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【カブとの正しい付き合い方】 相性抜群! 2台のキャンプツーリング仕様

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同じカブでも、ハンターカブやクロスカブは遊びバイクとしての要素が強い。そのためツーリング仕様にカスタムしているものが目に付いた。そうした中から2台の旅仕立てモデルを紹介してみよう。
REPORT●栗栖国安(KURISU Kuniyasu)
PHOTO●徳永茂(TOKUNAGA Shigeru)

初期型クロスカブをキャンプツーリング仕様にカスタム

載能力を高めたキャンプツーリング仕様のクロスカブ。レッグシールド装備の初期型がやはり、ツーリングには実用的だ
 キャンプツーリングが大好きなオーナーらしく、とにかく大量のキャンプ道具一式がラクに積載できるようにしてあるのが特徴。フロントには大型バスケットとインナーバスケット、リアはロングキャリアを装備した上で、後部にトップボックスを装着。さらに両サイドにサイドバッグを取り付けている。これだけの積載容量&スペースがあれば、キャンプ道具をすべて積み込んでロングツーリングが可能だ。

 エンジンなどにはとくに手は加えていないが、マフラーはアップタイプに変更。タイヤもオフロード走行を想定してブロックタイヤに換装している。さらに、冬場のツーリングに備えて大型風防とグリップヒーターを装備。電源ソケットももちろんある。まさにキャンプ用クロスカブの王道といったカスタムだ。

フロントバスケットの装着に合わせてヘッドライト類は前方へ移動。さらにガードの装着で飛び石などによる破損を防止。大型風防は雨風や寒さから体を守る
リアキャリアは東京堂のロングキャリアに変更し、トップボックス、サイドバッグ類を装着する。バッグ類だけでも大容量の積載能力があるが、キャリアのスペースにさらに、テントなどのキャンプ道具が積載可能だ
マフラーはエンデュランス製のアップタイプに変更。オフテイストの外観にするとともに、実用性も高めている
キャンプツーリングではオフロード走行することも多い。そのためブロックタイヤに履き替えている
快適性の向上も図られている。冬場のツーリング対策としてグリップヒーターを装備。さらに電源ソケットはUSBにも対応するタイプとしている
キャンプの必需品である懐中電灯も、すぐに使えるようにハンドルバーに装備してある

キャンプツーリングといえばやはりハンターカブCT110は外せない

今もファンが多いハンターカブCT110。ベースがオフロードテイストなので、ノーマルのままでもキャンプツーリングに最適

 生産終了後も根強い人気を誇るハンターカブCT110も、キャンプツーリングの定番モデル。そんなハンターカブを王道ともいえるキャンプ仕様にしたのがこのモデル。といっても大きく手を加えているわけではなく、ノーマル+α程度のカスタムで、オーナー自身が使いやすいようにしている。
 変更箇所で目に付いたのは、トップブリッジを北米仕様のCT90に標準装備されていたハンドルロックタイプに変更している点。これはキャンピングカーの背面に固定する際、ハンドルを回転させて積載しやすくするためのもので、北米市場のレジャーシーンに合わせたシステムだ。他には、リアサスをYSS製に変更し、純正の予備燃料タンクを装備。サイドスタンドは左右に装着などだ。

キャンピングカーの背面に積載しやすいようにと考案されたハンドルロック機構。日本ではなじみがないが、わざわざ換装している
リアサスはYSS製に変更。予備の燃料タンクは純正オプション用品だ。これがあるとツーリングをもっと安心して楽しめる
標準装備のセンタースタンド、サイドスタンドのほかに、右側にもサイドスタンドを装着

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