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250ccも必要ない。ホンダCBR150Rは超楽チン系スポーツバイクだった。

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最近、125ccのコミューターや250ccクラスのスポーツモデルが人気だが、その中間にある150ccクラスを忘れてはいまいか!? 日本ではまだマイナーではあるが、バイクブーム真っ盛りのアジアではむしろ本流のクラスなのだ。その代表モデルのひとつ、CBR150Rの新型に試乗してみた。
REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
問い合わせ●エンデュランス 049-222-7770

ホンダ・CBR150R ABS……480,600円

ニーゴー顔になって本気度もアップ

 まず見た目のグレード感がアップした。デュアルLEDのヘッドライトが採用されて兄貴分のCBR250Rと同系のレーサー顔になって、全体的なシルエットもシェイプされて筋肉質に。タンクとシートカウル、マフラーやホイールのデザインも一新され、さらにメーターもフルLCDにデジタル化されるなど一気に現代的なマシンへと進化した感じだ。
 エンジンは水冷4スト単気筒DOHC4バルブに6速ミッションを組み合わせ、最高出力もクラス最強レベルの17psオーバー(公称値は未発表)を実現。足まわりも前後ディスクブレーキに正立フォークとリンク式モノショックにプリロード調整機構を備えるなど充実したスペックを誇る。

ヘッドライトがLEDデュアルタイプとなり、CBR1000RRやCBR250Rと共通イメージに刷新されたフロントマスク。

ライポジは見た目以上に快適だ

 HondaのGPマシンを思わせるレプソルカラーが眩い。車体はスリムで軽く取り回しも超ラクだし、サスペンションもソフトなので足着きも良い。
 ライポジは見た目によらずアップライトで上体の前傾も緩めなので、街乗りからツーリングまで快適にこなせるはずだ。レーサーレプリカの雰囲気を全身でアピールしながらも、実用性を考えたハンドルの高さや、ラバーマウントのふかふかしたステップなどがアジア仕様を物語っている。ある意味、ファッションでMotoGPの雰囲気を楽しむモデルなのだ。

性能を使い切れる楽しさ

 エンジンはHondaらしいメリハリのあるカチッとしたフィーリングが気持ちいい。低速から粘りがあり、上は11,000rpmまで一気に吹け上がる。パリッとした歯切れのよい鼓動感のあるサウンドも魅力だ。1速と2速の減速比が離れているため、シフトタイミングに多少に気を遣うが、一般道でも6速まできっちり使えるのがこの排気量のいいところ。
 中間加速も250ccクラスとまではいかないものの125ccとは明らかに異なるトルクの力強さが感じられる。8000~9000rpmあたりでシフトアップするのが気持ちよく、エンジンの性能を使い切って走れる感じがいい。あっという間に100km/hに達するなど高速巡行も問題ないし、その速度で切り返したときの安定感も十分なレベル。乾燥重量130kg台の軽快さはこの上なく、振り回して乗れるという点でも手の内感は250 cc以上だ。

スポーツに割り切るならチューンナップするもあり

 ただ、サーキット走るには前後サスが柔らかすぎるし、ぐにゃぐにゃゴムのステップも踏ん張りがきかない。ちなみにハンドル切れ角は非常に大きくUターンは抜群にしやすい等々、良くも悪くも未整備なアジアの道を想定した作りであることは確か。目的をスポーツライディングに割り切りたいなら、サスペンションやステップなどはカスタムするのがおすすめかと。
 ともあれ、高速道路に乗れるのは125ccにはないメリット。自分なら普段から街乗りでサクッと使いながら、たまに横浜辺りまでショートツーリングに使いたい感じ。50万円を切る価格も魅力だ。

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