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台湾で新登場のSYM CRUiSYM α/125・250・300、PCX&フォルツァと比べてみた。

  • 2020/11/15
  • MotorFan編集部 北 秀昭
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写真左はホンダ フォルツァ(250)。写真右は125cc、250cc、300ccの3エンジンを用意した新型のCRUiSYM α。

スクーター王国・台湾の人気バイクメーカー「SYM(エス・ワイ・エム)」が2021年のNEWモデルを発表。写真右は都会的なイメージとスポーツ性を融合し、ツーリング機能とアドベンチャー要素を組み合わせた多機能クロスオーバーマキシスクーター、CRUiSYM α(クルージム・アルファ)シリーズ。排気量は125cc、250cc、300ccの3カテゴリーをスタンバイ。国内では2020年より250cc版が発売中。ここでは各車の詳細に加え、ライバル車のPCX、フォルツァ(250)、フォルツァ300のスペックを比較してみた。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
※注:台湾での発売価格は未公開。また国内での販売は未定

新排ガス規制「ユーロ5」に適合した2021年モデル。NEWメーターやトラコン(TCS)も導入

CRUiSYM α(クルージム・アルファ)125/250/300

マット・グレー
ホイールはフロント14インチ、リヤ13インチを採用。

 日本では2020年、「CRUiSYM(クルージム)250」の名称で250cc版を発売。台湾ではCRUiSYM α(クルージム・アルファ)シリーズとして125cc、250cc、300ccの3カテゴリーをラインナップ。

 台湾でも人気のCRUiSYM α(クルージム・アルファ)シリーズが、新排ガス規制のユーロ5をクリアし、2021年モデルとして進化した。鳥のくちばしをイメージしたフロントデザイン、ツーリング機能とアドベンチャー要素を組み合わせた多機能クロスオーバースタイルはそのままに、エンジン各部を改良してクリーン性能をアップ。

 メーターはLCDを導入したタイプに変更。ヘッドライトは個性を主張するデュアル型LEDプロジェクターランプを採用。発進時、加速時、旋回時等にリヤタイヤのスライドを防止する「トラクションコントロールシステム(TCS)」も導入済みだ。

LCDを導入した新しいメーター。
ヘッドライトはデュアル型LEDプロジェクターランプを採用。
ブルー
ホワイト

CRUiSYM αシリーズは、共通の車体に、125、250、300の各排気量エンジンを搭載

 CRUiSYM αシリーズのポイントは、同一のフレーム&足周りに、異なる排気量の3種類のエンジンを搭載していること。エンジン形式はすべて水冷4ストロークOHC 4バルブ単気筒だが、パワーやトルクは大きく異なるのがポイントだ。エンジンの数値を比較してみよう。

【CRUiSYM α 125】
排気量:124.9cc
ボア×ストローク:Φ53x56.6mm
最高出力:10.5kW(14.27ps)/8,750rpm
最大トルク:11.3Nm/6,750rpm

【CRUiSYM α 250】
排気量:249.4 c.c.cc
ボア×ストローク:Φ71x63mm
最高出力:15.8kW(21.48ps)/7,500rpm
最大トルク:22.3Nm/5,500rpm

【CRUiSYM α 300】
排気量:278.3cc
ボア×ストローク:Φ75x63mm
最高出力:19.1kW(25.96ps)/7,500rpm
最大トルク:26.2Nm/6,750rpm

 全長2,175 mm、ホイールベース1,550 mm(125は1,530 mm)という大柄な車体のCRUiSYM αシリーズは、搭載されるエンジンによって走行フィールは大きく異なる。

 もっともパワフルなのは、最高出力25.96馬力の300。最大トルクも26.2Nmあり、ビッグサイズの車体をグイグイと引っ張ってくれる。250は21.48馬力を発揮し、ライバルに引けを取らない数値に設定。なお、125としては大柄でヘビーな重量となる125版は、同クラスの中ではやや高めの14.27馬力に設定されている。

THE ライバル対決!ホンダの125cc/250cc/300ccモデルをチェック

ホンダ PCX(125/国内モデル)
ホンダ フォルツァ(250/国内モデル)
ホンダ フォルツァ300リミテッドエディション(欧州仕様)

【ホンダ PCX(125)】
排気量:124cc
ボア×ストローク:Φ52.4×57.9mm
最高出力:9.0kW(12ps)/8,500rpm
最大トルク:12Nm/5,000rpm
全長:1,925mm
ホイールベース:1,315mm
ホイール径:前後14インチ

【ホンダ フォルツァ(250)】
排気量:248cc
ボア×ストローク:Φ68.0×68.5mm
最高出力:17kW(23ps)/7,500rpm
最大トルク:24Nm/6,250rpm
全長:2,140mm
ホイールベース:1,510mm
ホイール径:前15インチ、後14インチ

【ホンダ フォルツァ300リミテッドエディション(欧州仕様)】
排気量:279cc
ボア×ストローク:Φ72×68.5mm
最高出力:18.5kW(25.2PS)/7,000rpm
最大トルク:27.2Nm/5,750rpm
全長:2,140mm
ホイールベース:1,510mm
ホイール径:前15インチ、後14インチ

 125クラスの中では大柄な部類に属するPCXだが、CRUiSYM α 125に比べれば非常にコンパクト。それらも影響し、最高出力は12馬力とし、14.27馬力のCRUiSYM α 125よりも控え目なイメージ。とはいえ、最大トルクはPCXが0.7Nm上回っているのが特徴。

 なお、フォルツァ(250)とフォルツァ300のフォルムは、CRUiSYM αと同様のスポーティーなもの。車体はCRUiSYM α 125のほうがやや大柄。最高出力は250の場合、フォルツァが1.52馬力、300はCRUiSYM αが0.76馬力、それぞれ上回っている。

CRUiSYM α(クルージム・アルファ)125/250/300 主要スペック

・モデル:①125/②250/③300 ※頭に〇数字のない箇所は共通
・エンジン形式:4ストロークOHC 4バルブ単気筒
・排気量:①124.9cc/②249.4cc/③278.3cc
・ボア×ストローク:
①Φ53x56.6mm
②Φ71x63mm
③Φ75x63mm
・最高出力:
①10.5kW(14.27ps)/8,750rpm
②15.8kW(21.48ps)/7,500rpm
③19.1kW(25.96ps)/7,500rpm
・最大トルク:
①11.3Nm/6,750rpm
②22.3Nm/5,500rpm
③26.2Nm/6,750rpm
・燃料システム:E.F.I.
・トランスミッション:C.V.T.
・フロントサスペンション:正立型フォーク
・リヤサスペンション:デュアルショック
・フロントブレーキ:ディスク式Φ260mm + ABS
・リヤブレーキ:ディスク式Φ240mm + ABS
・フロントタイヤ:120/70-14
・リヤタイヤ:140/60-13
・全長×全高×全幅:2,175mm×760mm×1,440mm
・シート高:①750mm ②③760mm
・ホイールベース:①1,530mm ②③1,550mm
・燃料タンク容量:12L

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