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アグレッシブに楽しめる!KTM・250 DUKE は市街地+アルファにジャストなサイズ

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⚫️ディテール解説

ユニークにスラントした個性的なフロントマスク。DUKEシリーズ一連の顔は既にお馴染みである。ヘッドライトはH4ハロゲン式。
φ43mmの倒立式フロントフォークはWP製で142mmのストロークを稼ぐ。タイヤはメッツラーのSPORTECを履く。シングルディスクローターはφ300mm。ラジアルマウントされた油圧キャリパーはBYBRE製だ。
リヤフレームとツートーンで塗り分けられたスチール製トレリス・フレームに抱えられる前傾単気筒エンジンはショートストロークタイプ水冷DOHCの249cc。
ロードクリアランスは185mm。マフラーデザインは深いリーンアングルも考慮された右出し跳ね上げタイプ。
白のバリアブルピッチスプリングを採用したボトムリンク式のリヤサスペンションは150mmのホイールトラベルを発揮する。
肉抜き軽量化と剛性バランスが追求されたダイキャスト製スイングアーム。ドライブチェーンは5.20 X-Ring サイズを採用。
リムサイドにオレンジストライプがあしらわれた軽量鋳造合金レース用ホイールを採用。リヤブレーキにはφ230mmのディスクローターにピンスライド式油圧キャリパーを選択。
左右に広がった、絞り込みの少ないパイプバーハンドル。ハンドルもミラーステー(外観)もテーパードタイプが採用されている。
いたってオーソドックスなスイッチレイアウトはとても扱いやすい。ホーンボタンもベストポジションにある。絵文字は夜間でも透過光で見やすい。
右側スイッチは赤と黒のふたつ。上の赤はエンジンキルスイッチ。下のプッシュスイッチは始動用セルモータースイッチだ。
モノクロ液晶ディスプレーを採用したメーター。速度、回転、ギヤポジション他多数の情報が表示される。サイドスタンド警告は文字表示だ。
軽く段差のあるセパレートタイプのシートを採用。前席クッションは、後方の幅を広く取り、前方は両肩がスリムに面取りされている。
テールエンドにロック機構を持つリヤシート。前シート下左側のキー操作で取り外しできる。
エアクリーナー、バッテリー、他各種電装部品が納められたシート下。ETC機器は後席下に収納できる。
クリアレンズが採用されたLED式テールランプ。もちろん点灯時は赤く、ウインカーはオレンジ色に光る。

◼️主要諸元◼️

エンジン形式:水冷・DOHC 4バルブ単気筒
排気量:249cm³
ボア・ストローク:72×61.1mm
圧縮比:12.5:1
最高出力:22kW(30hp)/9000rpm
最大トルク:24Nm/7250rpm

燃料供給方式:燃料噴射式
点火方式:フルトランジスタ式
始動方式:セルスターター
潤滑方式:ウェットサンプ
クラッチ:湿式多板、アンチホッピンググラッチ
トランスミッション:6速
二次減速比:3.067(F-15/R-46丁)

燃料消費率:3.24 l/100km(30,9km/L)

フレーム:スチール製トレリスフレーム(パウダーコート塗装)
サスペンションストローク(F/R):142mm/150mm
ブレーキ(F/R):シングルディスク・4ピストンラジアルマウント固定式キャリパー/
         シングルディスク・1ピストンフローティングキャリパー
ブレーキディスク径(F/R):300mm/230mm
タイヤサイズ(F/R):110/70ZR-17/150/60ZR-17(ラジアル・チューブレス)

ホイールベース:1357mm
キャスター:65°
最低地上高:185mm
シート高:830mm
燃料タンク容量(約):13.4L
乾燥重量:149kg

生産国:インド

◼️ライダープロフィール

元モト・ライダー誌の創刊スタッフ編集部員を経てフリーランスに。約36年の時を経てモーターファン バイクスのライターへ。ツーリングも含め、常にオーナー気分でじっくりと乗り込んだ上での記事作成に努めている。

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