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バイク未経験女子による“意外な”評価に注目♪ ♯3 身長155cmの現役女子大生が、最新モデルの足着き性をチェック!【OVER 650cc編】/東京モーターサイクルショー2019

  • 2019/04/07
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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東京モーターサイクルショー2019に展示された、注目の最新ビッグバイク(OVER 650cc)の足着き性をチェック!【125ccクラス編】【150~400ccクラス編】に続き、テスターは身長155cc(cm)の現役女子大生、バイク未経験のキャッピーでーす♪
PHOTO■てつかたかし(TETHUKA Takashi)
REPORT●キャッピー(KYAPPY)/北秀昭(KITA Hideaki)

【テスター・プロフィール】

■テスター名:キャッピー
■身長:155cm
■体重:40kg
■プロフィール:モーターファン.jpの記事アップをサポートする現役女子大生。今、普通自動車免許を取得中(現在仮免)。バイクにまたがるのは今回が初めて。今回、見た目で気に入ったのは、プジョーのジャンゴ125(色がかわいい!)。
■好きな食べ物:グミ(春日井製菓・つぶグミ)
■嫌いな食べ物:納豆、パクチー

ホンダ CB650R 足着き良好度 ☆☆☆☆☆

【キャッピーの一言コメント】
生まれて初めてビッグバイクに乗車しました。運転するのに大型自動二輪免許が必要なモデルは、とにかくどれもでっかい! CB650Rの場合、身長155cmのワタシは両足を着くのは厳しいけれど、片足をステップに乗せれば、もう片方のつま先が、余裕で地面に着きます。無理のないポジションも自然で楽々。CB650Rは、かなり好印象です♪

【CB650R、ココがポイント】
 新世代CBシリーズとしてスタイリングの一新を図り、名称を従来のCB650FからCB650Rへ進化。パワーユニットは、扱いやすいトルク特性としながらも、従来モデルに対して高回転域の出力を向上。ライダーの疲労軽減や安心感のある走りに寄与する、アシストスリッパークラッチや、Honda セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を新採用。より扱いやすく快適でスムーズな乗り味を実現し、“操る楽しさ”の向上が図られている。

■主要諸元
シート高:810mm
全長×全幅×全高:2,130mm×780mm×1,075mm
重量:202kg
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
排気量:648cc
最高出力:95ps/12,000rpm
最大トルク:6.5kg・m/ 8,500rpm
タイヤサイズ:F120/70-17 R180/55-17
価格:961,200円

スズキ SV650X ABS 足着き良好度 ☆☆☆☆

【キャッピーの一言コメント】
スペック上のシート高は790mmですが、スリムな車体も影響し、ステップに片足を乗せると、もう片方の足で“比較的ラクに”着地させることができます。写真で見ると、戦闘的な前傾姿勢のポジションに見えますが、体感としてはとっても乗りやすいイメージ。

【SV650X ABS、ココがポイント】
 軽快なハンドリングと俊敏で力強いスロットルレスポンスを持ちながら、扱いやすさも兼ね備えたロードスポーツモデル。エンジンは水冷90°V型2気筒645cc。スズキ独自のSCEM(Suzuki Composite Electrochemical Material)メッキシリンダーを採用し、フリクションの低減、高い放熱性、耐摩耗性、気密性を確保。スリムで軽量な車体(装備重量197kg)により、街乗りからツーリングまで幅広い走行条件において、軽快で優れたハンドリング性能を実現。

■主要諸元
シート高:790mm
全長×全幅×全高:2,140mm×730mm×1,090mm
重量:197kg
エンジン:水冷4サイクル90°VツインDOHC4バルブ2気筒
排気量:645cc
最高出力:76.1ps/8,500rpm
最大トルク:6.5kgf・m/8,100rpm
タイヤサイズ:F120/70-17 R160/60-17
価格:781,920円

カワサキ W800CAFE(カフェ) 足着き良好度 ☆☆☆

【キャッピーの一言コメント】
 アップハンドルを採用した兄弟車の「W800 STREET(ストリート)」に比べ、ビキニカウル等を装着したカフェレーサー風の「W800 CAFE(カフェ)」は、ハンドル位置が低く、やや前傾のポジション。シート高は790mmに設定。両足での確実な着地は厳しいけれど、シートがガソリンタンク方向に絞り込まれているため、やや腰を片側にずらせば、片足で着地することができます。

【W800カフェ、ココがポイント】
 ビッグバイクらしい操る悦びや所有する喜びを持った、レトロスタイルのW800CAFE(カフェ)。美しい外観を持つ空冷バーチカルツインエンジン、360°クランクの特性を活かした鼓動感のあるエキゾーストサウンドなど、カワサキの歴史ある「W」シリーズが持つ独自の雰囲気をキープしつつ、現代的で信頼性の高いパフォーマンスを実現。

■主要諸元
シート高:790mm
全長×全幅×全高:2,135mm×825mm×1,135mm
重量:223kg
エンジン:空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ
排気量:773cc
最高出力:52ps/6,500rpm
最大トルク:6.3kgf・m/4,800rpm
タイヤサイズ:F100/90-18 R130/80-18
価格:1,112,400円

ヤマハ NIKEN(ナイケン) 足着き良好度 ☆

【キャッピーの一言コメント】
これは無理! 超ビッグサイズの車体にもびっくりですが、身長155cmのワタシがまたがってみると両足ブラブラする(笑)。ステップに片足を乗せてお尻をズラせば、何とか片足でつま先立ちになるけれど、現実的にはちょっと厳しいです。

【NIKEN(ナイケン)、ココがポイント】
 2017年の東京モーターショーに参考出品車として展示され、その後も注目され続けていたLMW。フロント2輪による、けた外れの安定感と安心感が大きなポイント。エンジンはヤマハMT-09と同じ845ccの直列3気筒で、最高出力116psを発揮。ステアリング周りには、ヤマハのフロント2輪モデル「トリシティ」の機構を進化させた新ステアリング機構「LMWアッカーマン・ジオメトリ」を採用。これは、リーンしつつ内外輪差も生むフロント2輪が、常に旋回方向を向く設計を成立させ、同心円を描く滑らかな旋回が可能とするヤマハ独自の構造のこと。これにより、自然な操舵感とリーン特性がもたらされる。

■主要諸元
シート高:820mm
全長×全幅×全高:2,150mm×885mm×1,250mm
重量:263kg
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列3気筒
排気量:845cc
最高出力:116PS/10,000rpm
最大トルク:8.9kgf・m/8,500rpm
タイヤサイズ:F120/70-15 R190/55-17
価格:1,782,000円

スズキ KATANA(カタナ) 足着き良好度 ☆☆☆

【キャッピーの一言コメント】
すぐ隣に展示されていた昔の1100カタナって、とっても長くて大柄。でも、新しいカタナは、短くてコンパクトで、スリムなイメージ。実際にまたがってみると、身長155cmのワタシでも、座る位置を少しずらせば、片足は着地します。低めに抑えられたシート、ガソリンタンクの方向に向かって絞り込まれたシートの形状は、小柄な女子にはアリガタイです。あとは車重面でワタシに支えきれるか、扱いきれるかですね。

【KATANA(カタナ)、ココがポイント】
 新生カタナの製品コンセプトは、「ストリートでの新たな伝説の始まり」。カタナはストリートでのスポーティな走りを実現するために開発。リラックス感を押し出すとともに、現代的なスタイリングを提供している。エンジンは水冷4ストDOHC 直列4気筒の999cc。110kw(150ps)のパワーを獲得し、そのパワーをコントロールできるよう現代に相応しい最新の技術を投入。スポーティな走りと快適な乗り心地を両立している。

■主要諸元
シート高:825mm
全長×全幅×全高:2,125mm×830mm×1,110mm
重量:215kg
エンジン:水冷4ストロークDOHC 4バルブ直列4気筒
排気量:999cc
最高出力:150ps/10,000rpm
最大トルク:10.8kg・m/ 9,500rpm
タイヤサイズ:F120/70-17 R190/50-17
価格:未定

カワサキ VERSYS(ヴェルシス)1000SE 足着き良好度 ☆

【キャッピーの一言コメント】
これも無理! 残念ながら両足は着地せず、ブラ~ブラ~の状態です。ワタシの場合、補助輪的な支えがないとすぐ転んでしまうでしょうね。身長155cmのワタシとヴェルシスの全高(153cm:ハイポジション時)がほぼ一緒だし……。

【VERSYS(ヴェルシス)1000SE、ココがポイント】
 快適性と万能性を兼ね備え、ストリート走行から荒れ地走行まで、様々な路面状況下においての楽しさを提供してくれるモデル。優れたレスポンスと高いフレキシビリティを発揮する水冷4ストローク並列4気筒1,043ccエンジン、ロングストロークの電子制御サスペンション、軽快なフレームを組み合わせ、ソロライディングでもタンデムライディングでも、ワインディングでもロングツーリングでも、ライダーが望む走りを実現してくれるマルチな1台に仕上がっている。

■主要諸元
シート高:820mm
全長×全幅×全高:2,270mm×950mm×1,490(1,530mm)※()内はハイポジション
重量:257kg
エンジン:4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量:1,043cc
最高出力:120ps/9,000rpm
最大トルク:10.4kgf・m/7,500rpm
タイヤサイズ:F120/70-17 R180/55-17
価格:1,868,400円

■身長155cm、現役女子大生が足着き性をアレコレチェック!【150~400ccクラス編】/東京モーターサイクルショー2019 https://motor-fan.jp/article/10008973

■身長155cm、現役女子大生が足着き性をアレコレチェック!【125ccクラス編】/東京モーターサイクルショー2019 https://motor-fan.jp/article/10008951

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