルブレーキングもまったく怖さがない。125㏄クラスの中でも全体のバランスの高さと高級感で一歩リードしている。(後藤 武)

後藤 武>>>
オートバイ誌クラブマン元編集長。顔に似合わず繊細な感覚の持ち主で、各車の違いを読み取る。

カバーで覆われたハンドルやシンプルなレイアウトのメーターは近未来を感じるデザイン。
丸型の小振りな液晶モニターには速度や燃料残量、時刻に加えて瞬間燃費やVベルト交換時期を表示。
13インチホイールには前後ディスクローターを採用。ローター径φ230㎜、キャリパーは1ポットの構成。
シンプルなテール周りには、リヤスポイラー兼タンデムバーも装備。ストップ&ウインカーともにLEDを採用。
ロービーム時は左右のLEDが前方を照射。ハイビーム時に中央のライトが追加されて3灯で照射する。ハンドル幅は約710㎜。
前後にABS(アンチロックブレーキシステム)を備え、急ブレーキ時などにホイールがロックするのを防止する。

佐川健太郎‘S IMPRESSION

全ての完成度が高い刺激的な乗り味
「優れた走行性能とラグジュアリー感を兼ね備え、節度のあるハンドリング、確実な制動力などどこを切り取っても素晴らしい出来栄え。感性に訴えてくる鼓動感のあるエンジンで乗っていて気分がいい。シートがやや小振りでソロライド重視と言えるかも」

佐川健太郎>>>
バイクジャーナリスト、「ライディングアカデミー東京」校長、日本交通心理学会員などいくつもの顔を持つ。愛称はケニー佐川。

Specifications
■全長×全幅×全高 1955×740×1115㎜ ■シート高 765㎜
■車両重量 127㎏(装) ■総排気量 124㏄
■エンジン種類 水冷4ストSOHC4バルブ
■最高出力 12ps(9kW)/7500rpm
■最大トルク 1.2㎏m(12N・m)/7250rpm ■燃費43.6㎞/ℓ ■燃料タンク容量 6.6ℓ ■ブレーキ (前後)ディスク
■タイヤサイズ (前)110/70-13(後)130/70-13 SPEC
※(乾)は乾燥重量、(装)は装備重量です。
※燃費はWMTCモード値です。

2017-2018年 最新スクーターのすべて

モトチャンプ監修
大量試乗コメント付きスクーターバイヤーズガイド の 2017-2018年版。
スクーターを狙っている人必見の参考書!
「使い勝手リアル解剖」と称して、収納スペースの比較や燃費テスト、GPSロガーを用いた加速性能テストなど雑誌ならではの企画が目白押しです。

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