やりすぎくらいがちょうど良い?125ccとは思えないワイルドさ!

ヤマハ最新125ccミッション車「XSR125」をベースに、スクランブラースタイルをカスタムすべく進行中。前回からガレージ146の石村さん(以下、イシム)も仲間に加わり、カスタムの方向性が見えてきた。林道をアタックできるスタイルなんだけど、「ストリート」もしっかり走るグッドバランスを目指します。

さっそく海外のSNSをチェックしてカスタムサンプルを研究したり、ウ○ビックなどの国内ECサイトをハシゴして分かったことがある。「さすが人気車パーツが多いな」だ。ベストが見つかったと思った矢先に気になるものが出てきたりと、うれしい事だが決めきれない。そんな状況を察してか気まぐれか?イシムさんから「とりあえずタイヤ変えない?それからイメージ固めていきましょ」とご提案いただき、ですよね♪と早速オーダー。

届いてびっくり! 数値的にはいけるハズだけど、デカさはぶっちゃけ想像以上。とくにフロントは2サイズアップだから心配だね。ま、とりあえず交換しちゃいましょう

SHINKO E705/E805

サイズ:130/80-17(フロントに装着)・150/70B-17(リヤに装着)

価格:オープン

問シンコータイヤ 公式サイトはこちら

ノーマルタイヤと比較したら太さと高さにびっくり!

フロントタイヤは110/70-17から130/80-17にアップ。トレッドパターンもブロックが大きく

かなり印象変わりそう。

リヤタイヤはドライブチェーンとのクリアランスの心配もあり1サイズアップに(140/70-17→150/70-17)
チェーンカバー外せば2サイズアップもイケるかな?

選んだタイヤは、チューブレスホイール対応でゴツくてかっこいいパターンのやつ(見た目重視ですハイ)。太足化にあたっては、全バラ時にフロントフォークやスイングアームの内側寸法(ウチウチ)を測っていたためサイズ選びはスムーズだったし、オートサロンオギヤマが製作したXSR155ベースのカスタム車車もチェックしました。フロントタイヤは、ノーマル110/70に対して130/80と2サイズアップ+高さちょい増し。リヤタイヤは140/70に対して150/70と1サイズアップだ。ちなみにメーカーは「SHINKO」で、銘柄はE705(前)・E805(後)。姿勢も前上がりになり、タイヤがデカいから迫力もマシマシ! ……いや、車高もアップして足が届かないんですけど(イシム)。

リヤは余裕でクリア!フロントはフェンダーを外して対応

デザイン性が高くサイズ的にも余裕があるスイングアームは、1サイズアップ(140→150)なら問題なし。右側は余裕で、左側もドライブチェーンとの距離もそこまでギリギリではなかった。さらに太くするならオフセットスプロケットやスイングアーム自体の加工や新規作成も必要になるかもしれない。現実的にはこれくらいがバランス良いのかなと思っています(イマのところ)。

想定はしていたけれど、フロントタイヤは見事にフロントフェンダーとヒット(接触)。

幅が2サイズ(110→130)太くなっても余裕だったフロントフォークとのクリアランス。しかし高さが増した(70→80)ために、フロントフェンダーにはヒットしてしまった。応急処置としてフロントフェンダーレスで対応したけど、これはこれでワイルドでGOOD。実用性とルックスを考えた取り付け位置と形状を考え中。社外製パーツであるといいなぁ。

ハンドリングにクセはない……けれど全然曲がらない

マシンのデザインがシンプルなぶん、タイヤを換えただけでガラッと印象が変わったXSR125。幅/高さ共に大きくなったため跨った際の足つき性は悪いものの、全体のシルエットはスクランブラースタイル寄りに。走り出してしまえば意外とニュートラルな特性で乗りずらいということはなし。ただし、コーナリングはイメージ通りに曲がらず、クセを掴むのに少々時間がかかりそう。

交換した当初は曲げるぞ!と意識しながら乗っていたけれど、数日もたてば身体が自然と慣れて違和感なく曲がれるように。乗り味は少々硬めのフィーリングだ。

取材協力

■ガレージ146(ガレージイシム)
■営業時間:夕方~夜遅く

■定休日:不定休

東京都杉並区、環状八号線沿い井荻トンネル付近にたたずむ隠れ家的ショップ。掛け持ちで仕事をしていることもあって営業時間は不規則。来店時はインスタグラム経由で連絡をしてからが吉だ。インスタグラムID @1ndepended4life

XSR125主要諸元

XSR125
認定型式/原動機打刻型式8BJ-RE46J/E34LE
全長/全幅/全高2,030mm/ 805mm/1,075mm
シート高810mm
軸間距離1,325mm
最低地上高170mm
車両重量137kg
燃料消費率*1国土交通省届出値
定地燃費値*2
60.3km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 *349.4km/L(クラス2 サブクラス2-2)1名乗車時
原動機種類水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ
気筒数配列単気筒
総排気量124cm3
内径×行程52.0mm×58.7mm
圧縮比11.2:1
最高出力11kW(15PS)/10,000r/min
最大トルク12N・m(1.2kgf・m)/8,000r/min
始動方式セルフ式
潤滑方式ウェットサンプ
エンジンオイル容量1.05L
燃料タンク容量10L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式フューエルインジェクション
点火方式TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式12V, 3.0Ah(10HR)/YTZ4V
1次減速比/2次減速比3.041(73/24)/3.714(52/14)
クラッチ形式湿式, 多板
変速装置/変速方式常時噛合式6速/リターン式
変速比1速:2.833 2速:1.875 3速:1.363 4速:1.142 5速:0.956 6速:0.840
フレーム形式ダイヤモンド
キャスター/トレール25°30′/88mm
タイヤサイズ(前/後)110/70-17M/C(54S)(チューブレス)/140/70-17M/C(66S)(チューブレス)
制動装置形式(前/後)油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後)テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプLED
乗車定員2名

メーカー公式サイトはこちら

おまけ 新作パーツ for XSR125

シンプルで飽きのこないデザインも支持されているXSR125は、ドレスアップパーツも数多くラインナップ。ここでは出来立てほやほやの新製品を厳選。自分だけの1台をメイクしちゃって!
REPORT:ヤンス高橋



スペシャルパーツ武川

ストリームラインLEDウインカーキット
3万4100円
ノーマル形状から細長く、スリムになったLEDウインカー。アルミボディを採用し、ラバーマウントにより耐久性を確保。純正ウインカー取付部に専用スペーサーが同梱する。

スペシャルパーツ武川

フェンダーレスキット(LEDミニテールランプ(ブラック)付)
1万4850円
テールランプもフェンダーの下にコンパクトに収まり、スッキリとしたテール周りを実現。さらに、テールランプのインナーカラーはブラックタイプとレッドタイプの2色展開だ。

ワイズギア
ローダウンリンク XSR125
8250円
純正シート高810mm(けっこう高いんです!)に対して20mmダウンの790mmまで下がるサスペンションリンク。XSR125専用設計でサスペンションの動きを妨げない。

ヨシムラジャパン
ステアリングステムナット M22xP1.0
3850円
鉄製のメッキナットの純正から、軽量化されたアルミ削り出しのスタイルへドレスアップ。アルマイトカラーはレッド、ゴールド、グレーの3色。ホワイトレターのロゴもレーシー。

キジマ

テールランプKIT LED
2万8600円
兄貴分のXSR900を彷彿とさせる砲弾タイプの
テールランプ。従来の樹脂ボディから質感の高
かいボディへ。テールランプ点灯時には奥行き
感が演出され、深みのある赤色に光る。


キジマ
フェンダーレスKIT
1万5400円
ノーマルフェンダーからスッキリと、テールカ
ウルまでのデザインを高調したフェンダーレス
キット。公道走行に必要な条件を満たし、コン
パクト化されたライセンスランプも付属。

※この記事は月刊モトチャンプ2024年10月号を基に加筆修正を行っています